【iBooks Store】小林泰三の「失われた過去と未来の犯罪」!

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失われた過去と未来の犯罪 失われた過去と未来の犯罪

 

 
 KADOKAWA が、小林泰三「失われた過去と未来の犯罪」を読んでみました。短期記憶から長期記憶への移行ができなくなり、長期記憶を外部記録装置に頼ることになったこの話は、生死の概念も揺らぐような話でもありました。ぜひ、一読を!
 

1.あらすじ

 
 ようこそ、謎と人間の新しい可能性へ・・・。 「アリス殺し」の鬼才が贈るブラック SF ミステリ、ここに開幕! 全人類が記憶障害に陥り、長期記憶を取り外し可能な外部装置に頼るようになった世界。心と身体がバラバラになった今、いくつもの人生(ル・ものがたり)を覚えている、「わたし」は一体何者・・・?
 

  • 1.女子高生の結城梨乃は、自分の記憶が10分ともたないことに気が付いた。いち早く状況を理解した梨乃は急いでSNSに書き込む――「全ての人間が記憶障害に陥っています。あなたが、人類が生き残るために、以下のことを行ってください」。それから幾年。人類は失った長期記憶を補うため、身体に挿し込む「外部記憶装置(メモリ)に頼り、生活するようになった。
  • 2.「わたし」の中には、なぜか何人分もの記憶、思い出が存在している。「替えメモリ受験」をしようとした学生の話。交通事故で子供を亡くした父親の話。双子の姉妹の話。メモリの使用を拒否する集団の話。謎の「声」に導かれ「わたし」は自分の正体をついに思い出す……。 物語の終幕に、「進化の果て」が浮かび上がる。

 

 

失われた過去と未来の犯罪

 

  • 価格:1,800円(iBooks Store)
  •    864円(Kindle 版)
  •    1,728円(単行本)
  • カテゴリ:ミステリー/スリラー
  • リリース:2016年6月2日
  • 対応システム:iPhone、iPad、iPod touch および Mac
  •        iBooks 3.1 以降と iOS 6.1 以降を搭載した iOS デバイス
  •        iBooks 1.0 以降と OS X 10.9 Mavericks 以降を搭載した Mac
  • 長さ:269ページ
  • 言語:日本語
  • 発行者:KADOKAWA/角川書店
  • 販売元:BOOK WALKER Co., Ltd.
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