【ANIMA】”LE Audio” 対応！”TAKU INOUE” 監修サウンドチューニングによる高音質完全ワイヤレスイヤフォン “ANW02” をリリース

2023/07/05

Masahiro

株式会社ピクセルが、2023 年 7 月 28 日（金）に同社の取扱う Acoustune のサブブランド ANIMA より、Hi – Res（ハイレゾ）ロスレス品質の伝送や LE Audio に対応した完全ワイヤレスイヤフォン（TWS）“ANW02” をリリースすることを発表しました。

価格は、約 33,980 円となり、“Black” と “Gray” の全 2 色になります。

なお、2023 年 7 月 8 日（土）〜 2023 年 7 月 9 日（日）に開催される “ポタフェス 2023 夏秋葉原” にて試聴が行えるとのことです。

・ANIMA の完全ワイヤレスイヤフォン（TWS）“ANW02” は、母体となる “Acoustune” で設計、開発を行っています。
完全ワイヤレスイヤフォン（TWS）は今や日常生活において非常に密接なアイテムとなった一方で、音源のストリームサービスやデジタル販売において、Hi – Res（ハイレゾ）ロスレス配信も一般的になってきており、基本性能だけでなく、今まで以上に音質が求められるようになっています。
“ANW02” のサウンドは Hi – Res クオリティー、高品質コーデックの再生による “アーティストがスタジオで意図したサウンド” をターゲットにしています。
音質特化型の有線イヤフォンで利用される DD（ダイナミックドライバー）と同等の手法で振動板の設計開発を行いつつ、DSP の利用によって、有線イヤフォンにはできないアプローチで最適化を図り、目標とするサウンドクオリティーを実現しています。

“TAKU INOUE” 監修によるサウンドチューニング

・“ANW02” の最終的なサウンドチューニングは、サウンドプロデューサー、コンポーザー、DJ としても活躍する “TAKU INOUE” が監修しています。
“TAKU INOUE” 自らがチューニングを行ったベーシックである “LATE NIGHT”、”TWILIGHT”、”DAWN” の 3 種類のチューニングパターンを専用アプリケーション “ANIMA Studio” で設定することができます。
※ iOS、Android
・”LATE NIGHT”：サブベースなど深めの低温がしっかりと鳴るように調整されたチューニング
※ 低音に重きを置いたチューニングです。
深夜に大音量で音楽を聴いたときの、曲の世界にグっと入り込んでしまうような感覚を 24 時間味わえたらいいなと思っています。
・”TWILIGHT”：”LATE NIGHT” よりも少しだけ上の低域が出やすいように調整。
バンドサウンドなども含めた幅広いジャンルに対応できるオールラウンダーです。
※ エレキギターやエレキベースの音がより丁寧に聴こえるといいなと思いながら調整したチューニングです。
楽しい昼を思い返しながら、あるいは素敵な夜に期待しながら、1 日に一瞬しか尾とじれない貴重な夕方に聴く音楽のワクワク感を 24 時間味わいたい。
そんな気持ちで調整しました。
・”DAWN”：低域と高域を少しずつ丸めたチューニングになります。
※ 夜明けまで遊んでから寝るときに、ちょっとだけ音や言葉が欲しい。
穏やかな気持ちで、いつの間にかいい夢が見たい。
そんなときにぜひ使ってみてください。

新開発の “El – CoClear 振動板” & 独自のデジタル信号処理 “S.A.L.T.”

・完全ワイヤレスイヤフォン（TWS）は有線イヤフォンとは異なり、より様々な環境での使用を想定した設計が求められます。
併せて、コントロール基盤やバッテリーの搭載、他部品の実装も考慮しながらの小型軽量化など、求められる要素も数多く存在します。
ANIMA では、音響設計を進める中で “従来の完全ワイヤレスイヤフォン（TWS）用ドライバーでは目標とする基準への到達が難しい” と判断し、“ANW01” においては専用ドライバーを設計開発しました。
今回の “ANW02” は、より “音質に特化” することを重点とし、高級有線イヤフォンに使用されるドライバーと同等の設計要件を掲げて新たに開発された専用の DD（ダイナミックドライバー）ユニット “El – CoClear 振動板” を採用しています。
この “El – CoClear 振動板” は、Acoustune の独自技術である “Mylinx ドライバー” の開発で培った知見をもとに新開発された Φ 10 mm の振動板になります。
高度な数値解析によって設計された振動板、強力な磁束密度を超えるマグネット、最大限に効率を高める磁気回路、高級イヤフォンにも使用される音質調整フィルターなどを吟味、選定することで、優れた特性を持つ DD（ダイナミックドライバー）となっています。
・“ANW02” では、内部の DSP をカスタムすることで、DD（ダイナミックドライバー）の潜在能力を引き上げ、ドライバーの性能を最大限活かすことを目指しています。
従来品と比較して、遥かに大容量かつ高速なフラッシュメモリーの採用、測定や試聴などの地道な試行錯誤を行い最適化した独自のデジタル信号処理 “S.A.L.T” を開発しました。
これにより、周波数特性のチューニングの自由度の向上や最適化を、より高度に行うことができました。

