【Apple】”Orchestra Sound(新しい音を響かせる)” および “Exploring without limits(世界を自由に歩く)” の日本語版を公開
- 2014/06/07
Apple が、iPad Air の活用事例を紹介するページ “あなたの物語(Your Verse)” にて、フィル ハーモニーア管弦楽団の首席指揮者である “エサ ペッカ サロネン” 氏の “Orchestra Sound(新しい音を響かせる)” と聴覚障がい者のトラベル ライターである “Exploring without limits(世界を自由に歩く)” の日本語版を公開しています。
目次
- 1. Orchestra Sound(新しい音を響かせる)
- 2. Exploring without limits(世界を自由に歩く)
- 3. Apple 関連記事一覧
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Orchestra Sound(新しい音を響かせる)
“Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏
- 高い評価を得ている作曲家で指揮者の “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏にとって、音楽は世界と最も深くつながれる手段です。
- 彼は “iPad Air” を使って、日々の中の一瞬がくれたインスピレーションを完全なオーケストラのスコアに変え、クラシック音楽への自らの情熱を多くの人たちと分かち合っています。
今の聴衆とつながるために。
- “私は自分のクラシック音楽への愛を伝えるために “The Orchestra” アプリケーションを作りました。
- この音楽を、特に次の世代の人たちにとってもっと身近なものにしたかったのです。”
- ※ 指揮者、作曲家:”Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏
- “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏は 30 年以上にわたり、ロサンゼルス フィルハーモニー管弦楽団やロンドンのフィルハーモニア管弦楽団など、世界で最も名立たるオーケストラのいくつかを指揮し、古典や現代の名曲に自らの解釈を加えてきました。
- しかし彼は、クラシック音楽は自分たちのものではないと思って敬遠している潜在的な聴衆がいることに気づいています。
- “クラシック音楽にとって最大の課題は先入観です。
- 年配の人たち向けだとか、それ相応に振舞うべきだとか、決まった服を着るべきだとか、どうしようもなく退屈だとか思われているのです。
- でも、何一つ事実ではありません”
- 新しい世代の聴衆にクラシック音楽の世界を開くため、”Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏はオーケストラの仕組みを分かりやすくすることから始めました。
- “私は交響楽団と歴史と今の姿に光を当てたかったのです。
- どのように演奏しているのか、なぜそうなっているのかを見せようと思いました”
- と彼は語ります。
- そしてその発想が、”Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏とフィルハーモニア管弦楽団の仲間たちによる iPad 用の “The Orchestra” アプリケーションの制作につながりました。
- “The Orchestra” は、iPad Air のパワーを最大限に活用し、ユーザーがオーケストラのあらゆる要素の中に入り込んでいけるインタラクティブな体験をもたらします。
- “奇妙で程遠くて、おそらくちょっと抽象的に見えるものが、突然ずっとリアルでごく普通のものに見えてきます”
- と “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏は言います。
- “誰かが “The Orchestra” によってクラシック音楽の魅力を発見してくれたら、とてもうれしいですね”
日々の中にあるインスピレーション。
- “最初のひらめきを書き留めるための道具としては、iPad は私が知っているものの中で最良です。
- 心を開き、自由にするとひらめきはやってきます。
- こんな風にしてみたらどうだろう、と”
- 世界中で交響曲を指揮することが “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏のキャリアの大部分を占めてきましたが、自分は指揮者である前に作曲家であると彼自身は考えています。
