【MM 総研】2014 年度上半期の “国内タブレット デバイス出荷台数” の調査結果を発表

  • 2014/11/20
  • Masahiro

株式会社 MM 総研が、2014 年度上期(2014 年 4 月 〜 2014 年 9 月)の国内タブレット端末出荷台数の調査結果を発表しています。

※ 本社:東京都港区、所長:中島 洋

2014 年度上期(2014 年 4 月 〜 2014 年 9 月)のタブレット出荷台数は前年度比 20.8 % 増加し、413 万台となり、2013 年度下半期の 406 万台からわずかではあるものの過去最高の記録を達成しています。

※ “Wi-Fi モデル” およびキャリアの 3G/LTE ネットワークを利用できる SIM フリー モデルを含む “Wi-Fi + Cellular モデル” の出荷台数になります。

“2014 年度上期(2014 年 4 月 〜 2014 年 9 月)” のサマリー

  • ・2014 年度上期(2014 年 4 月 〜 2014 年 9 月)のタブレット端末出荷台数は前年度比 20.8 % 増の 413 万台
  • Apple がメーカー別台数シェアで 9 半期連続の 1 位
  • ※ 43.3 %
  • ・OS 別台数シェアは 2013 年度下半期から 2 半期連続で Android が 1 位を獲得しています。
  • ・2014 年度は 910 万台と予測
  • ※ 前年度比 21.7 % 増

メーカー別出荷台数は、Apple が 9 半期連続 1 位

  • ・2014 年度上期(2014 年 4 月 〜 2014 年 9 月)のメーカー別出荷台数、シェアは Apple が 43.3 % で 1 位を獲得しています。
  • 日本でタブレット デバイスが登場した 2010 年度から 4 年連続、半期別では 9 半期連続でのシェア 1 位を維持しています。
  • 2 位には、Google との共同開発による “Nexus 7” および自社ブランド デバイスも展開する ASUS が 12.8 % になっています。
  • 3 位に SONY、4 位に SHARP、5 位に 富士通の順になりました。
1
43.3 %
2
12.8 %
3
4
5

OS 別出荷台数では、Android が iOS を抜いて 1 位

  • ・OS 別出荷台数シェアは Android が 2 半期連続で iOS を上回って 1 位を獲得しています。
  • また、引き続き 3 位には Windows となっています。

2014 年度は前年度比 21.7 % 増の 910 万台、2015 年度以降は 1,000 万台市場へ

  • ・2014 年度のタブレット市場はキャリア モデルおよび SIM フリー デバイスを含めた Wi-Fi + Cellular モデルの拡大傾向は続く見通しになります。
  • ・現在、主流となっている 10 inch 前後のディスプレイ サイズから今後は 11 inch 以上のディスプレイ サイズのタブレット製品および台数の拡大が予測されます。
  • ・2014 年度通期のタブレット出荷台数は前年度比 21.7 % 増の 910 万台を予測しており、2015 年度以降は 1,030 万台、2016 年度 1,130 万台、2017 年度 1,240 万台、2018 年度 1,330 万台におよぶことが予想されます。
  • なお、2015 年度の 1,000 万台規模に到達後の増加ペースは徐々に落ちていくことも予測されています。
  • ・2012 年度下期 ~ 2013 年度にかけては “Nexus 7” に代表される 9 inch 未満の低価格の Android タブレットがマーケットの拡大を牽引し、それにともない Wi-Fi モデルのタブレット、モバイル タブレットの台数比率がそれぞれ増加しました。
  • 2014 年度に入ると、NTT docomo“iPad” の取扱いを開始およびモバイル キャリア間での競争や新料金プランの影響もあり、Wi-Fi + Cellular モデルのタブレットの出荷台数比率が増加しました。
  • また、スマートフォンの大画面化にともない、高価格帯となる 9 inch 以上のタブレットの台数比率も上昇しています。
  • キャリアは複数のデバイスで同様の通信サービスおよびコンテンツを提供する “スクリーン戦略” を着々と推し進めているように見受けられます。
  • 今後は、円安によるタブレットの価格が実質値上げされることが予想され、デバイスの初期費用を抑えることができる Wi-Fi + Cellular モデルが強みを発揮するものと思われます。
  • そのほかの市場押し上げ要因として、拡大が進む MVNO(仮想移動体通信事業者)の提供する格安 SIM カードを活用した SIM フリー デバイスの増加が見込まれることや、条件付きで無性になった Windows を搭載した低価格帯のタブレットによる裾野の拡大といった点があげられ、買い替え需要を含めたタブレットの市場規模は堅調に増加していくものと見られています。

タブレット デバイスの定義

  • 以下を条件に株式会社 MM 総研が分類しています。
  • ※ 2014 年 5 月現在
  • 1. Wi-Fi もしくは Wi-Fi + 3G 回線(以上)の通信機能を搭載
  • 2. 動画、音楽、電子書籍などのコンテンツを利用できるマルチメディア機能を搭載
  • 3. 6 inch 以上のディスプレイを搭載
  • ※ 6 inch 台のキャリア向け Cellular デバイスはタブレットに含めません。
  • 4. 以下の OS を搭載
  • ※ iOS、Android、Windows
  • コンバーチブル除く Windows RT もしくは Windows 8 以降の OS を搭載したスレート型コンピューター
  • 5. キャリアや製造メーカーがタブレットと位置づけている製品
  • 注:今後の製品状況等によって変更する可能性があります。

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