【AMD】次世代 APU “Kaveri” の概要および性能向上についての情報を公開
- 2014/01/06
- 👁 3 PV
2014 年 1 月 7 日(火)~ 2014 年 1 月 10 日(金)にかけてアメリカ合衆国(United States of America)ネバダ州(State of Nevada)ラス ベガス(Las Vegas)にて開催される “2014 International CES(旧称:2014 International Consumer Electronics Show)” に合わせて報道関係者向けのプレ イベント “CES Unveild” が開催されています。
これに合わせて、AMD(Advanced Micro Devices, Inc.) が “Enabling Today, Inspiring Tomorrow” というテーマのイベントを開催し、現地時間の 2014 年 1 月 14 日(火)に発表を予定している開発コード ネーム “Kaveri” で知られている新しい “AMD A シリーズ” の概要およびデータの一部を公開しています。
なお、”Kaveri” は現地時間の 2014 年 1 月 6 日(月)より、まずは自作パソコンやホワイト ボックス メーカーなどのチャネル向けに “AMD A10 – 7850K” と “AMD A10 -7700K” の注文が行えるようになり、ノートブック パソコン向けやサーバー向けの製品については後日別途発表されるとのことです。
“Kaveri” について
AMD APPOROACH TO LEADERSHIP
INTRODUCING THE 2014 AMD A – SERIES APUs
THE “KAVERI” AMD A – SERIES APU:POWERFUL AND DEVELOER – ENABLING DESIGN CHOICES
UNLEASHING DEVELOPER INNOVATION WITH HSA FEATURES
VASTLY SUPERIOR PERFORMANCE OVER THE COMPETITION
- ・”Kaveri” は第 3 世代 “Bulldozer” マイクロ アーキテクチャーである “Streamroller” ベースの CPU コアと最新世代の GPU アーキテクチャーとなる “Graphics Core Next” を統合した APU となり、既存の CPU コアと比較して IPC(Instructions Per Clock) で約 20 % もの性能向上を果たしており、より CPU 負荷の高いアプリケーションの実行にも対応できるようになるとのことです。
- また、ハイ エンド グラフィックス “Radeon R9 200 シリーズ” で採用されている “Hawaii” と同じ技術を用いた GPU が統合されています。
- この “Hawaii” の技術は新世代のコンソール ゲーム機のグラフィックスにも採用されていることからも “Kaveri” のグラフィックス性能が飛躍的に向上していることも魅力としています。
- ※ CPU は “Streamroller” ベースのコアとなり、最大 4 基となります。
- GPU も “Graphics Core Next” 世代のコアとなり、演算ユニット数が最大 8 基へ、シェーダー プロセッサー数にすると最大 512 基となることで、トータルで 856 GFLOPS の単精度浮動小数点演算性能を持つとのこと。
- ・”Kaveri” は CPU と GPU がメモリーを共有できるようにする “hUMA(heterogeneous Uniform Memory Access)” や CPU から GPU にタスクを割り当てる “hQ(Heterogeneous Queuing)” をサポートする初めてのプロセッサーとなります。
- 世界で初めて “HSA” をサポートする “Kaveri” はヘテロジニアス システム アーキテクチャー(Heterogeneous System Architecture)のプロセッサーにおいて競合他社をリードすることになります。
- ・”Kavri” は 競合の “Intel” の “Intel® Core™ i5 4670K プロセッサー” よりも総合ベンチマークの “PCMark 8” で約 24 %、3D 描画のベンチマーク “3D Mark” で約 87 %、GPU コンピューティングを含む “Basemark CL” では約 63 % も上回っています。
- なお、”HSA” を利用した場合のパフォーマンスにおいては “HSA” を利用しない場合と比較して約 8 倍のパフォーマンスを実現できるとのこと。
- 特に “OpenCL”などの GPU を用いた一般的なアプリケーションにおいてもパフォーマンスの工場が期待できるとのことです。
- ※ “TOMP RAIDER” は安定的に 30 fps 以上のフレーム レートを実現しています。
- “Libre Office” の表計算 “Calc” においては演算アクセラレーションを有効化すると、無効化時と比較して約 7 倍以上のパフォーマンスが期待できます。
AMD A シリーズ A10 – 7850K with Radeon™ R7 Series
- AMD A10 – 7850K with Radeon™ R7 Series 3.7 GHz クアッド コア プロセッサー
- ※ 4 MB キャッシュ
AMD A シリーズ A10 – 7700K with Radeon™ R7 Series
- AMD A10 – 7700K with Radeon™ R7 Series 3.4 GHz クアッド コア プロセッサー
- ※ 4 MB キャッシュ
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関連リンク
- ・A10 – 7850K with Radeon™ R7 Series Drivers and Downloads|Latest Version:https://www.amd.com/ja/support/downloads/drivers.html/processors/a-series/a10-series-apu-for-desktops/a10-7850k-with-radeon-r7-series.html
- ・A10 – 7700K with Radeon™ R7 Series Drivers and Downloads | Latest Version:https://www.amd.com/ja/support/downloads/drivers.html/processors/a-series/a10-series-apu-for-desktops/a10-7700k-with-radeon-r7-series.html
- ・AMD Surrounds 2014 International CES Visitors With Breakthrough Visual and Audio Experiences:Advanced Micro Devices, Inc.(AMD):https://ir.amd.com/news-events/press-releases/detail/478/amd-surrounds-2014-international-ces-visitors-with-breakthrough-visual-and-audio-experiences
- ・AMD|together we advance_AI:https://www.amd.com/ja.html>






























































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