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【レビュー】新型「raytrektab DG – D10IWP」が到着。どんな用途のお絵かきに適してる?まずは簡単なレビュー。

総合記事
raytrektab DG - D10IWP

raytrektab DG – D10IWP

極寒の地「北海道」にもやっと新型「raytrektab DG – D10IWP」が届いたので、簡単なレビューをしていきたいと思います。

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1.新型「raytrektab DG – D10IWP」を見ていこう

まず軽くスペックを書いていきます。

  • ・OS:Windows 10 Home 64 bit
  • ・CPU:第 6世代(Gemini Lake)Intel Celeron N4100
  • ・内蔵グラフィック:IntelR UHD Graphics 600
  • ・ディスプレイ:10.1 inch(1,920 × 1,200)
  •         ※ 16:10、224 ppi
  • ・RAM:DDR4 8GB
  • ・ストレージ:128GB SSD
  • ・重量:約 657g(タブレット本体)
  •     約 5g(ペン)
  • ・ペン:Wacom EMR 方式
  •      ※ 筆圧 4,096 段階、傾き検知あり

CPU は、「Intel Celeron N4100」ということで、「Surface Go」の CPU よりは若干上回る一方、グラフィック性能は、「Surface Go」より下になります。

2.現時点で分かっている長所と短所

1.長所

  • ・視差の距離が前回のより狭くなり違和感が減った。
  • ・解像度が上がって、画面が前の 8 inch モデルよりドットの粗さが目立たない。
  • ・ペン先が細くなったので、描くときに画面の邪魔にならない。
  • ・画面加工が「iPad Pro 12.9 inch(3rd Generation)」と似たような湿り感があり、描き味が向上。

2.短所

  • ・CPU の性能が低いので動作が遅くなることも多い。
  • ・指紋がつきやすく拭き取りにも時間がかかる。
  • ・ディスプレイのフレーム枠から光漏れがある。
  • ・重量が約 659g と片手で持つには、重く感じる人が多いと思います。
  • ・ペンがノッチ式のため、描き方によってカチャカチャうるさい。
  • ・フレームの幅が思ったよりある。
  • ・新タイプのペンが、他のデバイスで反応しても消しゴムになってしまう。
  • ・青が強く感じるので、色見調整は必須。

簡単な長所と短所を書いてみましたが、付属品も含め詳しく見ていきたいと思います。

2.付属品

付属品にはペンと Type – C のアダプタ、説明書、そして液晶保護フィルムが付属しています。

液晶保護フィルムは、マットタイプで指紋が付きにくく、ペンの滑りも程よい摩擦があるので、これを貼って使ってもいいと思います。

ただ、ペーパーライクほどの摩擦はないので、ペーパーライク慣れしている人には、滑りやすく感じます。また、このマットタイプの保護フィルムを貼ると、光沢の発色の良さが少し減ります。

raytrektab DG - D10IWP:液晶保護フィルム(マットタイプ)

raytrektab DG – D10IWP:液晶保護フィルム(マットタイプ)

4.本体

フレーム幅がかなりありますが、B5 サイズの雑誌より一回り小さいので持ち運びには便利です。ただし、重量が約 659g と片手で持つには少々重く感じる人が多いのではないかなと思います。

raytrektab DG - D10IWP

raytrektab DG – D10IWP

筐体裏面はシルバーと端子やボリュームが白いラバー製になっており、可愛らしさがありますね。

raytrektab DG - D10IWP

raytrektab DG – D10IWP

各部の名称は下記の感じです。スピーカー部分が縦使用を想定した配置になっています。

raytrektab DG - D10IWP:各部の名称

raytrektab DG – D10IWP:各部の名称

3.解像度が上がりドットも目立たなくなったディスプレイ

raytrektab DG - D10IWP

raytrektab DG – D10IWP

解像度が 1,980 x 1,200 px に上がったことで、ドットの間隔も 8 inch モデルよりも 189ppi から 224ppi へと小さくなり、画面の粗さが改善しています。見た時もドットの荒さが見えにくくなっていて、線を繋げて引くときもドット分ズレてるということも減りました。

