【アップデート情報】”Google I/O 2014″ の基調講演を YouTube にて公開
- 2014/06/26

Google が、2014 年 6 月 25 日(水)~ 2014 年 6 月 26 日(木)にかけて San Francisco(サン フランシスコ)にて開催されている “Google I/O 2014” の基調講演の模様を YouTube にて公開を開始しました。
“Google I/O 2014” では、統一性をもたらす新たなデザイン アプローチ “Material Design” を採用した “Android L” や新興市場向けに安価な Android スマートフォンを提供するための “Android One プログラム” を発表しています。
また、その他にも TV やセット トップ ボックス向けの “Android TV” や自動車向けの “Android Auto” も発表しています。
なお、基調講演では、”Android” の月間アクティブ ユーザー数が約 10 億人を達成したことも明らかにしており、2013 年 6 月時点では約 5 億 3,800 万人だったことから 1 年で約 2 倍近く増加した模様です。
目次
- 1. “Google I/O 2014” のポイント
- 2. Google 関連記事一覧
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“Google I/O 2014” のポイント
1. Android L(Material Design)
- 5,000 を超える新しい API に加えて、”Material Design” という統一性をもたらす新しいデザイン アプローチを紹介するとともに、新しい Android バージョンのプレビューとなる “Android L Developer Preview” を公開しています。
- これにより、Android プラットフォームをさらに進化させ、開発者がこれまで以上に美しく魅力的なモバイル デバイスの UX(ユーザー エクスペリエンス)を創造できるようにします。
- なお、”Android L Developer Preview” は “Nexus 5” または “Nexus 7(2013)” にインストールすることができます。
2. Android Wear
- 多くのユーザーがスマートフォンを 1 日に 150 回以上チェックします。
- それは、メッセージを読んだり、通知を見たり、ちょっとした情報の確認であることがほとんどですが、ロックの解除やスワイプ動作、PW(パスワード)入力に多くの時間が費やされています。
- これからは、”Android Wear” とそこで動くアプリケーションによって、腕時計を見る感覚で必要な情報をひと目ですばやく確認できるようになります。
- 語りかけて何かを調べる、次の予定を確認する、メッセージを送る、といった作業が、手元で気軽に行えます。
- 基調講演では、”LG G Watch” と “SAMSUNG Gear Live” の 2 つの製品を発表しており、どちらも “Google Play” で注文できます。
- また、数か月のうちには、Motorola の “Moto 360” もリリースされます。
- ※ 日本でのリリースは未定です。
- また、”Android Wear” の SDK の最新版も発表に合わせて公開され、”Android Wear” と Android スマートフォン間でのデータのやり取りができるようになりました。
3. Android Auto
- 車を運転している時、道順や交通情報などの確認のためにインターネットを利用した人は多いと思います。
- 基調講演で発表した “Android Auto” では、ユーザーのスマートフォンを車に接続するだけで、”Google マップ” のナビ機能やシンプルな操作の音声検索、”Google Now” での予定確認などを便利に利用できます。
- また、操作は車の操作パネルで行うのでスマートフォンで操作するよりもはるかに安全です。
4. Chromecast
- 日本でも先日リリースを開始した “Chromecast” の使い勝手をさらに向上させ、新しい機能やアップデートの予定を公表しました。
- 主な新機能として、同じ Wi-Fi ネットワークにつながっていなくてもユーザーの TV に他のユーザーがキャストできる機能やsっや深夜アート作品などでホーム画面をカスタマイズできる機能、Android スマートフォンや Android タブレットの画面上のコンテンツをそのまま直接 TV にキャストできる機能などがあります。
5. Cloud Dataflow
- Cloud 関連の発表もいくつか行われました。
- “Cloud Dataflow” がそのひとつです。
- “Cloud Dataflow” はバッチ、もしくはストリーミングでデータを取得、変換、分析するためのサービスで、”MapReduce” の後継になるものです。
- これにより、データ解析の管理やスケールの手間を軽減し、コスト削減を可能にします。
6. Cloud Debugger、Cloud Trace、Cloud Monitoring
- ・”Cloud Monitoring” はユーザーのアプリケーションの問題を発見し、修正するのに役立ちます。
- リッチなメトリクス、ダッシュボード、アラート機能を “Cloud Platform” を含め、様々なオープン ソース プロジェクト(Apache、Nginx、MongoDB、MySQL、Tomcat、IIS、Redis、Elasticsearch など)に提供します。
- ・”Cloud Trace” は、アプリケーションの処理にかかった時間を可視化し、理解を助けます。
- ・”Cloud Debugger” はプロダクション環境でのデバッグをオーバーヘッドなしに実現します。
- スタック トレースに加え、コードに設定したウォッチ ポイントのローカル変数のスナップショットを取ることもできます。
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関連リンク
- ・Google Developers Japan: Google I/O 2014 で発表した主なアップデートをまとめました:https://developers-jp.googleblog.com/2014/07/google-io-2014.html
- ・Google I/O:https://io.google/2023/
- ・Google:https://www.google.com/