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OS X 10.8 Mountain Lion の「Keychain PW（パスワード）」について見てみましょう。
1.アプリケーションやサービスの自動認証を可能にする便利ツール
OS X 10.8 Mountain Lion の「Keychain PW（パスワード）」を使用すれば、「キーチェーンアクセス」内に保存されているアプリケーションやサービスなどの自動認証が可能になります。Mac にユーザーを作成すると、「Keychain PW（パスワード）」が、自動的に作成したユーザーとログイン PW（パスワード）と一致するように設定されます。
もちろん、「システム環境設定＞ユーザーとグループ」からログイン PW（パスワード）の変更をかけると、保存された「Keychain PW（パスワード）」がアップデートされ、自動的に一致するように変更をかけてくれるので安心してください。ただし、この「Keychain PW（パスワード）」がログイン PW（パスワード）と一致しない場合、そのユーザーの Keychain のロック解除時に PW（パスワード）の入力が必要になります。
2.Keychain の注意点
「Keychain PW（パスワード）」は、ユーザーだけが利用できるものになります。それが管理者ユーザーであっても利用することはできないようになっています。仮に管理者ユーザーがログイン PW（パスワード）をリセットしても Keychain の PW（パスワード）の変更は行われません。リセット後の初回ログイン時に Keychain の PW（パスワード）のリセットが要求されます。
※ ユーザーが古い PW（パスワード）を忘れてログイン PW（パスワード）をリセットしても、Keychain 内のキー／PW（パスワード）やその他の情報にはアクセスすることはできません。ユーザーは新たに Keychain を作成する必要があります。
3.デフォルトの「Keychain PW（パスワード）」の変更方法
- 1.「Launchpad＞ユーティリティー＞キーチェーンアクセス」を選択します。
- 2.「編集＞キーチェーン（キーチェーン名）の PW（パスワード）を変更」を選択します。
- 3.もし Keychain がロックされている場合、PW（パスワード）を入力してロックを解除してから「OK」をクリックします。
- 4.現在の PW（パスワード）を入力します。
- 5.新しい PW（パスワード）を入力後、確認のためにもう一度入力します。
- 6.「OK」をクリックします。
関連リンク
- OS X Mountain Lion：キーチェーンのパスワードについて：http://support.apple.com/kb/PH10623?viewlocale=ja_JP