表面加工は「iPad Pro 12.9 inch(3rd Generation)」と似た感じのヌルっとした滑り方でペンで描いても、そこまで滑っていく感じはないです。画面を立ち上げたときに横向きで、フレーム上下 4ヶ所から目に見えて分かるくらい光漏れがあります。

raytrektab DG - D10IWP

raytrektab DG – D10IWP

色見は、見た瞬間に青が強めだなという印象でしたので、i1display Pro で計測をしたところ、やはり青が強めに出ていました。

キャリブレーションをすると、寒色系から暖色系に変わったと思えるほど色味が変わったので思ったより青色が強めの個体だったようです。個体差もあると思いますが、詳しい結果や色変更の仕方は、後日に書きたいと思います。

キャリブレーションに使用した製品は、こちら

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B005N1OP5M

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5.前回より良くなった画面の視差

液晶と強化ガラスの隙間の距離感の視差ですが、前回のよりは少なくなっていますが、「Wacom Cintiq Pro 16」と比較すると少し距離があると感じます。「旧式の Cintiq 13HD」くらいの視差です。

写真で見るとかなりの視差があるように見えますね。視差に関しては、ペンの位置や描き方によって変わる感じでした。特にペンを倒して描くタイプの方は、ペン先のカーソルがペンの下に入り込んでしまうので調整が必要になります。

逆にペンを画面に対して垂直に立てて描くタイプの方ですと、ペン先の先端の方でインクが出ているような感じに見えるので、そこまで視差を気にせず描くことができます。

あとは、ペンの描いている位置が顔の真正面とか、真正面より若干ズラして描く感じでも視差の差が出てしまいますが「raytrektab DG – D08IWP」よりは少なく感じはしました。

raytrektab DG - D10IWP

raytrektab DG – D10IWP

6.新しい raytrektab ペン

今回 Wacom 社の協力の下で作られたノッチ式の新しいペンです。まるで、製図用のシャープペンみたいな見た目ですね。特に先の細さは今まで見たタブレットペンの中でも一番細いです。

一番細い「Galaxy Note 9」のペン先よりも更に細いです。

raytrektab DG - D10IWP:ZBook 2 x G4、Galaxy Note9 SC - 01L、新型 raytrektab、旧型 raytrektab

raytrektab DG – D10IWP:ZBook 2 x G4、Galaxy Note9 SC – 01L、新型 raytrektab、旧型 raytrektab

よく見かける 0.4mm の製図用のシャープペンの先とも比較してみると、似た感じにみえますね。

実際に触ってみると、ほんとに製図用シャープペンで描いているような細さです。細すぎて少し持ちにくく感じかもしれません。

raytrektab DG - D10IWP

raytrektab DG – D10IWP

今回のペンはペン先を収納できるノッチ式で、ペン先が出ているときは頭のボタン部分が揺れてカシャカシャ音が鳴ります。ペン先を閉まっている時は、音はしません。

raytrektab DG - D10IWP

raytrektab DG – D10IWP

描いているときも、振る感じの描き方だとカラカラと音がなるので、描き方によってはうるさく感じるかもしれませんね。

筆者の描き方だと、振る感じに描くタイプではないので音は気になりませんでした。ペン先は細いこともあり画面が見えにくいということもなく、快適に描けます。

ペンのシャカシャカ音は、Twitter にあげてます。音を聴きたい方は下記からどうぞ。

1.ペンのスキャンレート

デジタルだと、線を描いたときにインクが遅れて描かれてくるということがあると思います。この遅れをどこまで減らせるのかというのにスキャンレートというものが関係してきます。このスキャンレートの数字が早ければ、インクが遅れることなくついて来るというわけです。

