【モバイル OS シェア 2013年9月】続く iOS の減少・・・そして、増加する Android

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　恒例のモバイル OS シェア2013年9月分が、Net Applications から発表されています。2013年9月は引き続き iOS デバイスのシェアが減少し、Android のシェアが増す傾向になっています。

モバイル OS シェア

順位	モバイル OS	シェア	推移	備考
1	iOS	53.68%	↓	減少
2	Android	29.42%	↑	増加
3	Java ME	7.31%	↓	減少
4	Symbian	4.48%	↑	増加
5	BlackBerry	3.26%	↓
6	Windows Phone	0.92%	↓
7	Kindle	0.74%	↓
8	Windows Mobile	0.06%

　まず、モバイル OS シェア全体での iOS の割合は 53.68%。継続して下落が止まらない状態になっています。とはいえ、50% 以上のデバイスが iOS であると考えるとまだまだ存在感のあるものになっています。一方、Android のシェアは継続して上昇してきています。またそれ以外の OS では Java ME が減少する一方で Symbian がシェアを増加しています。また、Microsoft の Windows Phone OS はシェアを落としている点を見ても Microsoft が苦戦している姿がうかがえます。

　続いて、モバイル OS のバージョン別のシェアになります。

バージョン別モバイル OS シェア

順位	バージョン別モバイル OS	シェア	推移	備考
1	iPad	30.61%	↓	減少
2	iPhone	22.38%	↓
3	Android 4.1	11.35%	→
4	Java ME	7.31%	↓	減少
5	Android 2.3	5.98％	↓
6	Android 4.0	5.97%	↓	減少
7	Symbian	4.48%	↑	増加
8	BlackBerry	3.26%	→
9	Android 4.2	3.09%	↑	増加
10	Windows Phone OS 7.5	0.91%	↓

　バージョン別に確認してみましょう。まず、Android 2.3 と Android 4.0 はシェアを減少。一方、Android 4.2 がシェアを増加しています。ただし、Andoroid のシェアが順調に伸ばしてはいるもののバージョンが多岐にわたって分かれているのが特徴的なものとなっています。この点から危惧すべきことは、この多種に渡るバージョンの併存に伴うセキュリティ上の問題といったとこでしょうか・・・。

　毎年8月頃になると次世代の iPhone や iPad のリリースが噂される時期にも差し掛かるため販売自体も伸び悩む時期と考えられます。これからのモバイル OS のシェアについても継続してチェックしていきたいところですね。