【OS シェア 2014年9月】Windows 7 のシェアが増加!
- 2014/11/25
以前は、恒例のようにお伝えしていたデスクトップ OS のシェア。かなり遅れてはいますが、今回は、2014年9月分の Net Applications のデータを見て行きましょう。2014年9月は、再び Windows のシェアが増加しました。一方で、OS X と Linux のシェアが減少しています。なお、既にサポートの終了した Windows XP が 23.87% となっています。
それでは、デスクトップ OS シェアから見ていきましょう。
OS シェア
順位 | OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1. | Windows | 91.98% | ↑ | |
2. | Mac | 6.38% | ↓ | |
3. | Linux | 1.64% | ↓ |
2014年9月の各 OS のバージョンを無視したデスクトップ OS シェアは、Windows が微増しています。一方で、OS X と Linux が微減しています。また、OS 全体の Windows のシェアは、90% を越えており、Windows のシェアが支配的な位置にあることは変わりません。
そして、こちらはデスクトップ OS のバージョン別シェアの内訳になります。
バージョン別 OS シェア
順位 | バージョン別 OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows 7 | 52.71% | ↑ | |
2. | Windows XP | 23.87% | ↓ | |
3 | Windows 8.1 | 6.67% | ↓ | |
4. | Windows 8 | 5.59% | ↓ | |
5. | OS X 10.9 Mavericks | 4.05% | ↓ | |
6. | Windows Vista | 3.07% | ↑ | |
7. | Linux | 1.64% | ↓ | |
8 | Mac OS X 10.6 Snow Leopard | 0.74% | ↑ | |
9 | OS X 10.8 Mountain Lion | 0.60% | ↑ |
2014年9月でも、Windows 7 のシェアが 50% を越えています。一方で、サポートの終了した Windows XP が 23.87% と減少速度が落ちています。また、最新 OS の Windows 8.1 や Windows 8 のシェアが再び減少したことも注目したい点と言えます。
なお、OS X のシェアは増加に転じました。ただし、全体のシェアで見れば OS X のシェアは、わずか 6.38% 程度となり市場への影響力は限定的と考えられます。
当サイトでもお伝えしている Windows XP は、Microsoft のサポートが既に終了しており、セキュリティーの脆弱性の修正などが行われなくなっています。サポートの終了した Windows XP は、セキュリティの修正などが行われなくなるため、ボットネット構築目的のマルウェア感染や踏み台マシンとしての利用されるリスクが高くなります。まだ、ご利用中の方は早急に買い換えを行うことをお勧めします。
ちなみに、実は BootCamp で Windows 8.1 を私も利用していますが、リリース当初から言われたほどの悪い OS というものでも無いと思います。確かに、以前の Windows とは UI(ユーザーインターフェース)が異なるために慣れるまでに時間がかかるかもしれません。ただ、タブレット、スマートフォンなどの直感的な操作感が増しているという部分もあり、使い始めれば慣れると思います。また、起動時間も非常に早いのでストレスも感じにくいです。個人的には、言われるほど悪い OS じゃないなと思っています。
関連リンク
- Net Applications:Net Applications