【トラブルシューティング】Mac で使用できるディスクのフォーマット形式

トラブルシューティング

OS X 10.8 Mountain Lion

普段利用しているスマートフォン(iOS、Android)やコンピューター(Mac、Windows PC)のシステム部分となる OS(Operationg System)。

代表的なものには、Mac の搭載する OS X(OS X 10.8 Mountain Lion など) や Windows PC の搭載する Windows(Windows 8.1、Windows 7 など)があげられます。

その他、モバイルでは iOS(iPhone、iPad)、Android などが身近なものであると思う。

これらの OS(Operationg System)間でファイル転送(データのやり取り)を行う場合はフォーマット形式について注意する必要があります。

今回は、これら OS(Operationg System)間で読み書きなどを行うストレージ(HDD、SSD、USB メモリ、SD カード、microSD カードなど)で使用されるフォーマット形式について取り上げていきましょう。






Apple File System(APFS)

Apple File System(APFS)は、macOS 10.13 High Sierra 以降を搭載するコンピューター(Mac)から採用された従来までのファイルシステム(HFS+)の後継となるフラッシュ/SSD ストレージに最適化されたデフォルトのファイルシステムになります。

強力な暗号化と領域共有、スナップショット、高速なディレクトリのサイズ調整および基本的なファイルシステムの向上が特徴になります。

従来の HDD(ハードディスクドライブ)を搭載した以前のシステムや直接接続された外部ストレージも使用可能であり、では、APFS を起動可能なボリュームおよびデータボリュームの両方でサポートしています。

macOS 10.13 High Sierra 以降を使用するコンピューター(Mac)では、下記の APFS フォーマットのいずれかを選択してください。

フォーマット
Apple File System(APFS)
APFS フォーマットを使用するフォーマット
APFS(暗号化)Mac OS 拡張
APFS フォーマットを使用し、ボリュームを暗号化するフォーマット。
APFS(大文字/小文字を区別)
  • APFS フォーマットを使用し、ファイル名およびフォルダ名の大文字/小文字を区別するフォーマット。
  • ※ 「Homework」と「HOMEWORK」という名前のフォルダは、2 つの異なるフォルダとなります。
APFS(大文字/小文字を区別、暗号化)
  • APFS フォーマットを使用し、ファイル名およびフォルダ名の大文字/小文字を区別し、ボリュームを暗号化するフォーマット。
  • ※ 「Homework」と「HOMEWORK」という名前のフォルダは、2 つの異なるフォルダとなります。




Mac OS 拡張

macOS 10.12 Sierra 以前を使用するコンピューター(Mac)との互換性を保つには、以下の Mac OS 拡張ファイル・システム・フォーマットのいずれかを選択しましょう。

フォーマット
Mac OS 拡張(ジャーナリング)
Mac OS 拡張(ジャーナリング)を使用して階層ファイルシステムの整合性を保護するフォーマット
Mac OS 拡張(ジャーナリング、暗号化)
Mac OS 拡張(ジャーナリング、暗号化)を使用し、パスワードを要求し、パーティションを暗号化するフォーマット。
Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)
  • Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)を使用し、フォルダ名の大文字/小文字を区別するフォーマット。
  • ※ 「Homework」と「HOMEWORK」という名前のフォルダは、2 つの異なるフォルダとなります。
Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング、暗号化)
Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング、暗号化)を使用し、フォルダ名の大文字/小文字を区別し、パスワードを要求し、パーティションを暗号化するフォーマット。

Mac のディスクユーティリティで利用できるファイル・システム・フォーマット

Mac の「ディスクユーティリティ」では、下記の複数のファイル・システム・フォーマットをサポートしています。

フォーマット
Apple File System(APFS)
macOS 10.13 以降で使用されているファイルシステム
Mac OS 拡張
macOS 10.12 以前で使用されているファイルシステム
MS – DOS(FAT)および ExFAT
Windows との互換性があるファイルシステム

Windows 互換フォーマット

Windows で使用するディスクをフォーマットする場合は、以下の Windows 互換ファイル・システム・フォーマットのいずれかを選択しましょう。

フォーマット
exFAT
32 GB を超える Windows ボリュームに使用するフォーマット
MS – DOS(FAT)
32 GB 以下の Windows ボリュームに使用するフォーマット

