【Microsoft】2013 年 11 月 1 日から、”Visual Studio 2013″ の順次提供開始を発表!
- 2013/10/31
Microsoft が、2013 年 11 月 1 日(金)から最新の統合開発環境ツール “Microsoft Visual Studio 2013” の提供を順次開始することを発表しました。
なお、2013 年 11 月 1 日(金)からボリューム ライセンスの販売を開始し、2013 年 11 月 29 日(金)からパッケージ製品の販売を開始するとのことです。
※ 本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行
MSDN サブスクリプションの利用者への DL(ダウンロード)提供と一般ユーザーへの 30 日間無償の仕様版の提供は、2013 年 10 月 18 日から開始しています。
また、2013 年 10 月 18 日から最新の開発プラットフォームである “.NET Framework 4.5.1” の提供も開始しています。
目次
“Visual Studio 2013” とは?
- ・“Visual Studio 2013” は、”モダン デベロップメント” をキーワードに、最新 OS “Windows 8.1” やクラウド サービス、モバイル向けのアプリケーション開発を行う “モダン アプリケーション開発” と開発チームのコラボレーションや DevOps(開発と運用の連携)を実現する “モダン開発ライフサイクル” により、ユーザーに新しい価値を提供する統合開発環境の最新版になります。
- 開発者は、“Visual Studio 2013” を利用することで、パブリック クラウド、プライベート クラウド、もしくはそのハイブリッド環境においてもシームレスに運用可能なアプリケーションを開発できるほか、最小限の開発工数で、コンピューター(Windows)、ブラウザー、モバイル アプリケーションなどのマルチ デバイス環境を実現できます。
“Visual Studio 2013” の新機能
UI(ユーザー インターフェイス)の改良による作業効率の向上
- ・新しく搭載された CodeLends 機能では、ソース コード内の表示をクリックするだけで “Team Foundation Server” と連携し、情報をポップアウトして表示できるので、編集履歴やテスト結果などのチームの作業状況を、画面を切り替えることなくコード内で見ることができます。
- また、”Team Foundation Server” に接続できない状況においても、参照している関数の情報をコード内で表示でき、コーディングの作業に集中できることから作業効率が向上します。
Microsoft アカウントとの連携により、別のコンピューターでも同じ作業環境を保持
- ・Microsoft アカウントにサインインして “Visual Studio” を使用すると、作業環境が自動的に同期されるため、別のコンピューターで作業を行う場合にもキーボード ショートカットや見た目のデザインなどを同じ環境で利用できます。
- さらに、クラウド版の ALM(Application Lifecycle Management)ソリューションである “Team Foundation Service” を利用することで、ソース コードを含むプロジェクトもどのコンピューターからアクセスしても同じ環境で利用できることから、開発者はいつでもどこでも、どのデバイスからでも作業を継続できます。
“Windows 8.1” や “Windows Server 2012 R2” などの最新プラットフォームに対応したアプリケーション開発
- ・”Windows 8.1″ のデスクトップ アプリと Microsoft Store(旧称:Windows ストア)アプリケーションの開発を行うことができます。
- ・Microsoft Store(旧称:Windows ストア)の UI(ユーザー インターフェース)の反応スピード分析ツールや電源消費のプロファイラーにより、パフォーマンスや低消費電力をより意識したアプリケーション開発を強化できます。
- また、XAML アプリケーションのコード化された UI(ユーザー インターフェース)テストがサポートされたことで、自動テストが可能になりました。
チーム開発とコラボレーション機能の強化
- ・”Team Foundation Server” の新機能のチーム ルームにより、管理ツールとしてだけでなく、コミュニケーション ツールとしても利用できるようになりました。
- これにより、コードのチェック インやビルドの状況をリアルタイムに確認できるのに加えて、チームのメンバー同士が意見や質問をポストしてディスカッションできるので、離れた場所で作業していてもすぐにコミュニケーションできます。
- ・Web ベースのテスト管理の強化:Web ブラウザーからアクセスするテスト ケースの管理と実行が強化されたことで、コーディングをしないチーム リーダーやテスト エンジニア、さらに Windows 以外の OS を使用している担当者でも利用できます。
“The Microsoft Conference 2013” における関連セッションの開催
- 2013 年 11 月 21 日(木)~ 2013 年 11 月 22 日(金)に開催する Microsoft 主催イベント “The Microsoft Conference” において、“Visual Studio 2013” と開発環境に関して、14 のセッションを開催し、最新情報の紹介を行います。
- ※ https://www.microsoft.com/ja-jp/events/msc/2013/
“Visual Studio Test Professional” の割引キャンペーンの実施
- 2013 年 11 月 1 日(金)から “Visual Studio 2013” のリリースを記念して、テスト機能に加えてチーム開発機能の強化された “Visual Studio Test Professional 2013 with MSDN” を新規に購入したユーザー向けに 35 % の割引を行うキャンペーンを開催します。
- ※ https://www.microsoft.com/ja-jp/dev/campaign/testpro
“Visual Studio 2013” の製品体系と新規購入時の参考価格
製品ファミリー
- ボリューム ライセンス
- ※ Open License(SA 2 年)
- リテール版
- ※ パッケージ製品
Visual Studio Ultimate 2013 with MSDN
2,010,000 円(税込:2,170,800 円)
1,590,000 円(税込:1,717,200 円)
Visual Studio Premium 2013 with MSDN
921,000 円(税込:994,680 円)
729,000 円(税込:787,320 円)
Visual Studio Professional 2013 with MSDN
147,000 円(税込:158,760 円)
143,000 円(税込:154,440 円)
Visual Studio Professional 2013(MSDNなし)
64,200 円(税込:69,336 円)
59,800 円(税込:64,584 円)
Visual Studio Professional 2013 アップグレード版
x
35,800 円(税込:38,664 円)
Visual Studio Test Professional 2013 with MSDN
332,000 円(税込:358,560 円)
259,000 円(税込:279,720 円)
Visual Studio Team Foundation Server 2013
74,900 円(税込:80,892 円)
59,000 円(税込:64,584 円)
Visual Studio Team Foundation Server 2013 デバイス CAL
74,900 円(税込:80,892 円)
59,000 円(税込:64,584 円)
Visual Studio Team Foundation Server 2013 ユーザー CAL
86,200 円(税込:93,096 円)
68,800 円(税込:74,304 円)
MSDN Platforms
- 477,000 円(税込:515,160 円)
- ※ Open Value(SA 3 年)の価格になります。
x
MSDN Operating Systems 2013
140,000 円(税込:151,200 円)
83,800 円(税込:90,504 円)
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関連リンク
- ・”Visual Studio 2013″ を 11 月 1 日(金)より順次提供開始 – News Center Japan:https://news.microsoft.com/ja-jp/2013/10/30/2013-64/
- ・Visual Studio:ソフトウェア開発者とチーム向けの IDE およびコード エディター:https://visualstudio.microsoft.com/ja/
- ・Microsoft – クラウド、コンピューター、アプリ & ゲーム:https://www.microsoft.com/ja-jp/