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Microsoft が、”Internet Explorer 6（IE 6）” ～ “Internet Explorer 11（IE 11）” に未解決の脆弱性が見つかったため、この脆弱性に関するアドバイザリ（2963983）を公開しています。

対象は、”Windows 8.1″、”Windows Server 2012 R2″ などを含む、ほぼすべての Windows OS 上の “Internet Explorer（IE）” になります。

この問題は、削除されたメモリーや適切に割り当てられていないメモリー内のオブジェクトに “Internet Explorer（IE）” がアクセスする方法に存在しており、悪用された場合、特別に細工された Web ページを表示した場合、リモートで任意のコードが実行される可能性があります。
Microsoft では本アドバイザリの調査が完了した時点で月例または臨時の更新のプログラムを公開して修正する予定とのことです。
なお、当面の対策として “Enhanced Mitigation Experience Toolkit（EMET）4.1” および “Enhanced Mitigation Experience Toolkit（EMET）5.0 Technical Preview” の適用にて回避が行えるとのことです。
また、”Internet Explorer（IE10）” および “Internet Explorer 11（IE11）” の場合、拡張保護モードを有効にすることでも、本アドバイザリの影響を緩和できるとのことです。