- 自分が書いた交響曲ほど、自らの考えやアイデアをほかの人にうまく伝えられるものはありません。
- “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏は、自分の周囲の世界から絶え間なくインスピレーションを受け、それらを愛用する iPad Air に取り込んでします。
- “朝、目覚めたときはいつでも好奇心にあふれている。
- そんな感覚を失いたくはありません。
- この世に存在しているものすべてをもっとよく知りたいのです。
- たとえそれが既に知っているものでも”
- アイデアは不意にやってくることが多いと “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏は言います。
- “私には特にモットーのようなものはありません。
- 厳しく守っている習慣もありません”。
- “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏はいつも自分の iPad Air を手にしています。
- コード、メロディー、リズムといった音楽の要素を書くためには、Notion アプリケーションを使います。
- 雰囲気や感覚を言葉で表現し、あとでそれを音楽に変換するために、メモ アプリケーションを使うこともよくあります。
- “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏は 6 か月から 9 か月にかけてアイデアを集めます。
- そして指揮者としてのシーズンが終わると、どのアイデアの断片が完全な交響曲の組み立てに役立つか、ゆっくりと考え始めます。
発想から作曲まで。
- “各パートを足し上げることで、個々のパートの魅力を超えた魅力が生まれる。
- そんな音の方が好みですね。
- iPad は私のアイデアを変換する、創作プロセスのパートナーのようなものです”
- 様々な楽曲のための作曲。
- 1 曲の交響曲は 23 もの異なる楽器を使い、40 人から 100 人の奏者によって演奏されます。
- そのため、曲全体を通じて楽器構成の完璧なバランスを達成することが、作曲家にとっての大きな課題になります。
- iPad Air を活用する “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏は、どこにいても曲全体を再生しながら、それぞれの楽器の表現特性を調整し、磨き上げることができます。
- 多くの作曲家は一つの交響曲の準備に数か月から時には数年をかけます。
- その実験と執筆の過程の間ずっと、iPad Air は “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏の作曲プロセスにおけるパートナーになります。
- “クラシック音楽の作曲はとても時間がかかるうえに、猛烈に孤独な作業です”
- と語る “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏は、実際の演奏ではほんの数秒しかかからないような短いパートの執筆に何時間もかける場合もあります。
- 彼は Pianitst Pro アプリケーションを使って曲の一部を演奏し、Mac 上にある作曲用ソフトウェアに取り込みます。
- iPad Air は処理能力が高いので、Notion の中にあるものと同じ複雑なスコアを開いて修正したり再生することもできます。
- 再生機能を使えば、”Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏は曲が進化していく様子をリアルタイムで聴くことができます。
- 以前は実際にオーケストラをそろえて演奏しない限りできないことでした。
- “私は完全装備のスタジオと、この上なく持ち運びがしやすいツールの間を思いのままに行き来できます”
- と “Esa – Pekka Salonen(エサ ペッカ サロネン)” 氏は語ります。
- 公園とリハーサルを繰り返しながら世界中を駆け回っている彼にとって、個のコンパクトさとパワーは特に重要です。
- 楽譜が完成すると、それは初演のためにオーケストラに届けられます。
- “実は最初のリハーサルが一番恐ろしいのです”
- と彼は言います。
- “自分が書いた曲に初めて命が吹き込まれるのを聴くのですから。
- クラシック音楽は、ライブで聴く体験がすべてです。
- 一度しか存在しないその一瞬に美しさがあるのです。
- そんな思いでコンサートに行ってみてください。
- あなたがそこで聴く曲が、完全に同じ形で演奏されることは二度とないのです。
- “iPad は、私の精神の延長のようなものです。”
- 私の精神と体の一部の機能がより高められ、よりシンプルに、より効率的になるような感覚です”