Snapdragon Sound™ と aptX™ Adaptive、aptX™ Lossless、aptX™ Voice に対応

・“ANW02” には、Qualcomm® 社の高音質認証 Snapdragon Sound™ を取得しています。
これにより、Snapdragon Sound™ 対応デバイスにおいて類い稀なサウンドクオリティーを実現しています。
Hi – Res（ハイレゾ）相当の “apt™ Adaptive（24 bit／96 kHz）”、CD クオリティーのロスレス音質（16 bit／44.1 kHz）を Bluetooth® 技術で実現する “aptX™ Lossless”、最大 32 kHz のサンプリング周波数に対応し、高音質な音声通話を実現する “aptX Voice” など、対応デバイスにて様々な高音質コーデックを使用することができます。
※ “aptX™ Adaptive” は、通信環境や使用状況に応じて、端末側から自動で判断して環境に合わせたモードが決定され、現時点ではユーザー側での任意の選択や動作時のモードを確認する方法はないため、留意してください。
“aptX™ Lossless” に対応したデバイスや通信状況、使用状況に応じてデバイス側で自動選択されます。
音楽ソースが 16 bit／44.1 kHz であり、ワイヤレスネットワーク環境が 5G もしくは Wi－Fi がオンなど、家庭やオフィスの屋内などの通信環境が良好な場合において、自動で選択されるため、ユーザー側で任意に選択することはできません。
また、現時点ではユーザー側で動作時のモードを確認する方法はないため、留意してください。

次世代 Bluetoot® オーディオ規格 “LE Audio” およびマルチポイント接続対応

・“ANW02” は、次世代の Bluetooth® オーディオ規格 “LE Audio” に対応しています。
“LE Audio” に対応したデバイスはオーディオ共有機能によって、1 台のデバイスに対して複数台の “ANW02” を接続することができます。
これにより、友人、恋人、家族などと複数人で同時にコンテンツを体験できます。
また、”LE Audio” の接続時は、通信の高品質性と低消費電力を兼ね備える “L3 コーデック（Low Complexity Communications Codec）” が利用できます。
従来の SBC コーデックと比較して最大で 50 % 低いビットレートでも音質が向上しているほか、ロングバッテリーかつ低遅延の通信が行えるようになっています。
なお、従来の Blueooth®（Classic Audio）機能のマルチポイント接続、マルチペアリングにも対応しており、マルチポイント接続では “ANW02” を最大 2 台のデバイスにペアリング、同時接続ができます。
一例として、コンピューター（Mac、Windows）の動画視聴中に携帯電話へ通話があった場合でも、イヤフォンをつけたままでシームレスな応答と通話を実現します。

“Acoustune” の DNAA を備えたデザインの採用

・“ANW02” では、“Acoustune” のビジュアルアイデンティティーを採用し、DD（ダイナミックドライバー）、バッテリー、基板などのレイアウトに人間工学を考慮したフィッティングの最適化を行っています。
また、“Acoustune ST1000” や “Acoustune ST2000” のカスタムシェルで培われたノウハウにより、長時間利用時の装着感や遮音性を高度な次元で両立させています。

“ANIMA” 専用機能拡張アプリケーション “ANIMA Studio”

・“ANIMA Studio” は、ANIMA 製品の機能を拡張する専用アプリケーションになります。
ANIMA 製品の音質チューニングに加えて、アプリケーション内でのシステム音声の購入や変更など、ユーザー自身でのカスタマイズが行えます。
※ iOS（iOS 14.1 以降）、Android（Android 9.0 以降）対応

Advent Voice 機能搭載

・“ANW02” では、“ANW01” と同様に “Advent Voice” 機能を搭載しています。
※ Advent Voice:操作時音声の着せ替え
専用アプリケーション “ANIMA Studio” と連動し、操作時のシステムガイダンスのボイスファイルを手軽に切り替えることができます。
一般的な完全ワイヤレスイヤフォン（TWS）は本体購入時にインストールされている操作音のみ、もしくは内蔵されている複数の操作音の切り替えのみが行えますが、“ANIMA Studio” に登録されたボイスファイルをユーザーが自由に切り替えることができます。
なお、ボイスファイルは有料 DL（ダウンロード）コンテンツとして、随時追加予定です。
“ANIMA Studio” 内登録ファイルの変更により、使用可能なボイスファイル数はさらに広がります。
無機質な機械音だけでなく、試聴する楽曲や気分に合わせたボイスファイル設定により、その日の生活に潤いを与えます。
・ANIMA – 00 α AYA（アヤ）：ANIMA の試作機のころから搭載されている AI アシスタント三姉妹の長女。
面倒見が良いお姉さん。
大人びた声でアナウンスを読み上げてくれます。
設定年齢：21 歳
好きなもの：アイドルソング
※ 工場出荷時デフォルト
・ANIMA – 00 β AIMY（エイミー）：ANIMA の試作機のころから搭載されている AI アシスタントの次女。
物静かな性格でいつも読書をしている。
落ち着いた声でアナウンスを読み上げてくれます。
設定年齢：17 歳
好きなもの：ヘヴィメタル
※ アプリケーション内切り替え可能
・ANIMA – 00 γ AIKA（アイカ）：ANIMA の試作機のころから搭載されている AI アシスタントの三女。
設定年齢が若いながらも、姉譲りのしっかり者な性格。
少し幼さを感じる可愛い声でアナウンスを読み上げてくれます。
設定年齢：13 歳
好きなもの：J – POP
※ アプリケーション内切り替え可能
・ANIMA – 01 AIRI（アイリ）：ワイヤレスオーディオシステム “ANIMA” に搭載されている AI アシスタント。
イメージカラーは白とマゼンタ。
まじめだが明るく活発な性格。
アナウンスを元気いっぱい読み上げてくれる。
たまに嚙む。
正式にロールアウトされた AI アシスタントの中で最初の 1 人。
設定年齢：16 歳
誕生日：3 月 10 日
趣味：お菓子の動画を見ること、音楽を聴くこと
好きなもの：睡眠（スタンバイモード）、アニメソング
苦手なもの：早口言葉
CV：中村繪里子
※ アプリケーション内課金：980 円（税込）