【モバイル OS シェア 2013年7月】減少傾向の続く iOS

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　恒例のモバイル OS シェア2013年7月分が、Net Applications から発表されています。7月は iOS デバイス、Android、BlackBerry のシェアが軒並み上昇。逆に Java ME や Symbian がシェアを減らしています。一方で Windows Phone のシェアほとんど変化がありませんでした。ちなみに、Java ME のシェアの落ち込みは大きく 2% 近くが落としています。

モバイル OS シェア

順位	モバイル OS	シェア	推移	備考
1	iOS	58.26%	↑	微増
2	Android	25.28%	↑	微増
3	Java ME	8.86%	↓	減少
4	BlackBerry	2.49%	↑	微増
5	Symbian	2.23%	↓
6	Windows Phone	1.15%	↓
7	Kindle	0.81%	↑
8	Bada	0.05%

　まず、モバイル OS シェア全体での iOS の割合は 58.26% となっており、まだまだ存在感のあるものになっています。また、そのうちの 35.02% が iPad ということを考えてもタブレットがネットへのアクセスするツールとして浸透してきていることを物語っているでしょう。また、独自路線を行く Kindle もじわじわとシェアを拡大していっている点も注目したいポイントです。

　続いて、モバイル OS のバージョン別のシェアになります。

バージョン別モバイル OS シェア

順位	バージョン別モバイル OS	シェア	推移	備考
1	iPad	35.02%	↑	増加
2	iPhone	22.47%	↓
3	Android 4.1	9.85%	↑	増加
4	Java ME	8.86%	↓
5	Android 2.3	5.96％	↓
6	Android 4.0	5.81%	↓
7	BlackBerry	3.23%	↑
8	Sumbian	2.23%	↓
9	Android 4.2	1.99%	↑
10	Windows Phone OS 7.5	1.14%	↓	微減

　バージョン別で見てみると、Andoroid 4.1 がシェア増加の傾向を維持しており、Java ME のシェアを超えて3番目のシェアに食い込んできました。一方、先月までは伸びていた Android 4.0 が反転して減少。また、Android 2.3 は引き続きの減少傾向に変化はありません。これは、Andoroid 2.3 などのスマートフォンの初期モデルからの買い替え需要によるものと考えられます。また、先々月辺りから増加傾向にあった BlackBerry が順調にシェアを回復させてきているのも根強いファンがいる証拠と言えるでしょう。

　一方。iPad のシェアは伸びたものの iPhone のシェアは減少。次期 iPhone のリリースを期待した買い控えのシーズンに入ったことの現れと思われます。8月以降のシェアの動向にも注目していきたいところですね。