今回、そんなお絵かき業界のスピードスター達が違和感なく、描けるスキャンレートになったという話でタブレットの中では「iPad Pro」を抜いての最速のようです。

ということで、このスキャンレートも含め実際に描いてみましょう。

2.さっそくラフを描いてみた

今回はスピードも兼ねて不得意な女性キャラより男性キャラのラフを描いていこうと思います。使うアプリケーションは定番の「CLIP STUDIO PAINT」です。

・お絵描きアプリケーションの定番「CLIP STUDIO PAINT」は、こちら

http://www.clip-studio.com/clip_site/clipstudiopaint/scenes/manga

raytrektab DG - D10IWP

raytrektab DG – D10IWP

視差に関しては、先ほども書きましたが描いている段階ではペン先の細さもあり、ペンが正面に来ているときは、そこまで気になることはなかったです。

ポインターのズレは、端へいくほど出やすくなってます。

ペンのスキャンレートは、仕事で使っている「Wacom Cintiq Pro 16」と比べると、「raytrektab DG – D10IWP」の方が描くスピードを上げてもインクの表示がそこまで遅れることがなく、より紙で描いてるようなペンの感覚で描けました。逆に「Wacom Cintiq Pro 16」だと、描くスピードを上げるほど 1テンポ遅れてインクが出るような感じになります。

一日経って、爺だけのラフ絵だと分からないものかなということで、軽くお姉さまを塗ってみました。塗った感じは、「Wacom Cintiq Pro 16」とあまり変わらないというか、むしろペン先が細い分狙ったとこにペンが入り、描きやすく感じるという印象でした。

raytrektab DG - D10IWP:軽くお姉さまを塗ってみた

raytrektab DG – D10IWP:軽くお姉さまを塗ってみた

後は、左手ショートカットデバイスとして「CLIP STUDIO TABMATE」「8Bitdo」などの小さめな Bluetooth デバイスがあれば、どこでもお手軽にお絵かきができていい感じになると思います。

他にも、仕事で塗った「バキ Blu-ray vol.1」のバキ背中修正前のカラーを開いて、いじってみました。

ラフだけだとよく分からない所もあるので、試しに仕事で塗った「バキ Blu-ray vol.1」のバキの背中修正前のカラーを開いて、いじってみました。

raytrektab DG - D10IWP:バキ Blu-ray vol.1

raytrektab DG – D10IWP:バキ Blu-ray vol.1

レイヤー数が背景込みで 100枚くらいありますが、タッチで移動や回転するたびに引っかかりがあり、ブラシも遅延が少しずつ発生しだしたので、作業をするのにはストレスを感じました。

このクラスの px(ピクセル)数で遅延が発生するのは、CPU 処理と RAM(メモリー)容量が足を引っ張っている感じがします。レイヤー数を多めに使う人は気を付けた方がいいかもしれません。

絶賛発売中の「バキ Blu-ray vol.1」は、こちら

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07GXQ5RCW

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3.どのような用途のお絵描き系に適してる?と考えると

イラスト描きには、向いているなと感じます。漫画ですと、「CLIP STUDIO PAINT」で複数ページ作業に入ったときに重くなると思いますので、それを考慮しながら作業するといいと思います。

アニメーターだと、動画のクリンナップや原画のラフ、絵コンテ作業には使えるかなと。演出家が Adobe の AF(After Effects)での最終撮影加工を行いたい場合には、向かないですね。

7.まとめ

ペンの追従性が、描くスピードを上げてもペン先についてくるということにびっくりし、紙に書いている感覚で描ける喜びが復活しました。

ただし、複数作業や動画編集をするには、CPU & GPU 性能の弱さを感じてしまい、イラスト以外で、がっつり作業をするには惜しい製品という印象です。

メモリー(RAM)容量が 8GB になるので、「CLIP STUDIO PAINT」のようなメモリー(RAM)容量を消費しやすいアプリケーションだと、仕事によってはレイヤーを大量に使うことも多いので、8GB だと少々物足りなさを感じます。

ということで、今回は届いてすぐの速攻レビューでしたので、気づいた範囲でまとめてみました。次回は他のタブレットとの比較等を書いていきたと思います。

2018年12月29日時点で、在庫はありませんが予約を再開しています。「raytrektab DG – D10IWP」の予約は、こちら

https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=4&tc=197&mc=8462&sn=2461

なお、2018年12月29日 〜 2018年12月31日にかけて開催されている「コミックマーケット 95」の「東 3 ホール セルシス x Wacom ブースにて、「raytrektab DG – D10IWP」の展示を行なっています。

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