【FiiO】コンパクトな DAC 内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ “Q11” をリリース

2023/02/04

Masahiro

株式会社エミライが、2023 年 2 月 10 日に同社の取扱う Fiio Electronics より、スマートフォン（iPhone、Android）をはじめとする様々なデジタルデバイスと接続することで、本格的なオーディオ体験を楽しめる DAC 内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ “Q11” をリリースすることを発表しています。

価格は、約 14,850 円（税込）となります。

・“Q11”
が搭載する Cirrus Logic 製の DAC チップ “CS43198” は、同社が定めた最高水準のオーディオ再生が行える製品であることを示す “MasterHIFI DAC” になります。
このハイパフォーマンスな DAC チップを活かすために、“Q11” のオーディオ回路に 2 つのオペアンプや高精度な水晶発振器、低ノイズレギュレータ等の高品質なコンポーネントを採用しています。
これにより、“Q11” では音の再現性に優れ、瑞々しさを感じるサウンドを実現しています。

4.4 mm バランス接続に対応し、よりクリアで力強いサウンドを実現

・“Q11” には、一般的な 3.5 mm ステレオミニプラグを用いた接続だけでなく、左右の信号を分離することで音の広がりや分離感を向上させ、音質に影響を与えるノイズを低減する 4.4 mm バランス接続に対応しています。
また、“Q11” の 3.5 mm 出力端子はヘッドフォン出力だけで、同軸デジタル出力にも対応しています。
※ 同軸デジタル出力を行うためには、別途 “3.5 mm 4 極コアキシャルケーブル” を用意してください。

先代比約 2.9 倍となる最大 650 mW へと進化した高出力設計

・“Q11” は、そのコンパクトなサイズから受ける印象以上にパワフルな出力レベルを備えています。
バランス出力時の最大出力レベルは、前世代モデル（FiiO Q1 Mark II）と比較して、約 2.9 倍ほどの 650 mW にい達しています。
また、ゲインはハイとローの 2 段階から設定が行えるので、接続するイヤフォンやヘッドフォンの能率に合わせて、最適な音量に調節することができます。

質感にこだわった電源スイッチ兼用ボリュームノブを搭載

・滑らかな手触りとグリップ感、そして回転させたときの重みにこだわった “Q11” のボリュームノブは、実際に音量を増減させるときに、増減させるときにストレスなく細かな調整を行うことができます。
また、このボリュームノブは電源スイッチを兼用しているので、“Q11” の電源オンからボリュームノブの調整までをシームレスに行うことが可能です。

コンパクトな筐体に 2,600 mAh の大容量バッテリーを搭載し、最大 13.5 時間の連続再生を実現

・“Q11” のデザインには、持ち歩きを前提として、スマートフォン（iPhone、Android）のようなデバイスと重ねても邪魔に感じにくい、コンパクトなサイズに設計されています。
また、最大 13.5 時間の連続再生が行える大容量バッテリーを搭載しているので、毎日の通勤や休日のお出かけなどに持ち歩いても、急にバッテリーが切れてしまうようなストレスがなく音楽を楽しむことができます。

LED 色の変化で直観的に再生周波数の確認が可能なライトウィンドウ

・“Q11” には、内部の主要なコンポーネントを覗き込むことができるだけでなく、再生中データのサンプリングレートや DSD ファイルに応じた色鮮やかな LED 効果を楽しむことのできるライトウィンドウが採用されています。
※ 48 kHz 以下の PCM：ブルー
48 kHz を超える PCM：イエロー
DSD：グリーン
※ “Q11” を “FiiO Control” アプリケーションと連携することで、LED 効果のオン／オフの設定が行えます。