iCloud

iCloud バックアップの概要

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iCloud

 
 今ではお馴染みの機能となった iCloud。その中でも、iPhone や iPad などの iOS デバイスのバックアップを取ることができる iCloud バックアップについて今回は見てみようと思います。
 
 iCloud バックアップとは、iOS デバイスの情報を Wi-Fi 経由で毎日取ってくれるサービスです。主に、デバイスの紛失した場合や新しいデバイスへ買い替える場合などに前のデバイス上の同じ情報を復元できる便利な機能になります。
 
 では、どんな内容がバックアップとして取れるか確認してみましょう。
 

iCloud バックアップ

 

  • ・購入した音楽やテレビ番組(米国のみ)
  • ・購入した App やブック
  • ・デバイス設定
  • ・App de-ta
  • ・ホーム画面と App の配置
  • ・iMessage、テキスト(SMS)、および MMS メッセージ
  • ・着信音

 
 まずは、上記に箇条書きしてみました。一つずつ確認していこうと思いますが、購入したテレビ番組は日本ではサービスにありませんので、対象外になります。では、実際に日本でバックアップとして取られるものとは、購入した音楽や App、ブックはバックアップとして取ることができます。実際、App などは戻ってこなくても購入履歴からの再ダウンロードを行えば問題ないのですが・・・・・・App 本体のデータとなってくると別問題です。
 
 ただ、このバックアップ内容に含まれている「App のデータ」というのが食わせ者です。一応、設定>iCloud>ストレージとバックアップ>ストレージを管理>バックアップ>デバイスを選択すると下記の画像のようにバックアップオプションという所に、アプリのオン/オフと表示されていると思います。
 

iCloud バックアップ App

 
 これがかなり厄介だったりします。実は、オンになっているからといって必ずしもアプリのデータまで格納されているとは限らないのです。例えば、たまに暇な時に起動する「嫁コレ」というアプリが写っていますが、このアプリのデータはバックアップには格納されていません。実際、初期化する時には初めからやり直すか、もしくは引き継ぐときのユーザーIDなどを入力して、サーバーから引っ張ってくる作業が必要になります。こういった形で戻ってくるかどうかはアプリによって個別に設定されているため、ゲームアプリなどは確認が必要です。こういったデータの場合、仮に PC でバックアップをとっても戻ってくることは少ないには変わりないですが、アプリのデータに関しては細心の注意を払ってください。
 
 また、PC から同期した写真や CD から取り込んで同期した音楽もバックアップに含まれません。特に CD から取り込んだ音楽などは、著作権上、別のコンピュータに戻せない仕様になっています。
 
 では、iCloud バックアップを取るための条件を見てみたいと思います。勘違いなさっている方が稀にいるので、注意すべき点です。iCloud バックアップは特定の条件下でのみ取ることができます。そのため、実際には取れていると思っていたら取れていないといったこともあります。
 

iCloud バックアップを取れる条件

 

  • ・Wi-Fi ネットワーク環境にあること
  • ・デバイスが「充電中」「画面ロック中」

 

iCloud バックアップ

 
 上記の条件が満たされた場合にのみ自動でのバックアップは取られます。あくまで、Wi-Fi 環境が必要になるということです。iPad の Celular モデルや iPhone を使用している方の中には、稀に 3G 回線や LTE 回線でも取ってくれると勘違いしている方がいます。バックアップは取ってくれませんよ〜。「設定>iCloud>ストレージとバックアップ」の一番下で最後に保存したバックアップの日付の確認が可能です。この機会に一度は見ておきましょう。
 

iCloud バックアップ

 
 また、iCloud バックアップは利用規約にも書いてあることになりますが、あくまで最新の 3件までを保存してくれるものになります。複数のデバイスを持っている場合、個別に取ることになるのでストレージ容量と共に確認が必要な点です。また、180日間バックアップをしていない場合、Apple から消去される場合もあるので注意してください。もちろん、仮にバックアップから復元してもコンテンツなどが絶対に戻ってくるといったことを Apple は保証しませんし、責任は負いませんともしっかり書いてありますから気をつけてくださいね。
 
 ちなみに、余談ではありますが修理交換をした時にバックアップから復元する場合にも気をつけるべき点の一つが iOS のバージョンになります。実際に、先日、経験したことではあるのですが修理交換した iPad などのデバイスを iCloud バックアップから復元しようとした場合、失敗しました。2回試しても成功しなかったため、疑問に思いながらも新しい iPad として設定してから iCloud でデータの同期を行う形をとったので問題は全くなかったのですが、「設定>一般>情報>バージョン」を見たら、5.1 と表示されていました。
 
 「あっ、そういうことか!」
 
 分かれば単純なことではありますが、修理交換した場合、本体の不具合がないか気にしても iOS のバージョンにまで意外と気にしなかったりします。意外と盲点であったりするので注意してくださいね。
 
 今回は、iCloud バックアップで取ってくれるものと iCloud バックアップを取る場合に必要な環境について触れてみました。
 

Regards, XELLOSS

 

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