【FiiO】ハイパフォーマンスストリーミング DAP “FiiO M11 Plus ESS” をリリース！

2022/02/25

Masahiro

株式会社エミライが、2022 年 2 月 25 日に FiiO Electronics 製のハイパフォーマンスなストリーミング DAP（デジタルオーディオプレイヤー）“FiiO M11 Plus ESS” のリリースをしています。

価格は、約 97,900 円（税込）となります。

・DAC チップに ESS Technology 製オーディオ用ハイスペック DAC チップ “ES9068AS” を搭載しています。
・”M11 Plus LTD” で採用された増幅回路 “THX AAA アンプテクノロジー” を踏襲しつつも、DAC チップの変更に伴って、D／A セクションのブラッシュアップが行われています。
また、DAC チップの特性に合わせてローパスフィルターに使用されるオペアンプを “OPA1662” から “OPA927” へ変更されています。
さらに、ボリューム調整の IC で行っていた音量調整機能を DAC チップに受け持たせることでボリューム IC 回路の廃止による特性の向上を実現しており、2.5 mm バランス出力時の S／N が 120.5 dB から 126 dB へと最大 5.5 dB 向上、THD + N が 0.00146 % 未満から 0.00085 % 以下（1 kHz／32 Ω 時）へと向上しています。
そのほか、2.5 mm バランス出力時の最大出力も 588 mW から 660 mW（32 Ω／THD + N＜1 %）へ強化しながらも低消費電力 DAC チップの恩恵によって連続再生時間が最大約 10 時間から最大約 14 時間へと伸びています。
・内部データの再生時に最大 384 kHz／32 bit の PCM データのデコードをサポートするほか、11.2 MHz（DSD 256）までの DSD データのデコードをサポートしています。
・対応フォーマットとして、APE、WAV、FLAC、AIF、DSD、M4A、WMA、OGG、AAC、ALAC、MP3 のほか CUE シートまでサポートしています。
また、USB DAC として外部からデータを入力した場合に最大 384 kHz／32 bit の PCM データおよび 11.2 MHz（DSD 256）までの DSD データの再生に対応しています。
なお、内部に格納されたデータを USB DAC へ送り出すトランスポートとして機能させた場合、最大 768 kHz／32 bit、DSD 22.4 MHz（DSD 512）の音楽データの出力が行えます。

THX 社の特許技術 THX AAA アンプテクノロジーを採用した第 2 世代ヘッドフォンアンプ回路を採用

・THX 社の特許技術であるフィードフォワード補正技術とニュートラルな音質を追求した設計手法を特徴とした THX AAA Frontier シリーズの THX AAA – 78 アンプにより、音の消え際の表現やサウンドステージ上に忠実に復元されたディテールを追体験することができ、まるでレコーディングスタジオにいるかのようなサウンドを実現しています。
なお、THX AAA 回路は一般的なヘッドフォンアンプ回路と比較して、仮に同じ電源部を利用した場合でも高い出力を高効率で実現できるほか、より低いノイズレベル、低歪みと相まって、より正確かつ自然な音質をもたらします。
ヘッドフォンアンプ部は、AAA – 78 回路をベースとして第 2 世代に進化したことで、低域のスケールの豊かさとシャープなフォーカスを実現する駆動力の強化と IEM でもノイズが目立たないさらなる低ノイズ化を進めています。

Qualcomm® 製 SoC “Snapdragon 660” によるスムーズな動作

・スマートフォンのようにスムーズな動作を提供する大小 4 つずつで構成されたコアアーキテクチャーを採用した Qualcomm® 製 SoC “Snapdragon 660” が搭載されています。
この SoC には動画再生やゲームなどの重いタスクを処理することができる能力を備えながらも音楽再生時には超低消費電力で動作するので長時間におよぶ連続再生時間を実現しています。
※ RAM + 内部ストレージ：4 GB + 64 GB
GPU：Adreno 512
プロセスルール：14 mm

強固なシールドで基板間干渉を抑制するモジュール型設計を採用

・従来までの FiiO 製の DAP の低ノイズ設計思想をさらに推し進めて、完全新規設計の内部レイアウトによって基盤回路の相互干渉を抑制するモジュール型の回路設計手法が採用されています。
各回路モジュールには、それぞれがシールドカバーで覆われており、デジタル部分とアナログ部分は完全に分離されているので、各セクション間で相互干渉が発生せずにより純度の高い音質を実現しています。

