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株式会社 Gunosy が、Open AI 社の大規模言語モデル GPT – 4 を活用した “Gunosy AI(仮称)” を開発したことを発表しています。
※ 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:竹谷 祐哉
“Gunosy AI(仮称)” では、企業の保有するデータをもとに人間が行うような認識、理解、推論のプロセスを模倣し、ユーザー ニーズに対して適切な応答を生成することができるようになるため、広範な業務領域、特に市場調査やバック オフィスの効率化に対して有効であることが想定されるとのことです。
目次
目次
“Gunosy AI(仮称)” のシステム概要
- ・“Gunosy AI(仮称)” には、”LLM(大規模言語モデル)” を活用したシステムとなり、人間が行うプロセスを模倣し、企業が保有するデータをもとに適切な回答を生成します。
- 本サービスは、Web サービスとしての直接導入が行えるほか、LINE や Slack などの API に対応したツールを通じて、他のプラットフォームへの導入展開も可能です。
- ・“Gunosy AI(仮称)” は文章、社内規定、サイトのコンテンツなどの様々なデータを参照し、依頼内容に応じてカスタマイズされた応答を返します。
- さらに、パーソナル アシスタントとしての機能も備えているので、ユーザーの要求に応じて情報提供するだけでなく、具体的なタスクの実行も行えます。
- ※ タスク一例:旅行の計画立案、レストランの予約、天気予報の提供など
サービス導入における想定される利用シーン
- ・Web サイトの Q & A、サイト内検索、決算情報の分析、社内規定の質問への応答、CS ボットなどの多岐に渡ります。
- ※ 社内規定や情報については、企業の保有する DB(データ ベース)から GPT の API を利用して質問痛いする適切な回答を導き出しています。
“Gunosy AI(仮称)” の特徴
“GhatGPT” の課題とされる回答の正当性の問題を解消
入力情報の保護
- ・“Gunosy AI(仮称)” については、GPT – 4 の API アクセスとなることから、乳っよく情報が学習、改善に利用されることはありません。
- ※ 拡張に必要なデータについても 株式会社 Gunosy の保有する DB(データ ベース)内で管理するので、アクセス権の制御によって保護できます。
- Data usage for consumer services FAQ:https://help.openai.com/en/articles/7039943-data-usage-for-consumer-services-faq
“LLM(大規模言語モデル)” 領域に対する株式会社 Gunosy のポジション
- 株式会社 Gunosy では、”LLM(大規模言語モデル)” とデータを適切に結びつけることがサービスを成立させるうえで重要であると考えており、検索、文章整形、人間のような会話ができる Bot など、ユーザーと “LLM(大規模言語モデル)” の中間においてソフトウェアを提供していくことを想定しています。
- 今後は、アプリケーション開発における実用性の高い基盤の法人向けプロダクトの提供と、エンド ユーザー向けの自社プロダクト開発の 2 軸で研究開発を続けていくとのことです。
協業企業募集
- 株式会社 Gunosy では、積極的な “Gunosy AI(仮称)” の実証および実装を前提とした協業企業を募集しています。
- 協業希望については、以下の専用フォームから登録を行ってください。
- → 協業先登録専用フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdZm_92Sjlkj_ZmiA8CCh-GwpgnkCcvMV5i_uye87QUpQoA0w/viewform
- ※ 利用用途や条件にもとづいて、該当する企業にのみ連絡があります。
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関連リンク
- ・6 月 27 日 Gunosy が “Gunosy AI(仮称)” を開発 GPT – 4 を利用し ニーズに合わせて適切に回答が可能 市場調査や業務効率化など幅広く活用できるソリューションを提供 協業先募集も開始|株式会社 Gunosy(グノシー)|情報を世界中の人に最適に届ける:https://gunosy.co.jp/news/390
- ・株式会社 Gunosy(グノシー)|情報を世界中の人に最適に届ける:https://gunosy.co.jp/