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MM 総研が、2013 年（2013 年 1 月 ～ 2013 年 12 月）の国内携帯電話端末の出荷台数調査結果を発表しています。
※ 東京都港区、所長：中島 洋
2013 年（2013 年 1 月 ～ 2013 年 12 月）の総出荷台数は前年比 10.2 % 減の 3,929 万台と、4,000 万台を下回る結果になったとのことです。
なお、スマートフォンにおける同年出荷台数は前年比 3.7 % 減の 2,928 万台となる一方で、総出荷台数に占めるスマートフォン出荷概数比率は 74.5 %（前年比 5.0 % 増）へと上昇しています。
目次
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2013 年（2013 年 1 月 ～ 2013 年 12 月）のサマリー
- 2013 年の出荷台数が低調となった主な要因としては、以下の 2 点の要因によるものと分析されています。
- 1. NTT docomo への iPhone の投入を含めたキャリアによる過剰な iPhone 優遇施策の影響によって、その他国内、海外メーカーの投入する Android スマートフォンとの正当な競争環境が形成されていないこと。
- 2. フィーチャーフォンのユーザーによるスマートフォンへのシフトのペースが想定以上に早く鈍化してきていること。
- 総出荷台数
- ※ スマートフォンおよびフィーチャーフォンを含む
3,929 万台
- 10.2 % 減
- ※ 前年同期比
- 出荷台数
- ※ スマートフォン
2,928 万台
- 3.7 % 減
- ※ 前年同期比
総出荷台数に占めるスマートフォンの出荷台数比率
74.5 %
- 5.0 % 増
- ※ 前年同期比
メーカー別シェア動向
2013 年（2013 年 1 月 ～ 2013 年 12 月））
1 位
- Apple
- ※ 出荷台数：1,277 万台
- 前年比：25.3 % 増
- シェア：32.5 %
- 前年比：9.2 % 増
2 位
- SHARP
- ※ 出荷台数：572 万台
- 前年比：1.4 % 増
- シェア：14.6 %
- 前年比：1.7 % 増
3 位
- ソニー モバイル コミュニケーションズ
- ※ 出荷台数：496 万台
- 前年比：27.2 % 増
- シェア：12.6 %
- 前年比：3.7 % 増
4 位
- 富士通
- ※ 出荷台数：381 万台
- 前年比：47.9 % 減
- シェア：9.7 %
- 前年比：7.0 % 減
5 位
- 京セラ
- ※ 出荷台数：347 万台
- 前年比：5.8 % 増
- シェア：8.8 %
- 前年比：1.3 % 増
6 位
- Samsung
- ※ 出荷台数：231 万台
- 前年比：32.3 % 減
- シェア：5.9 %
- 前年比：1.9 % 減
7 位
その他
2014 年度下期（2014 年 4 月 ～ 2015 年 3 月）の展望
- 2013 年度第 4 四半期（2014 年 1 月 ～ 2014 年 3 月）には、既に発表済みで未発売の春モデルの出荷が見込めるものの、冬モデルの大部分は既に第 3 四半期（2013 年 10 月 ～ 2013 年 12 月）に出荷されています。
- このため、2013 年度第 4 四半期の出荷台数は低調に推移する見通しとのことです。
- 2013 年度通期の総出荷台数は 3,710 万台（前年度比：11.3 % 減）となり、結果として 2013 年 10 月末時点に予測された 3,960 万台と比較して 250 万台少ない下方修正となっています。
- また、2013 年度のスマートフォン出荷台数は、2,750 万台（前年度比：7.5 % 減）となり、スマートフォン出荷台数比率は 74.1 %（前年度比：3.0 % 増）になるものと予測されています。
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関連リンク
- ・2013 年国内携帯電話端末出荷概況 – 株式会社 MM 総研：https://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120140130500
- ・株式会社 MM 総研：https://www.m2ri.jp/
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