Exploring without limits(世界を自由に歩く)
“Chérie King” 氏の自由な世界の歩き方。
- アマゾン川をカヌーで下ったり、ガーナで石炭で焼いたロブスターを食べたり、オーストリアで地価の岩塩坑を尋ねたり。
- 冒険への情熱と iPad Airを持って世界中を旅するトラベル ライターの “Chérie King” 氏は、彼女と同じように聴覚に障がいを持つ人たちに彼女と同じように旅を楽しむためのインスピレーションを与えています。
冒険に満ちた人生を選ぶ。
- “iPad は、私の旅を世界中の人たちと分かち合えるようにしてくれます。
- 旅ができることがわかったので以前よりも積極的に出かけるようになったと、聴覚に障がいがあるほかの人たちも言ってくれます”
- トラベル ライター:”Chérie King” 氏
- 見知らぬ言語、文字、風習を持つ遠い国々を一人きりで旅することは、どんな人にとってもたやすいものではありません。
- 聴覚に障がいを持ちながら、それをすることを想像してみてください。
- 25 歳の “Chérie King” 氏は、できる限り様々な世界を体験することを人生の目標にしましたが、彼女の障がいがその妨げになることはありませんでした。
- 異国から届く “Chérie King” 氏のストーリーは、障がいを持つほかの人たちを触発し、彼女と同じように旅がしたいという気持ちを起こさせています。
- “Chérie King” 氏によると、冒険心が旺盛なのは母親ゆずりだそうです。
- “私の母は、ふいに思いたって私たちをドライブに連れて行ってくれました。
- どこかに向かっているのかいつもわからないのですが、私はそれが大好きでした”
- と彼女は言います。
- 十代の頃、生まれ育ったアイダホ州ボイシの街の外にある世界に憧れていた “Chérie King” 氏は、やがて中国、ブラジル、インド、ロシア、モーリシャスといった遠くの国々に向かう航空券を予約するようになります。
- 彼女を思いとどまらせるものは何もありませんでした。
- 生まれつき両耳に重い障がいがある “Chérie King” 氏は、会話を聞き取りやすくする補聴器を使いながら、主に唇の動きを読む技術に頼っています。
- 彼女はこれまで 31 の国と 5 つの大陸を旅してきました。
- そして数々の旅を通して、iPad は彼女にとって片時も離れることができない相棒になったのです。
- “空港での構内アナウンスのような単純な音声でさえ、私にとっては聞き取りにくいのです。
- ゲート変更のアナウンスを聞き逃して、飛行機に乗り損ねたこともあります。
- でも今では、フライトの変更に関する通知は iPad 上のアプリケーションで見ることができます”
- と “Chérie King” 氏は言います。
- 旅行ガイド、地図、言語、翻訳など。
- “Chérie King” 氏は様々なアプリケーションを使って、様々な人たちとつながり、すべての旅先を心ゆくまで探検します。
- “iPad は、私のたびに欠かせないツールの一つです”
- と彼女は言います。
はるか遠くへ。
- “Chérie King” 氏は常にスーツケースに荷物をいれたままにしておき、4 か月ごとに新しい目的地へと旅立ちます。
- 彼女は過去 5 年間だけで、南アフリカ、ドミニカ、ラトビアを含む 23 か国を旅しました。
- 上の地図には彼女が訪れたすべての場所が記されています。
- とはいえ、”Chérie King” 氏は世界の美しさを自分の目で見るだけでは満足しません。
- そこには常に新しい発見や体験があることを知っているからです。
- 旅をすることと同じくらい自分の旅を共有することに彼女が熱心なのは、それが理由です。
- 自分の Web サイトである “Flight of the Travel Bee” や “X(旧称:Twitter)”、“Facebook”、“Instagram” を使い、彼女は友人たちのネットワークに近況を報告し続けています。
- “Chérie King” 氏は、自分の体験の数々を年ごとに記録することで、聴覚に障がいを持つほかの人たちにとって一つの手本になることを願っています。
- “私は聴覚に障がいがある人たちに数えきれないほど会ってきました。
- みんな口をそろえて “旅をするあなたはとても勇気がある”
- と言います。
- でも今では、彼らは私のサイトを読み、自分たちも同じように旅ができることを知っています。”
写真で伝える旅。
“Chérie King” 氏は、写真、投稿、ツイートを通じて、自分の旅を世界中の友だちやフォロワーに伝えています。
すべての場所で、発見をもっと。
- “私は道に迷うのが大好きです。
- 結果的に新しい場所を発見できるからです。
- しかも iPad があれば、いつでも帰り道をみつけられるとわかっているので”
