【レポート】まもなく発売!皇帝の名にふさわしきフラッグシップイヤフォン「Noble Audio KHAN」を参考展示
- 2019/05/25
「春のヘッドフォン祭 2019(TOKYO HEADPHONE FESTIVAL 2019 SPRING)」の株式会社エミライブースでは、Noble Audio から新たなリファレンス系ユニバーサル IEM のフラッグシップモデル「Noble Audio KHAN」が参考展示されていました。
価格は、約 289,440円。2019年5月31日に発売を予定。
※ 当初、発売予定日は 2019年5月24日でしたが予想を上回る各国の反響により 2019年5月31日になりました
取り扱いは、FUJIYA AVIC(フジヤエービック)、ビックカメラ.com、ソフマップ・ドットコム、e ☆ イヤホンになります。
なお、FUJIYA AVIC(フジヤエービック)では最大分割 48回まで金利 0% になるショッピングクレジットキャンペーンも 2019年5月31日まで実施しています。
1.フラッグシップにふさわしきイヤフォンが降臨
ドライバー構成は、超高域用に日本で設計・製造されたセラミックピエゾドライバー x 1、中高域用に Knowles 製 BA(バランスド・アーマチュア)ドライバー x 2、中低域用の Knowles 製 BA(バランスド・アーマチュア)x 2、低域用の 10mm DD(ダイナミックドライバー)x 1 の合計 6 基を搭載したハイブリッドタイプのイヤフォン。4 WAY クロスオーバーネットワーク構成。
この超高域用セラミックピエゾドライバーは、音楽の信号を電圧として加えた際に、それに応じてセラミック振動板が直接振幅するような仕組みになっいるとのこと。この電荷によってセラミックの形状が変化して、解放されると元の形状に戻る原理を利用して音を出すのが特徴になっています。
セラミックピエゾドライバーは、この変化が非常に高速であるがために、正確な高音域の再現を実現しているとのことでした。
付属のケーブルは、3.5mm 3極プラグ。もちろん、リケーブル可能なカスタム 2 pin タイプ(0.78mm)です。
当日の会場では、同ブースの FiiO M11、RAAL SR1a ら両日とも行列になっていました。「ポタフェス札幌」では発売直後とはいえ、数少ない試聴可能なイベントなので注目の製品の一つとなりそうです
1.軽く試聴してみた
そのサウンドは、同社のリファレンス系 Noble Audio KATANA を軽々と超えるサウンドステージ。全帯域を自然に鳴らしてくれています。サウンドは、Noble Audio KATANA と同様にフラットな印象。
Noble Audio KATANA もスピーカーのような広い音場を実現していましたが、「Noble Audio KHAN」では遥かに凌駕しています。
あまりの製品のクオリティーの高さに手元の Noble Audio KATANA から買い換えたいという誘惑に狩られていたりします・・・。試聴の際には、Noble Audio KATANA と比較してみると、良いかもしれません。
Noble Audio KHAN
- 価格:約 289,440円(税込)〜
- フェイスプレート:M3 Silver & Black
- ドライバー:10mm 径 DD x 1(低域)
- Knowles 製 BA(バランスド・アーマチュア)ドライバー x 2(中低域)
- Knowles 製 BA(バランスド・アーマチュア)ドライバー x 2(中高域)
- 10mm 径 PIEZO ドライバ x 1(超高域)
- 再生周波数帯域:20Hz 〜 25kHz
- インピーダンス:19 Ω @ 1kHz
- 能率:109 dB @ 1kHz
- クロスオーバーネットワーク:4 Way
- コネクター:0.78mm 2 pin
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Khan は、Noble Audio の従来製品と比較して能率が低いため、一般的なスマートフォンなどでは鳴らしきれない可能性があります。また、一部の USB DAC 内臓ヘッドフォンアダプターと組み合わせて利用した場合には、アンプ部が Khan を駆動しきれずに音が割れたり、歪んだり、ノイズを出すことがあります。購入前に事前に相性を確認することをオススメします。
関連リンク
- ・KHAN – Noble Audio Japan:https://nobleaudio.jp/khan/
- ・Noble Audio Japan – UNIVERSAL – FIT by Wizard:https://nobleaudio.jp/
- ・株式会社エミライ:https://www.emilai.co.jp/
- ・春のヘッドフォン祭 2019「フジヤエービック オンラインショップ」:https://www.fujiya-avic.jp/user_data/headphone_fes.php