【FiiO】筐体素材やダイヤフラムの変更、サウンドの再チューニングを施した “JD3 Black Edition” をリリース

株式会社エミライが、2023 年 1 月 27 日に同社の取扱う FiiO の 9.2 mm 大口径ダイナミックドライバーを再チューニングして刷新されたサウンドを楽しめる “FiiO JD3 Black Edition” をリリースすることを発表しています。

“FiiO JD3 Black Edition” は、基本的な製品構造は “FiiO JD3” と共通していますが、筐体素材やダイヤフラムの変更、サウンドの再チューニングを施すことでベースモデルとは異なるサウンドが楽しめるインイヤーイヤフォンです。

価格は、約 3,300 円となります。

・“FiiO JD3 Black Edition” では、チタンメッキの施された複合素材ダイヤフラムを採用した 9.2 mm 径の大口径ダイナミックドライバーを搭載しています。
また、二重構造のハウジング内部には細部にわたるまで音質を優先した設計が施されています。

高磁束ネオジウムマグネットによる高いドライブ性能

・“FiiO JD3 Black Edition” のドライバーには、高磁束のネオジウムマグネットを採用することで十分なドライバー駆動力を備えています。
また、軽量かつ高い内部損失を持つ複合素材の振動板を採用し、ボイスコイルに軽量な CCAW（銅被覆アルミ線）を採用するなどの駆動部分の軽量化も行うことで、高い過渡特性を獲得しています。
これらにより、107 dB／mW の高感度を実現し、クリアな中高域と深い低域をもたらします。

ハウジング内部に不要な定在波を除去する吸音材を配置

・一般的なドライバーから放たれた音は、ハウジング内部で不要な反射を起こして音質に悪影響を及ぼす場合があります。
“FiiO JD3 Black Edition” では、ドライバーの直近に不要な音波を吸収するための吸音材を配置することで、定在波を大幅に低減し、歪みのないクリアな音質を実現しています。

特許技術 “バランスドプレッシャーリリーフシステム” を採用

FiiO の特許技術である “バランスドプレッシャーリリーフシステム” が、“FiiO JD3 Black Edition” のセミオープン構造による耳の気圧調整を自動的に最適化するので、大振幅に対しても歪みのない自然で弾力のある低音を実現しています。

ハーマンターゲットカーブを意識したサウンドチューニング

・“FiiO JD3 Black Edition” のサウンドチューニングには、ベースモデルとなる “FiiO JD3” とは異なるより多くのユーザーに好まれるサウンドを目標にして、”ハーマンターゲットカーブ（in Ear 2019）” に近しい周波数特性となるように再チューニングされています。
※ “ハーマンターゲットカーブ” は、科学者でありオーディオエンジニアでもあるショーンオリーブ氏と彼のチームが開発した “多数のリスナーにとって理想的” とされる周波数特性になります。

繋ぎ目のないユニボディー構造によるアルミウム合金筐体

マイク付きリモコンと USB Type – C® アダプターにより、UX（ユーザーエクスペリエンス）を向上

・“FiiO JD3 Black Edition” には、高性能マイク内蔵のリモコンが搭載されているので、音楽の再生、一時停止、音量調整などの操作をプレイヤー側での変更に頼らずに行うことができます。
なお、高性能マイクを搭載しているので、電話やオンラインミーティングの際にも快適に利用できます。
また、“FiiO JD3 Black Edition” では、3.5 mm to USB Type – C® アダプターが付属しており、このアクセサリーを利用すれば、オーディオ端子のないデバイスであっても “FiiO JD3 Black Edition” と接続して音楽を楽しむことができます。
※ リモコン機能は、多くの Android および iPhone といった iOS デバイスに対応しており、、再生／一時停止、応答／通話、次／前のトラック、ボリューム調整などの機能を提供していますが、全ての製品との組み合わせを保証するものではないため、注意してください。
※ 付属の 3.5 mm to USB Type – C® ケーブルは、多くの USB Type – C® コネクターを搭載するデバイスとの互換性がありますが、全ての製品との組み合わせを保証するものではないため、注意してください。