【レビュー】深い低域とマイルドな中高域の “Bose QuietComfort® Earbuds II” を “ちょい聞き” してみた ♪

2022 年 9 月 29 日にリリースされた Bose の完全ワイヤレスイヤフォン Bose QuietComfort® Earbuds II の店頭 “ちょい聞きレビュー” になります。

・Bose 製品らしい深い低域とマイルドな中高域の聴き疲れしにくい絶妙な塩梅のところを攻めたサウンドに加えて、ANC（アクティブノイズキャンセリング）機能による静寂性が魅力の TWS（完全ワイヤレスイヤフォン）になります。
・”CustomTune™ テクノロジー” による装着時のテストサウンドが、耳の中の響き方をチェックし、ユーザーの音質と消音性能を最適化します。
・対応コーデックは、AAC と SBC のみの対応となるため、気軽にスマートフォン（iPhone、Android）などで楽しめます。
ただし、高解像度な Hi – Res（ハイレゾ）音源を楽しみたいというユーザーは aptX™️ HD や aptX™️ LL、LDAC には、非対応になります。

サウンド

・Bose 製品らしい Ba.（ベース）やバスドラムなどの低域は深みのあるサウンドになっています。
一方で、Vo.（ヴォーカル）をセンターとして、Gt.（ギター）などの中高域まで奥行きが感じられます。
なお、中高域はシャキッとした明瞭間のあるサウンドというよりは、輪郭を強調し過ぎないマイルドなサウンドになっており、全体的にバランスを取っているサウンドになっています。
※ BA（バランスドアーマチュア）ドライバー搭載機のようなキリッとしたサウンドを求めている場合、物足りなく感じるかもしれません。
・イヤフォン装着時のテストサウンドは、ユーザーの耳の中の響き方をチェックして、ユーザーに合わせた音質や消音性能へと最適化してくれます。
・装着時のテストサウンドが、耳の中の響き方をチェックし、ユーザーの音質と消音性能を最適化します。
・ANC（アクティブノイズキャンセリング）をオフにする機能が廃止されたモデルになりますが、試聴時にも環境音はしっかりと遮断してくれる一方でかすかに人のしゃべる声は拾ってくれる点は、さすが Bose という感想を抱きます。

デザイン

フィット感

・従来モデルと比較してサイズが約 25 % コンパクトになっているので、装着時に感じていた耳で支えているような違和感が大幅に改善しています。
・新しいイヤーピース（Bose Fit Kit）は、従来までのウィング形状からスタビリティバンドと一般的なイヤーピースの形状を組み合わせたような形状に変更されているので、Bose 独特の装着感から一般的なイヤーピースの装着感に近いものとなっています。
※ なお、イヤーピースのコア部分の形状は独自の楕円形の規格になっていますが、3 rd Party 製シリコンイヤーピースによっては装着できるようなので、遮音性や装着感の改善が期待できるかもしれません。
互換性が保証されているものではなく、自己責任の範囲でお試しください。