【Microsoft】2015 年第 1 四半期（2014 年 7 月～ 2014 年 9 月期）の決算を発表

Microsoft が、2015 年第 1 四半期（2014 年 7 月～ 2014 年 9 月期）の決算を発表しています。

同社の CEO である “Satya Nadella（サティアナデラ）” 氏は、”すべてのユーザーおよび組織はイノベーションを果たす事業改革のツールとして Microsoft を選択し続けており、この四半期におけるクラウドサービス全体の成長が目覚ましかった” とのコメントを行っています。

“FY15 Q1” の決算について

2015 年第 1 四半期（2014 年 7 月～ 2014 年 9 月期）の売上高は、25 % 増加の $232 億 100 万、売上総利益率も 12 % 増加の $149 億 2,800 万となっています。
また、営業利益は $65 億 9,400 万、純利益は 8 % 減少し、$58 億 4,400 万となりました。
なお、1 株あたりの利益は $0.54 となっています。
また、これらの業績には 2014 年 7 月に発表された Microsoft の “Nokia Device & Service（NDS）” 事業の統合に関する統合およびリストラにかかる費用 $11 億 4,000 万が含まれています。
※ 1 株あたり $0.11 のマイナス影響

売上高

$232 億 100 万

売上総利益率

$149 億 2,800 万

営業利益

$65 億 9,400 万

純利益

$58 億 4,400 万

1 株あたりの利益

$0.54

・“Office 365 Home” および “Office 365 Personal” の契約者が 700 万人を超え、前四半期比で 25 % 以上増加しています。
・”Surface Pro 3″ の勢いが “Surface” の収益を $9 億 800 万に押し上げています。
・新しい “Windows Consumer Licensing Programs” が販売台数のプラス成長をけん引したものの、OEM の Windows 8.1 Pro 以外の売上が 1 % 減少しています。
・Xbox コンソールゲームの総販売台数が 240 万台となり、約 102 % の成長を達成しています。
なお、”Xbox One” は 28 の新しいマーケットでリリースされています。
・スマートフォンなどのハードウェアの売上は、実行規律に継続的な重点を置きながらも約 26 億を超えています。

・サーバー製品およびサービスの売上高は、”SQL Server”、”システムセンター”、”Windows Server” が 2 桁増加の 13 % 増加となっています。
・“Office” の商用製品およびサービスの売上は、ユーザーの “Microsoft 365（旧称：Office 365）” への移行に伴い 5 % 増加しています。
・商用クラウドサービスの売上は “Microsoft 365（旧称：Office 365）”、”Azure”、”Dynamics CRM” が牽引し、128 % の増加を達成しています。
・”Microsoft Lync Server”、”Microsoft SharePoint Server”、”Microsoft Exchange Server” などのサーバー製品は合計で 2 桁成長を果たしています。
・”Windows” のボリュームライセンス収入が約 10 % の増加を達成しています。