【Noble Audio】”MEMS ドライバー” を搭載したハイブリッド構成の完全ワイヤレスイヤフォン “FALCON MAX” を参考展示

2023/12/09
Masahiro
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FALCON MAX

株式会社エミライが、同社の取扱う “Noble Audio” より、音質ファーストの思想を新たな領域へ押し上げることをコンセプトに初の MEMS ドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤフォン “FALCON MAX” を “ポタフェス 2023 冬秋葉原” にて参考出展しています。

現時点では今冬リリース予定となり、価格も未定とのことです。

なお、海外における参考価格は約 $240。

※ “ポタフェス 2023 冬秋葉原” は 2023 年 12 月 9 日（土）〜 2023 年 12 月 10 日（日）の 2 日間にわたって、秋葉原にある “ベルサール秋葉原” にて開催されます。

“FALCON MAX” には、戦略的パートナーシップを締結した xMEMS Labs の “Cowell” MEMS ドライバーを高域用に搭載しているほか、10 mm 径の DD（ダイナミックドライバー）も組み合わせたハイブリッド構成が採用されています。
近年の “Noble Audio” では、IEM 開発においても様々なドライバーを利用したハイブリッド構成のイヤフォンをリリースしてきており、日本で好評だったピエゾドライバーを採用したユニバーサル IEM “Noble Audio KAHN” も記憶にあるユーザーもいるかと思います。
今回採用した “Cowell” MEMS ドライバーも同じピエゾの原理で発音するドライバーとなり、あらゆるドライバーを巧みに操る “Wizard” ジョンモールトン博士の経験やチューニング技術が活かされているとのこと。
“Noble Audio” らしい沈み込むように下支えする低域に加えて、中高域のヌケの良さは秀逸といった印象です。
SoC には、Snapdragon™️ Sound をサポートした “Qualcomm®︎ QCC5171（Qualcomm®︎ S5 Sound Platform）” を採用し、Hi – Res（ハイレゾ）認証の取得も予定しているとのこと。
対応コーデックは、SBC、AAC、aptX Adaptive（24 bit／96 kHz、Lossless、Low Latency）、LDAC、LC3（LE Audio 時）になります。
また、第 3 世代となる Adaptive Active Noise Cancellation（ANC）も搭載しており、右側のフェイスプレートをタップすれば、ノイズキャンセリングの ON／OFF のほか、アンビエントモードへの切り替えも行えます。
その他にも複数のデバイスとの接続を実現するマルチポイント、マルチペアリング機能やクリアな音声品質を実現する ”aptX Voice” や IP54 等級の防塵、防水性能に対応しています。
なお、ワイヤレス充電に対応した充電ケースが付属しているほか、高い遮音性を持ちつつも快適な装着感を実現したフォームタイプのイヤーピースが付属するとのこと。