かなり遅くなりましたが、恒例としてお伝えしていたデスクトップ OS のシェアの公開されている2014年3月分の Net Applications のデータを見て行きましょう。2014年3月の OS シェアは、再び Windows のシェアが増加。一方で、OS X のシェアは微減しています。ただし、Windows XP のサポート終了へ向けて行く中で Windows XP のシェアは再び減少傾向に転じました。
それでは、デスクトップ OS シェアから見ていきましょう。
OS シェア
順位 | OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1. | Windows | 90.94% | ↑ | |
2. | Mac | 7.57% | ↓ | |
3. | Linux | 1.49% |
一方、2014年3月の各 OS のバージョンを無視したデスクトップ OS シェアは、OS X が微減している程度となっており、ほとんど変化はありませんでした。
一方、こちらはデスクトップ OS のバージョン別シェアの内訳になります。
バージョン別 OS シェア
順位 | バージョン別 OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows 7 | 48.77% | ↑ | |
2. | Windows XP | 27.69% | ↓ | |
3 | Windows 8 | 6.41% | ↑ | 増加 |
4. | Windows 8.1 | 4.89% | ↑ | 増加 |
5. | OS X 10.9 Mavericks | 3.75% | ↑ | 増加 |
6. | Windows Vista | 2.99% | ↓ | 減少 |
7. | Linux | 1.49% | ↑ | |
8 | Mac OS X 10.6 Snow Leopard | 1.29% | ↑ | |
9 | OS X 10.8 Mountain Lion | 1.18% | ↓ | 減少 |
バージョン別に見て行くと、Windows 7 がシェアを増加させることで Windows XP が シェアを減らしています。一時、Windows XP のシェアは増加傾向に転じていましたが、再び下落に転じています。ただし、27.69% 近くのシェアを依然としてもっている事からもサポート終了後の動向が気になる点です。
一方、OS X は最新版である OS X 10.9 Mavericks への移行がスムーズに行われています。
なお、既にサポート終了となっている Windows XP は、セキュリティーの脆弱性の修正などが行われなくなります。まだ、Windows XP の OS で利用されている方は早々に買い替えをお勧めします。また、次世代の iPhone や iPad などのサポート OS から排除される可能性があります。当サイトで Windows XP を利用しているユーザーは、できるだけ早期に最新の OS X Mavericks や Windows 8.1 を搭載した製品に買い替えましょう。
関連リンク
- Net Applications:Net Applications