低ノイズ、高安定性、高耐久性を実現したセパレート設計電源回路を採用

・前段ローパスフィルター部、小信号増幅部、増幅拡張回路にそれぞれ独立した電源が与えられており、音質にかかわるセクションにより強力な電源供給を実現することで、音楽のダイナミクスをより高度に再現してくれます。
さらに、様々な部品に対する専用シールドカバー、特注品の高耐熱性シリカゲルとグラフェンの使用、必要に応じて熱の吸収と放出を行うニッケルシルバー製ヒートシンクなどを駆使し、優れた温度管理を行うことで、製品全体の耐久性も高めています。

第 4 世代 FPGA + NDK 製フェムトクロック水晶発振器を駆使した完全新規設計 “デジタルオーディオピューリフィケーションシステム”

・デジタル信号処理の要となる PFGA を中心としたデジタル領域の信号処理回路に完全新規設計となる Digital Audio Purification System（DAPS）を採用しています。
SoC から送られたデジタルデータは、FiiO 独自の PLL 技術を搭載した第 4 世代 FPGA を経由しているので、FPGA 内でデジタルオーディオ信号として DAC が最も発揮しやすくなっています。
DAPS に組み込まれたフェムト秒クラスの超低ジッターを実現する 2 基の特注仕様の NDK 製フェムトクロック水晶発振器により、デジタルオーディオ回路全体に高精度かつ低ジッターなマスタークロックを提供し、クリーンで極めて高い忠実度を誇る D／A 変換を実現しています。

2.5 mm、3.5 mm、4.4 mm の 3 系統のヘッドフォン端子出力に加えて、4.4 mm バランスライン出力機能を搭載

・3.5 mm シングルエンドヘッドフォン出力、2.5 mm バランスヘッドフォン出力、4.4 mm バランスヘッドフォン出力、に加えて、従来の 3.5 mm ライン出力機能のみならず 4.4 ㎜バランスライン出力機能が搭載されています。
※ 4.4 mm バランスヘッドフォン出力兼用
なお、ライン出力時にはヘッドフォンアンプ部が自動的にバイパスされ、より高純度なオーディオ信号が出力されます。
これにより、バランス接続対応のポータブルヘッドフォンアンプとのバランスライン接続が行えるようになるなど、あらゆるシーンで高い柔軟性を実現しています。

あらゆるイヤフォンやヘッドフォンで最適化可能な 3 段階のゲインレベル設定機能

・最大 660 mW という大出力を誇るハイパワー DAP でありながらも低、中、高の 3 つのゲインレベル設定機能を搭載することで、インピーダンスや能率の異なるあらゆるイヤフォン、ヘッドフォンに最適化させることができます。
なお、各ゲインレベルに対して 120 ステップの音量調節が行えるので細やかな音量調整も正確に行うことができ、高インピーダンスのヘッドフォン使用時でも高感度のイヤ不穏でも完璧なおpン両調節が可能です。

FiiO カスタム仕様の Android 10 を搭載

・FiiO カスタム仕様の Android 10 を搭載しており、137 個のアイコン、すべての詳細設定がカスタマイズされており、ポータブル、オーディオ機器として美しく直感的な操作が行えます。
なお、ダークモード、ナイトモード、3 つのナビゲーション設定などの新たな機能も追加され、メディア体験をさらに進化させる新しいアプローチが試みられています。

SBC、AAC、LDAC の送受信に対応し、HiFi グレードの Bluetooth® オーディオ品質を実現

・AirPlay と DLNA ストリーミング対応に加えて、Bluetooth® 送受信コーデックとして新たに AAC が追加されており、iPhone ユーザーなら、さらに柔軟に HiFi グレードのワイヤレスオーディオを楽しむことができるようになっています。
※ Bluetooth® 5.0 送信対応コーデック：SBC、AAC、aptX。aptX HD、LDAC
Bluetooth® 5.0 受信対応コーデック：SBC、AAC、LDAC

従来のホイール式とは一線を画した新たな捜査官をもたらす、ボタン + タッチパネルの次世代ボリュームシステム

・従来のボリュームホイール機構の廃止を行っており、新たな発想により開発されたボリュームボタン + タッチパネル複合型ボリューム調整機構が採用されています。
この方式は、占有スペースを少なくすることで他の重要な部品のためにより多くのスペースを残すことを可能にするだけでなく、ボタン操作による正確な調整またはタッチパネルでのスライド操作により、従来とは一線を画すボリューム調節体験をもたらします。
※ 5 つの音量調節機能に対応（タッチパネルのスライド操作、ボタン操作、タッチスクリーン操作、FiiO Link、Bluetooth® リモコン）

