【BCN】2014 年上半期（2014 年 1 月～ 2014 年 6 月）の No.1 メーカーを発表

2014/07/19
Masahiro
👁 1,204 PV

BCN が、2014 年 7 月 17 日（木）にコンピューター（Mac、Windows）およびデジタル家電の実売データをもとに集計した “BCN ランキング” にもとづいて、2014 年上半期（2014 年 1 月～ 2014 年 6 月）の主要 117 カテゴリーの最も販売数量が多かった “上半期 No.1 メーカー” を発表しています。

なお、本ランキングの 2013 年のタブレットデバイス部門で年間 1 位を獲得してきた Apple は、36.3 % の 2 位に陥落し、38.9 % のシェアを獲得した Google の “Nexus 7” を手がける ASUS が 1 位を獲得しました。

一方、スマートフォン部門では Apple が 54.1 % と、首位を守っています。

BCN では、年 1 回、”BCN ランキング” にもとづいて部門ごとに年間販売数量第 1 位の企業を表彰する “BCN AWARD” を開催しており、2015 年 1 月には 2014 年に最も販売数量の多かったメーカーを表彰する “BCN AWARD 2015” を開催する予定です。

1. “2014 年上半期（2014 年 1 月～ 2014 年 6 月）” のサマリー
2. “ノートパソコン” 部門
3. “タブレット” 部門
4. “スマートフォン” 部門
5. “2014 年上半期（2014 年 1 月～ 2014 年 6 月）” の No.1 メーカー
6. BCN 関連記事一覧
7. コメントを残す
この記事には、アフィリエイト広告および広告が含まれています。

“2014 年上半期（2014 年 1 月～ 2014 年 6 月）” のサマリー

2014 年上半期（2014 年 1 月～ 2014 年 6 月）は消費税増税や “Windows XP” のサポート終了に伴う駆け込み需要の影響を受けたことで、ノートパソコンの販売台数が前年同期比と比較して 15.8 % の大幅な増加を果たしています。
また、タブレットデバイスも同様の 22.2 % におよぶ大幅な増加を果たしており、特に 2014 年 3 月には前年同月比 57.0 % の増加を記録しています。
なお、コンピューター（Mac、Windows）以外などの主要ジャンルの販売台数においても増税前の駆け込み需要の影響に伴い軒並み拡大しています。

“ノートパソコン” 部門

2014 年上半期（2014 年 1 月～ 2014 年 6 月）は消費税増税や “Windows XP” のサポート終了に伴う駆け込み需要の影響を受けたことで、ノートパソコンの販売台数が前年同期比と比較して 15.8 % の大幅な増加を果たしています。
コンピューター（Mac、Windows）のうち最も販売台数の多い “ノートパソコン” では、NEC が 22.8 % の首位を獲得しています。
2 位には 18.9 % の FUJITSU（富士通）、3 位に 18.0 % の TOSHIBA（東芝）がつけています。
また、2014 年春モデルをもってパソコン事業を終了した SONY が 7.3 % の 6 位にとどまっています。
※ SONY のパソコン事業を引き継いだ新会社の “VAIO” は直販限定で展開予定のため、”BCN ランキング” の集計対象外になります。

22.8 %

18.9 %

18.0 %

7.3 %

“タブレット” 部門

“タブレット” では、Google ブランドの 7 inch タブレット “Nexus 7” を手がける ASUS が 38.9 % を占め、首位を獲得しています。
一方、2013 年の年間 1 位だった Apple は 36.3 % にとどまり、2.6 ポイントの僅差ながらも 2 位に転落しています。

ASUS

38.9 %

Apple

36.3 %

“スマートフォン” 部門

“スマートフォン” では、Apple が 54.1 % と圧倒的な首位に立っており、2 位以下の SHARP やソニーモバイルコミュニケーションズなどを大きく引き離した結果になっています。

Apple

54.1 %

“2014 年上半期（2014 年 1 月～ 2014 年 6 月）” の No.1 メーカー

“2014 年上半期（2014 年 1 月～ 2014 年 6 月）” から液晶 TV に 4K 表示に対応した製品をピックアップした新しいカテゴリー “4K TV” が追加されています。
試験放送が始まるなど、注目が集まる “4K TV” のトップは SONY が獲得し、64.9 % のシェアを占めています。
液晶 TV 全体では 40 inch 以上、40 inch 未満ともに SHARP がトップを獲得しています。
また、SONY はミラーレス一眼レフカメラにおいても 36.4 % を占めているほか、ポータブルオーディオ、IC レコーダー、ホームシアターシステムでも SONY が首位となっています。
また、Blu-ray レコーダーは Panasonic、レンズ一体型デジタルカメラと一眼レフカメラは Canon（キヤノン）が首位を獲得しています。
その他のコンピューター（Mac、Windows）の周辺機器においては液晶ディスプレイが BenQ Japan、メモリーカードには SanDisk、映像関連ボードにおいては 2014 年 5 月にリリースしたばかりの Google の “Chromecast” がヒットしたことで首位になっています。
これまで、液晶ディスプレイは 2012 年が三菱電機、2013 年が LG エレクトロニクスと年間 1 位を獲得しており、BenQ Japan が年間 1 位を獲得すると 3 年連続でトップが交代することになります。