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Windows の場合は、Mac OS 拡張ジャーナリング(HFS+)のフォーマット形式は認識すらしません。実際、筆者も確認のため自宅の外付け HDD に USB 接続して試してみたものの、ドライバをインストールしますというポップアップが出てくるだけで終了しました。Windows と外付け HDD でファイルを共有したい時などは、注意してください。

 WindowsMac を使う際に身近な外付け HDD などのストレージのフォーマット形式は、気づきにくい重要な要素だったりします。MacWindows と 外付け HDD 内のファイルのやりとりをする時には、こういう注意点を覚えておくといざという時に役立ちますので、頭の片隅に入れておいてください。

ディスクフォーマットの種類

Apple File System(APFS)
HFS+
NTFS
FAT32
exFAT
メリット
  • マルチスレッド化されたことによりファイルコピーが高速化された
  • パーティションサイズを自由に変更可能
  • ファイル管理が、64 bit になったことでより多くのファイルを扱うことが可能。
  • OS X 10.3 Panther 以降対応
  • 最大ボリュームおよびファイルサイズは約 8 EB(エクサバイト)
  • ※ OS のバージョンによって異なります
  • 1 ファイルが 4 GB 以上でも保存可能
  • ※ 容量制限なし
  • FAT16 よりもクラスタサイズが小さく、ディスクを効率的に使用可能。
  • 1 つの領域として確保できる容量は、最大 2 TB まで。
  • 1 ファイルの容量は最大 4 GB。
  • ※ Windows 98、Windows 98SE の場合は、2 GB まで
  • 1 ファイルが 4 GB 以上でも保存可能
  • ※ 容量制限なし
  • 32 GB 以上の領域を 1 ボリュームとして設定可能
デメリット
  • macOS 専用
  • macOS 10.12 Sierra 以前のコンピューター(Mac)ではデータの読み書き不可
  • Time Machine 用 HDD は、HFS+ のみ対応
HFS+ に一度フォーマットすると、Mac OS 8.1 より古いバージョンへの対応不可
  • Windows 3.1、Windows NT、Windows 95(4.00.950/4.00.950a)、Windows 98、Windows 98SE、Windows Me、Windows 98SE、DOS などでは使用不可。
  • ※ Windows NT 4.0は、NTFS に対応
  • Windows 2000、Windows XP、Windows Vista で、FAT32 でフォーマットされた領域作成は、OS の制限により 32 GB までとなります。
  • ※ FAT32 のファイルシステムの場合は、32 GB 以下の容量で領域を作成しましょう。
  • Windows 95(4.00.950/4.00.950a)、Windows NT、Windows 3.1、DOS などでは使用不可。
  • ※ 確保する領域が 512 MB 以下のときは、FAT16 としてフォーマットされます。
  • Windows XP SP2、Windows XP SP3 で exFAT に対応させるためには、Microsoft の公開している exFA T対応更新プログラムを適用する必要があり。
  • 内蔵ストレージには適用不可
  • Windows との互換性なし
  • HFS+ から Apple File System(APFS)への変換は可能
  • Apple File System(APFS)から HFS+ への変換は不可
  • Apple File System(APFS)でフォーマットした USB メモリは、コンビニのマルチコピー機や写真屋の DPE 機で読み込み不可
  • ※ 印刷用の写真データの持ち運びには、FAT32 か exFAT フォーマットを利用しましょう。
  • Time Machine は、バックアップ先の外付け HDD として Apple File System(APFS)をサポートしていないため、Apple File System(APFS)でフォーマットされたディスクをバックアップ先として指定すると HFS+ で再フォーマットされます。
  • Windows との互換性なし
  • HFS+ でフォーマットした USB メモリは、コンビニのマルチコピー機や写真屋の DPE 機で読み込み不可
  • ※ 印刷用の写真データの持ち運びには、FAT32 か exFAT フォーマットを利用しましょう。
  • macOS(読み取り:○、書き込み:x)
  • HFS+ から Apple File System(APFS)への変換は可能
  • コンピューター(Mac、Windows PC)以外では利用できないことが多いため注意。
  • macOS でも利用可能
  • Windows で 32 GB を超える容量の機器を使用する場合は、メーカーが提供しているフォーマッターを利用する必要があり。
  • ※ DiskFormatter2 など
  • macOS でも利用可能
  • コンピューター(Mac、Windows PC)以外の古い機器(携帯電話、AV 機器等)では利用できない場合があり。

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