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Intel が、「CES 2015」で、第5世代 Core プロセッサー「Broadwell」シリーズを正式発表しています。「Broadwell」シリーズは、14nm プロセスを採用しており、第4世代 Core プロセッサー「Haswell」シリーズの 22nm プロセスよりも微細化しています。なお、今回詳細を発表したのは Ultrabook の Broadwell-U となっており、次世代の MacBook Air や MacBook Pro with Retina Display 13 inch モデルに搭載されると思われます。また、内蔵 GPU には Intel Iris Graphics 6100 および Intel HD Graphics 5100 となっています。
ラインナップには、TDP（熱設計電力）が 28W の 4モデルと 15W の 10モデル構成となっています。また、28W モデルには GPU コアに Intel Iris Graphics、15W モデルには Intel HD Graphics が統合されています。もちろん、バッテリー動作寿命は 20% 〜 30% 改善しており、ムービー再生時間が平均で 90分ほど長くなるとのこと。ラップトップやディスプレイ一体型デスクトップ PC などに搭載される予定となっており、2015年1月には搭載モデルの出荷が始まるとのことです。
第5世代 Core プロセッサーは、ダイサイズは 37% 小さくなっているものの、半導体数は約13億個に増加しています。また、 3D グラフィックス性能は 22% 向上しており、ムービー変換速度は 50%、生産性は 4% と大幅に向上しています。さらに、2015年中頃に MacBook Pro with Retina Display 15 inch で搭載されると思われるモバイルやデスクトップ向けの「Broadwell」が搭載されると思われます。
なお、Intel Iris Graphics 6100、Intel HD Graphics 6000、Intel HD Graphics 5500 は、DirectX 11.2 および DirectX 12（将来的に対応予定）、OpenGL 4.3、OpenCL 2.0 の各種 API に対応しており、新たに HEVC や VP 8／VP 9 のデコードにも対応しています。
なお、今回発表された第5世代 Core プロセッサー「Broadwell」は、上記表を参考にしてください。
関連リンク
- Home – 2015, International CES, January 6 – 9：http://www.cesweb.org