視認性と操作性に優れた 5.5 inch、18：9 のベゼルレス液晶ディスプレイを搭載

・よりリッチな色調と正確な色温度へとアップグレードされた新しい 5.5 inch HD 液晶ディスプレイを使用しています。
アスペクト比 18.9 により優れたビジュアル体験とより快適なグリップ感を実現しています。

5 つのリスニングモードで外部機器と柔軟に接続が可能

・音楽再生に特化した Pure Music モードのほか、無線／優先接続など利用シーンや接続したいデバイスにあわせた 5 つのリスニングモードを搭載しています。
※ Android モード：GMS 対応なので、Google Play Store 経由で 3 rd Party 製アプリケーションの利用も行えます。
3 rd Party 製アプリケーションは動作保証の対象外となります。
Pure Music モード：他のアプリケーションの動作を止め、音楽再生に特化させることで音質を極限まで高めます。
Bluetooth® 受信モード：Bluetooth® レシーバーアンプとして、スマートフォンその他の Bluetooth® デバイスと自由につなげることができます。
USB DAC モード：コンピューター等をソース機器として利用することができます。
AirPlay モード：iPhone、iPad、その他の Mac 製品と高品位なワイヤレスネットワーク接続を行うことができます。

ユーザーカスタマイズの可能なショートカットボタン

・高度にカスタマイズ可能な FiiO 独自のショートカットボタンによって、以前は複雑だった操作をワンクリックで好みに合わせて実行できます。
※ ワンクリックでランダムに次のトラックへ移動
ワンクリックで再生中の曲を削除
ワンクリックでフィルターの切替
ワンクリックで EQ の切替え
ワンクリックで Bluetooth® 受信モードに移行

連続再生時間 14 時間、高速充電対応の 6,000 mAh の大容量バッテリー

・音量調整システムの超小型化により、QC 2.0、QC 3.0、QC 4.0 および USB PD の高速充電に対応した 6,000 mAh の大容量バッテリーが搭載されており、フル充電後には約 14 時間の連続再生、最長約 1,000 時間のディープスリープが可能になっています。
※ 連続再生時間：約 14 時間
高速充電：約 3 時間（QC 4.0）
スタンバイ：約 1,000 時間
高速充電電力：約 50 % 増加（充電電力が、18W から 27W にアップグレード。QC 3.0、QC 4.0 と USB PD 2.0、USB PD 3.0 高速充電に対応
約 3 倍のデータ転送速度：USB 2.0 から USB 3.0 へアップグレードし、最高 90 Mbps の転送速度を実現

第 3 世代 All to DSD 変換機能でよりピュアな音質を実現

・FiiO が独自に開発した All to DSD 変換機能も第 3 世代となり、前世代と比較して消費電力が約 30 % 減少、不要な高調波も減少しているので、さらに肌触りがよく、ピュアなサウンドを実現しています。
“DSD 変換モード” 機能を利用すると、すべての PCM オーディオ信号は D／A 変換プロセス時に DSD フォーマットに変換されてからアナログ信号に変換され、PCM とは異なる質感の自然でクリアなサウンド体験が可能になっています。
なお、”DSD 変換モード” を有効にすると、すべての PCM 信号が 2.8 MHz の DSD フォーマットに変換され、3 rd Party 製アプリケーションで再生した楽曲にも適用されます。

最新の音楽フォーマット “MQA” の x8 デコード機能

MQA 音源の x8 デコード機能も搭載しているので高サンプリングレートでも扱いやすいファイルサイズでマスタークオリティーの豊かな音質での再生が行えます。

車での高音質再生にもこだわった新開発の “車載モード”

車での高音質再生にもこだわった特許技術（ZL2017 1 – 0563549.5）の “車載モード” は、車のキーオンと同期してプレイヤーの電源を自動的に ON／OFF するだけでなく、UI（ユーザーインターフェイス）を車載用に変更し、車載利用をより安全かつ手軽に行えるようになっています。

ハニカム構造をモチーフにした新デザイン

・”FiiO M11″ および “FiiO M11 Pro” で好評だった 3D カットデザインを継承しつつ、デザイン要素に六角形のハニカムデザインを新たに採用することで、一段と洗練されたルックスへと進化しています。
シームレスに融合したボディーとボタンを特長とする “FiiO M11 Plus ESS” では、絶妙な美しさと大胆でアグレッシブなテイストが両立されています。

ダイヤモンドカットデザインのリアカバー

リアカバーは繊細で絶妙なダイヤモンドカットのテクスチャーがあしらわれており、光の屈折により、リアカバーは角度を変えるたびに違う表情を見せ、豪華でありながらも心地よい雰囲気を醸し出しています。

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