【NUARL】”バイ アンプ駆動” 完全ワイヤレス イヤフォンのほか、”Overtune” のチタン モデルを参考展示
- 2023/12/09
“NUARL(ヌアール)” が、世界中のポータブル オーディオのブランドが一堂に会する “ポタフェス 2023 冬 秋葉原” にて、有線イヤフォンおよび完全ワイヤレス イヤフォン(TWS)の参考出展を行なっています。
なお、“ポタフェス 2023 冬 秋葉原” は 2023 年 12 月 9 日(土)〜 2023 年 12 月 10 日(日)の 2 日間にわたって、秋葉原にある “ベルサール秋葉原” にて開催されます。
目次
X347(Overture Limied Editon Titanium)
- ・“ポタフェス 2023 夏 秋葉原” で参考出展され、その後リリースされた有線イヤフォン “Overture”。
- その “Overture” のハウジング素材をステンレス鋼からチタンに変更した “X347(Overture Limied Editon Titanium)” を参考出展していました。
- 従来機の剛性に優れたステンレス鋼製が片側約 19 g であるのに対して、チタン製の “X347(Overture Limied Editon Titanium)” は片側約 9 g と軽量になっています。
- また、ケーブルも従来製モデルよりも上位の特別製を採用しているとのことでした。
- 現時点でのドライバーの “チューニング” は “Overture” と同様とのことですが、より滑らかで音抜けが良く、躍動感のあるサウンドといった印象です。
- 今後はドライバーの “チューニング” も含めた試作機の開発を継続し、ユーザーのリアクションを見ながら製品化も含めた検討を行うとのことです。
X878(2 x 2 Sound TWS)
- ・もう一つの参考出展製品である完全ワイヤレス イヤフォン(TWS)の “X878(2 x 2 Sound TWS)” は、MEMS ドライバーと DD(ダイナミック ドライバー)のハイブリッド構成を採用しているほか、ユニークなデュアル DAC を搭載した SoC が特徴で、各ユニットは “バイ アンプ駆動” になっています。
- 複数のドライバーを搭載した完全ワイヤレス イヤフォンは、これまでも各社がリリースしてきましたが、クロス オーバー ネットワークの設定に問題が発生してくることから DAC は基本的に 1 基にとどまっていました。
- 今回、デュアル DAC を搭載した SoC “QCC5000 シリーズ” をソフトウェアで制御することにより、個々の DAC を低域用 DD(ダイナミック ドライバー)、高域用 MEM ドライバーに割り当てて “バイ アンプ駆動” させているとのことです。
- これにより、より細かなチューニングが行えるようになるなどの音質面でのメリットも生まれるとのことですが、SoC に外付け DAC を追加した構成ではないため、消費電力の増加や筐体の大型化といったデメリットもないとのことです。
- なお、対応コーデックには LDAC や aptX Lossless、LE – Audio なども含まれます。
- 現時点では “X878(2 x 2 Sound TWS)” は、あくまでも参考出展となるため、試聴ユーザーのリアクションを参考にしながら今後も開発を行い、”2024 年の早期にリリースしたい” とのことです。
NUARL 関連記事一覧
関連リンク
- ・Overture|NUARL|Hi-Res有線イヤホン:https://nuarl.com/overture/
- ・NUARL|NATURAL & NEUTRAL:https://nuarl.com/
- ・MTI 株式会社 – MTI 株式会社:https://www.mtijp.com/
- ・ポタフェス 2023|公式ページ:https://www.paudiofes.com/
- ・イヤホン・ヘッドホン専門店【e ☆ イヤホン】:https://www.e-earphone.jp/
- ・ベルサール秋葉原|貸し会議室・イベント ホール:https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/tokyo/bs_akihabara/