【トラブルシューティング】”MMS” の設定する 13 の手順【au】【iOS 5】

au の “iPhone” で “MMS（Multimedia Messaging Service）” を設定する方法のチュートリアルになります。

au では “iPhone 4s” がリリースされた頃は “MMS（Multimedia Messaging Service）” に未対応だったため、キャリアメール（”@ezweb.ne.jp”）は [メール] アプリケーションに設定して利用する方法のみが提供されていました。

しかしながら、2012 年 4 月 16 日（月）のキャリアアップデートによって、“MMS（Multimedia Messaging Service）” への対応が行われ、[メッセージ] アプリケーションでも使用できるようになりました。

・キャリアメール（@au.com、@ezweb.ne.jp）は、[メール] アプリケーション、または、[メッセージ] アプリケーションに設定して利用することができます。
※ [メール] アプリケーションで閲覧したメッセージは、[メッセージ] アプリケーションに引き継がれないため、留意してください。

“MMS（Multimedia Messaging Service）” のキャリア別対応可否一覧

“MMS（Multimedia Messaging Service）” に対応しているキャリアは、SoftBank または、au のみとなります。

まずは、”SMS（ショートメッセージサービス）” と MMS（Multimedia Messaging Service）” の違いについて押さえておきましょう。

キャリア（SoftBank、au）やサブブランド（Y！mobile、UQ mobile）、MVNO などのメールアドレスで長文や画像を添付して送受信が行えるメッセージングサービスになります。
※ au（@au.com、@ezweb.ne.jp）のメールアドレスでは、[メール] または、[メッセージ] アプリケーションのいずれかへの設定が行えます。

各キャリア間の電話番号のほか SMS（ショートメッセージサービス）相互接続他事業者宛てに文字メッセージの送受信が行えるサービスになります。
宛先に電話番号を指定するため、相手のメールアドレスが不明な場合でもメッセージの送信が行えます。
※ “iPhone” から絵文字を含んだ SMS（ショートメッセージサービス）を送信した場合、受信側のデバイスなどの環境によっては正しく表示されない場合があります。
“iPad” では、”SMS（ショートメッセージサービス）” の利用は行えません。

SMS（ショートメッセージサービス）

アドレス：携帯電話
※ au、NTT docomo、Y！mobile、UQ mobile、SMS 付きプランの MVNO など）、PHS、コンピューター（Mac、Windows）など
送信先：ケータイ
料金：3 〜 30 円（1 通）
アドレス設定：不要

アドレス：携帯電話
※ SoftBank、NTT docomo、楽天モバイル、Y！mobile、UQ mobile、SMS 付きプランの MVNO など）、PHS、コンピューター（Mac、Windows）など
送信先：ケータイ
料金：3 〜 30 円（1 通）
アドレス設定：不要

アドレス：携帯電話
※ SoftBank、au、楽天モバイル、Y！mobile、UQ mobile、SMS 付きプランの MVNO など）、PHS、コンピューター（Mac、Windows）など
送信先：ケータイ
料金：3 〜 30 円（1 通）
アドレス設定：不要

アドレス：携帯電話
※ SoftBank、au、NTT docomo、Y！mobile、UQ mobile、SMS 付きプランの MVNO など）、PHS、コンピューター（Mac、Windows）など
送信先：ケータイ
料金：3 〜 30 円（1 通）
※ Rakuten Link：0 円
SMS：3 円
アドレス設定：不要

[メッセージ] アプリケーションと [メール] アプリケーションのいずれの利用時においても、メール件数や受信可能な 1 通あたりのメッセージサイズ、サーバー上の保存期限などの基本的な機能面では差異はありません。
ただし、[メッセージ] アプリケーションに “MMS（Multimedia Messaging Service）” として設定していると、デコレーションメールを受信した際には画像として認識されるようになります。
このため、本文とは異なる吹き出しとして表示されるようになるため、視認性が悪くなるといったデメリットがあります。
また、Wi-Fi（無線 LAN）環境での送受信に対応していなかったり、メールサーバー上からの再送期限が 3 日間といった制限もあったりするので、留意しましょう。
いずれにせよ、“au” のメールアドレスを [メッセージ] アプリケーションに “MMS（Multimedia Messaging Service）” として設定することはユーザーの好みに依存する設定となるため、上記の留意点を理解したうえで設定しましょう。