【アップデート情報】開発者向けに “iOS 8 Beta 5” をリリース

  • 2014/08/05
  • Masahiro

Apple が、開発者向けに “iOS 8 Beta 5” をリリースしています。

これにより開発者ユーザーは [設定] アプリケーション内の [一般] – [ソフトウェア アップデート] から “OTA(Over the Air)” で DL(ダウンロード)できるようになっています。

“iOS 8” のポイント

すべての写真やビデオにいつでもどこからでもアクセスできるようになる “iCloud フォト ライブラリー”
  • “iOS 8” では、[写真] アプリケーションと “iCloud フォト ライブラリー” により、すべての写真やビデオにいつでもどこからでもアクセスできるようになります。
  • “共有” 設定されているすべてのデバイスでも手軽に写真を見つけることができ、同じように整理されます。
  • [写真] アプリケーションでは斜めになった写真でも自動的に真っ直ぐに補正される他、スマート編集ツールを利用して光と色を素早く調整したり、さらに個別のツールで微調整することもできます。
  • こうした調整やエフェクトはすべて、”iCloud フォト ライブラリー” を通じて自動的にすべてのデバイスに反映されます。
スワイプひとつでコミュニケーションできる機能の搭載された [メッセージ] アプリケーション
  • ・[メッセージ] アプリケーションはスワイプひとつでコミュニケーションできる機能が搭載されたことで、会話により没入できるものになります。
  • また、[メッセージ] アプリケーション内では、”Tap to Talk” 機能で音声を共有したり、同様のシンプルな操作で、ビデオや写真をメッセージ内で共有できるようになります。
  • グループ メッセージ機能には連絡先の追加や削除に加えて、会話から退席したり、都合の悪いときに邪魔されないようにするオプションも用意されています。
  • 会話内の写真やビデオを手軽にブラウズしたり、複数の写真やビデオを一度にまとめて共有することもできます。
  • また、[メッセージ] アプリケーション内で自分の居場所を一時間単位、一日単位、あるいはそれ以上で共有することも選べるようになります。
健康やフィットネス デバイスからの情報の概要をわかりやすく一箇所で見られるようにする [Health] アプリケーション
  • ・[Health] アプリケーションでは健康に関する複数のアプリケーションやフィットネス デバイスからの情報を集めて、現在の概要をわかりやすく一箇所で見られるようにします。
  • “iOS 8” では、健康やフィットネスに関するアプリケーションを互いにコミュニケーションできるようにする機能がデベロッパーに対して提供されます。
  • これにより、ユーザーの許可のもと、各アプリケーションがほかのアプリケーションからの特定の情報を取得、利用して、健康やフィットネスをより包括的に管理する手段を提供できるようになります。
  • 例えば、”NikeFuel” を利用する [Nike+] アプリケーションと睡眠や栄養といった “HealthKit” が提供する主な測定値を連携させることで、カスタム ユーザー プロファイルを作成して、運動能力の改善に役立てることができるようになります。
文脈をインテリジェントに考慮したうえでタイピングを予測する “QuickType™ キーボード”
  • Apple の “QuickType™ キーボード” にもちいられる新しい予測タイピングは、より賢くパーソナライズされたものになり、現在の状況、例えば、テキストの受信者が誰か、入力中のアプリケーションは何か、といった文脈をインテリジェントに考慮したうえでタイピングを予測します。
  • “QuickType™” は、ユーザーのコミュニケーション方法を理解して、そのユーザーのお気に入りのフレーズを候補として挙げるので、文章全体を数回のタップで書き上げることができます。
  • なお、キーボードの学習結果はそのデバイス上で暗号化され、クラウドに送信されるようなことはありません。
同世帯の家族でコミュニケーションをとりながら、購入したコンテンツ、写真、カレンダーを共有することができる “ファミリー共有” 機能
  • “iOS 8” には “ファミリー共有” 機能が搭載され、同世帯の家族でコミュニケーションをとりながら、購入したコンテンツ、写真、カレンダーを共有するのが従来よりもはるかに手軽になります。
  • 家族のメンバーは、各人の “iTunes®”、”iBooks®”、App Store で購入したコンテンツのブラウズや DL(ダウンロード)ができるようになります。
  • 共有に参加できる同世帯の家族のメンバーは最大 6 名で、各人に “Apple ID” が必要になります。
  • また、保護者は子どもに “Apple ID” を作成することができます。
  • これには、子どもがコンテンツを購入する度に保護者の許可が必要になる “Ask to Buy” 機能が備えられています。
  • なお、”ファミリー共有” では、”共有フォト ストリーム” や “共有カレンダー” の作成によって家族のメンバーが自動的に接続された状態になります。
  • また、家族メンバーの居場所やデバイスの場所を見つけるオプションも用意されています。
あらゆるタイプの書類ファイルを安全に保管して、利用中の任意のデバイスからアクセスして編集することができる “iCloud Drive™”
  • “iCloud Drive™” には、あらゆるタイプの書類ファイルを安全に保管して、利用中の任意のデバイスからアクセスして編集することができます。
  • あるデバイスで編集すると、iOS デバイスや Mac®、Windows、Web(www.icloud.com)のどこからであっても、利用中のすべてのデバイスでその書類の最新バージョンが利用できます。
  • “iCloud Drive™” ではアプリケーション間の連携も完全に新しいレベルのものとなり、同一のファイルに対して複数のアプリケーションからシームレスにアクセスして作業できるようになります。
エンタープライズ向け機能
  • ・エンタープライズ向けの機能としては、“iOS 8” ではモバイル化する組織のための新しい IT モデルを基礎として、ユーザーに対するデバイスの構成、管理、制限に関する通知方法が改善します。
  • また、“iOS 8” ではセキュリティーの強化と共に管理機能も向上します。
  • さらに、主な内蔵アプリケーションに対するデータ保護レベルの拡大に加えて、オフィス不在時の返信設定、会議を設定する際の参加者のスケジュール確認、メールにおけるスレッド通知の設定といった仕事効率化のための機能も提供されます。
“iOS 8” のその他の特徴
  • ・”iOS 7″ の美しいインターフェースの改良となるデザインの向上。
  • インタラクティブな通知機能、主な連絡先への素早いアクセス、メールの受信箱と下書きの間の手軽な切り替え、インテリジェントな入力候補。
  • ・”Spotlight®” 検索機能の拡大。
  • デバイス上にある情報だけでなく、“Wikipedia” の記事、ニュース記事からのピック アップ、近隣の場所に関連する内容も検索結果に反映。
  • “iPhone®”“iPad®”“Mac” 間での連携の強化。
  • あるデバイスで始めたことを別のデバイスで終わらせる “Handoff” 機能、”Instant Hotspot” 機能、通話の受発信、Mac“iPad” からの “SMS” および “MMS” メッセージの送信。

ソフトウェア エンジニアリング担当シニア バイス プレジデント “クレイグ フェデリギ” のコメント

  • “iOS 8” は iCloud フォト ライブラリー、新しい [メッセージ] アプリケーション、”QuickType™ キーボード”、新登場の [Health] アプリケーションなど、利用中のデバイスをよりシンプルに、手早く、直感的に利用するために数々の手段を提供します。
  • また、デベロッパーには新たにデバイスを利用した健康や自宅の管理を統一感のあるシンプルかつ安全なエクスペリエンスに変える素晴らしいツールも提供します。

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