- “Chérie King” 氏
- 初めての街に到着するといつでも、”Chérie King” 氏は iPad を手に持ってすぐに街歩きを始めます。
- 道に迷うこともよくありますが、それも楽しさの一つです。
- 北京でもサンクト ペテルブルクでも。
- “Chérie King” 氏は曲がりくねった道を歩き回り、道を再確認する必要があるときは [マップ] アプリケーションを使ってきました。
- たいていの人は手話ができず、”Chérie King” 氏も英語しかわかりませんが、彼女は [マップ] アプリケーション上に現れる現地語の表示を活用して、タクシーの運転手に行きたい場所を正確に伝えることができます。
- 行き先が特に決まっていない時は、“AroundMe”、”tripwolf” などの iPad 用アプリケーションを使い、近くにある面白そうな場所を見つけます。
- 初めて訪れた街で次々に角を曲がって散策を続ける。
- 思い切って大通りを離れ、小さな食堂を探して街一番のコムタムを食べる。
- ホアンキエム湖でジェンズという羽根蹴りゲームに飛び入りする。
- 彼女のやり方なら、こうしたことが思いのままなのです。
- “iPad は私の旅の仲間であり、ガイドです”
- と彼女は言います。
- “iPad がなくては出会えなかった魅力的なものを、いつでも見つけられるようにしてくれるのです”
あらゆる体験のためのアプリケーション。
- [マップ] アプリケーションで生き方を見つけたり、翻訳アプリケーションで現地の人たちと会話したり。
- あらゆ旅先をより良く探索できるよう、”Chérie King” 氏は iPad を使っています。
- “Chérie King” 氏にとって、すべての街角は驚くような発見を秘めています。
- そしてそんな彼女の旅を、iPad は最初から最後までサポートします。
- “BabelDeck” などのコミュニケーション用アプリケーションを iPad 上で使えば、近所のカフェに立ち寄っておしゃべりを楽しめます。
- 初めて訪れる街でウォーキング ツアーの計画を立てる時は、iPad 上で “Triposo” アプリケーションを使います。
- 旅にはつきものの何もすることがない時間や空港での待ち時間、そしてホテルや機内では、”iTunes” でクローズド キャプション付きの映画を観たり、”FaceTime” や “iMessage” で家族や友達と連絡を取ったり、[メモ] アプリケーションを使って次の投稿のアイデアを書き留めます。
- 家に帰ったら “WordPress” を使い、最新の旅の物語を書いて公開します。
- “Chérie King” 氏は 一人旅を始めるずっと前から、あらゆる旅には自分自身、そして世界について、新しい何かを発見できる可能性があると感じていました。
- 旅に出るたびに、彼女はその確信を一段と強めています。
- “私は違った場所へ旅するのが大好きです。
- 誰に出会えるかわからないし、その出会いによって自分がどう変わるかもわからないからです”
- と彼女は言います。
- “iPad は私を、より好奇心の強い、より思いのままに行動する旅行者にしてくれました。
- そんな私の旅は、まだ始まったばかりです。
- 旅は私の人生に対する考え方を変えました。
- 毎回新しいことが学べるし、その体験をほかの人たちと共有するのがとても楽しみです”
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関連リンク
- ・Apple – iPad – 新しい音を響かせる:https://www.apple.com/jp/your-verse/orchestrating-sound/
- ・Apple – iPad – Orchestrating a new sound:https://www.apple.com/your-verse/orchestrating-sound/
- ・Apple – iPad – 世界を自由に歩く:https://www.apple.com/jp/your-verse/exploring-without-limits/
- ・Apple – iPad – – Exploring a world without limits.:https://www.apple.com/your-verse/exploring-without-limits/
- ・Apple – iPad – What will your verse be:https://www.apple.com/your-verse/
- ・iPad Air – Apple(日本):https://www.apple.com/jp/ipad-air/
- ・Apple(日本):https://www.apple.com/jp/