【ag】S’NEXT 株式会社が、新しい完全ワイヤレスイヤフォンブランド「ag ブランド」をリリース
- 2019/11/18
ag は、final ブランドを擁する S’NEXT 株式会社が、2019 年に発表した完全ワイヤレスイヤフォンの新ブランドになります。
今回、発表された製品は「TWS01K」、「TWS02R」、「TWS03R」の 3 種類。すでに「TSW01K」、「TWS02R」の 2 製品はリリースが開始しており「TWS03R」は 12 月初旬を発売予定としている。
ブランドコンセプトは、「ちょうどいい製品を作るブランド」。同社の代表細尾氏は、「最近は完全ワイヤレスイヤフォンの数が増えてきたことで何を選べばいいのか分からない」という声を聞くことが増えてきたとのこと。実は、S’NEXT は他社向けにワイヤレスイヤフォンの設計・製造を行っており、業界事情を深く知る同社が優れた ODM 企業と協力することで「ちょうどいいワイヤレスイヤフォン」を造れるのではないかと考え、新しくブランドを立ち上げたという。
ブランド名「ag」は、古語の「あり難きもの(=滅多にないもの)」に由来
ブランド名の「ag」は、古語の「あり難きもの(=滅多にないもの)」に由来し、各モデルの製品名にも古語からの引用が行われている。音質は、各モデルとも final の全面監修により、Bluetooth® 特有の聴き疲れのしやすさをおさえていることが共通点となっている。
「K シリーズ」は、古語の「かしこし(=優れている、立派だ)」に由来
「マニアのサブ機」をテーマにした「K シリーズ」の完全ワイヤレスイヤフォンは、古語の「かしこし(=優れている、立派だ)」という言葉に由来している。
「TWS01K」のサウンドは「迫力のある低音とクリアな Vo.(ヴォーカル)を両立」させた製品。Bluetooth® 5.0 に対応し、SBC、AAC、aptX に対応している。
バッテリー駆動時間は、約 2 時間の充電で aptX 再生時が約 6 時間、SBC/AAC 再生時が約 9 時間となっている。また、ケース充電込みで最大 54 時間の連続再生が可能となっている。
再生周波数帯域は、20 HZ 〜 20,000 Hz となっており、カラーはブラックの一色となっている。
付属のイヤーピースは、final の「TYPE E」の SS/S/M サイズ。
価格は、12,800円(税込)。
3.「R シリーズ」は、古語の「らうたし(=可愛らしい・愛おしい)」に由来
「R シリーズ」は、「手ごろな価格で使いやすい」ことをテーマにした完全ワイヤレスイヤフォン。古語の「らうたし(=可愛らしい・愛おしい)」という言葉に由来する。
1.「TWS02R」
「TWS02R」のサウンドは、「タイトな低音とクリアで伸びのある Vo.(ヴォーカル)を両立」させた製品。Bluetooth® 5.0 に対応し、対応コーデックは SBC、AAC にとなっている。
バッテリー駆動時間は、約 2 時間の充電で 再生時間が約 3 時間となっている。また、ケース充電込みで最大 39 時間の連続再生が可能となっている。
なお、再生時間は短いものの「TWS02R」では完全ワイヤレスイヤフォンのよく落とすというという問題に配慮した収納設計となっており、一般的な完全ワイヤレスイヤフォンとは左右逆の左側に右耳、右側に左耳が収納されている。
こういった細やかな所まで配慮した設計は、非常に日本人的な発想を感じ、final ブランドに通じる丁寧な物づくりらしさも感じさせてくれる。
再生周波数帯域は、20 HZ 〜 20,000 Hz となっており、カラーはブラック、クリーム、グリーン、ブルー、モモ(ピンク)、レッドの 6 色展開となっている。また、本体と充電ケースに皮脂や指紋の付きにくいマットな仕上がりとなっており、手触りもサラッとしている。
付属のイヤーピースは、標準イヤーピースの SS/S/M サイズと final の「TYPE E」の SS/S/M サイズ。
価格は、約 8,480円(税込)
2.「TWS03R」
エントリーモデルとなる「TWS03R」は、「音、つながり、使いやすさ全て揃った」製品。Bluetooth® 5.0 に対応しおており、対応コーデックは SBC、AAC にとなっている。
サウンドは、「低音から高音までバランスの良い自然なサウンド」が特徴。
バッテリー駆動時間は、約 1.5 時間の充電で 最大再生時間が約 5 時間となっている。また、ケース充電込みで最大 17 時間の連続再生が可能となっている。
再生周波数帯域は、20 HZ 〜 20,000 Hz となっており、カラーはブラック、クリーム、グリーン、ブルー、モモ(ピンク)、レッドの 6 色展開となっている。また、本体と充電ケースに皮脂や指紋の付きにくいマットな仕上がりとなっており、手触りもサラッとしている。
付属のイヤピースは、標準イヤーピースの SS/S/M サイズと final の「TYPE E」の SS サイズが付属する。
価格は 5,980円(税込)。リリースが 2019年12月初旬の予定となっている。
なお、全モデルの「イヤーピースには半透明のシリコン製のものが採用されており、耳垢の目立ちにくく快適に使用きるように配慮されている。また、片側を紛失した場合は、ag の公式サイトで片側のみの購入も行える。
最後に、代表の細尾氏は今後の展望として「ag ブランドでは、final ブランドだけでは難しかったような製品をラインナップしていきたい」と述べていた。
関連リンク
- ・秋のヘッドフォン祭 2019「フジヤエービック オンラインショップ」:https://www.fujiya-avic.jp/user_data/headphone_fes.php
- ・ag(エージー):https://www.a-g-japan.com/
- ・S’NEXT Co., Ltd.|final(ファイナル):https://snext-final.com/