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【News】MMC 総研「2014年度上期 タブレット端末出荷概況」発表!

  • 2014/12/09
  • Masahiro

2014年度上期 タブレット端末出荷概況
2014年度上期 タブレット端末出荷概況

 
 MM 総研が、2014年度上期(2014年4月〜2014年9月)の国内タブレット端末出荷台数の調査結果を発表しています。今回の出荷台数は、前年度比 20.8% 増加の 413万台とのことです。また、2013年度下半期の 406万台を僅かながら上回り過去最高となっています。
 
 ※ 国内タブレット端末出荷台数は、「Wi-Fi タブレット」および「Cellular タブレット(キャリアの 3G/LTE 通信網が利用可能なものや SIM フリー端末を含む)」の出荷台数です。
 
 今回、過去最高の出荷台数となった要因には、2014年6月に NTT docomoiPad の取り扱いを開始したことで、Android を含めた Cellular タブレット市場を牽引することになったと思われます。 
 

1.メーカー別出荷台数は Apple が 9半期連続1位

  • 1.Apple:43.3%
  • 2.ASUS:12.8%
  • 3.SONY
  • 4.SHARP
  • 5.富士通
  • 6.その他

 
 メーカー別出荷台数は、Apple が 9半期連続1位となっています。また、2位は Google との共同開発の「Nexus 7」や自社ブランドデバイスも展開している ASUS、3位は SONY、4位は SHARP、5位は富士通の順位となっています。
 

 ソニーストア

 

2.OS 別出荷台数は iOS を Android が上回る

 
 OS 別の出荷台数とシェアでは Android が iOS を上回っています。また、Android が iOS のシェアを上回るのは 2013年度下期から 2半期連続となっています。ちなみに、3位は Windows です。
 
 なお、今後のタブレット市場はキャリアモデルや SIM フリー端末を含めた Cellular モデルの拡大傾向が予想されています。またた、2013年度に苦戦した画面サイズ 9 inch 以上のホームタブレットが再び増加されると分析されています。特に現在のホームタブレットの主流の 10 inch 前後から 11 inch 以上の大画面サイズのタブレットのシェアが、今後は拡大すると予測されています。
 
 MM 総研では、タブレットの 2014年度通期の出荷台数を 910万台(前年度比 21.7% 増)と予想しています。また、2015年度以降は下記のように予測しています。
 

  • 2015年度:1,030万台
  • 2016年度:1,130万台
  • 2017年度:1,240万台
  • 2018年度:1,330万台

 
 2015年度には 1,000万台を越えることが予想されていますが、その後の増加ペースは鈍化するものと思われます。また、タブレット市場の拡大を牽引しているキーワードにも変化が見られているとのこと。2012年度下期から 2013年度にかけて Google「Nexus 7」を代表する 9 inch 未満の低価格 Android タブレットが市場の拡大を牽引しました。これに伴って、Wi-Fi タブレットやモバイルタブレットの台数比率が増加。2014年度になると NTT docomoiPad の取り扱いを開始したことでモバイルキャリア間の競争や新料金プランの影響もあり Cellular タブレットの出荷台数が増加したとのこと。また、スマートフォンの大画面化の影響を受けて、高価格帯の 9 inch 以上のホームタブレットの台数比率も上昇。キャリアは、nスクリーン戦略(複数の端末で同様の通信サービス・コンテンツを提供)を押し進めて行くように予想されます。
 




 

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