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SONY が、世界中のポータブルオーディオのブランドが一堂に会する “ポタフェス 2023 冬秋葉原” にて、ゲーミングブランド “INZONE” より、完全ワイヤレスイヤフォン（TWS）“INZONE Buds”、完全ワイヤレスイヤフォン “WF – 1000X M5” や “Disney 創立 100 周年記念モデル” のサンプルなどの各種製品の展示を行なっています。

なお、“ポタフェス 2023 冬秋葉原” は 2023 年 12 月 9 日（土）〜 2023 年 12 月 10 日（日）の 2 日間にわたって、秋葉原にある “ベルサール秋葉原” にて開催されます。

“INZONE Buds” では、Bluetooth® による接続が LC3（LE Audio）のみをサポートしているという極めて珍しい完全ワイヤレスイヤフォンになっています。
そのため、接続元となるスマートフォンなどのデバイス側においても LC3（LE Audio）に対応している必要があるため、同社の Xperia™ や Pixel など、まだまだ対応機種機種が限定されてしまいます。
なお、LC3（LE Audio）接続時の遅延が約 48 ms ほどとのことですが、付属の USB Type™ – C ドングルをデバイス経由で独自の 2.4 GHz 方式で接続すると遅延が約 30 ms 未満ほどと、LC3（LE Audio）接続時よりも低遅延になります。
どちらも体感上においては、ほとんど遅延を感じられない差異とは思わるものの、瞬間的な反応速度を必要とするゲームプレイにおいては遅延が少ないに越したことはないといったところでしょう。
なお、USB Type™ – C を搭載するようになった “iPhone 15” 以降のデバイスであれば付属のドングルを接続して利用することも可能です。
サウンドは、全体的にバランスよく調整された見通しのよいゲームをプレイすることを考慮したチューニングの印象です。
また、音場も広くゲームのフィールド内の音の位置も把握しやすく感じました。
なお、ゲームプレイ時にアクション操作時の効果音も遅延はほとんど感じられないため、快適にゲームに集中できそうです。
ただし、USB Type™ – C のドングルのサイズがまだまだ大きめといった課題も感じるため、今後の展開に期待したいところです。