Internet Explorer

【トラブル シューティング】”Internet Explorer 11(IE11)” のサポート終了について告知【~ 2022 年 6 月 15 日】

トラブルシューティング(Windows)
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Microsoft が提供する Internet Explorer(IE 11)のサポートが 2022 年 6 月 15 日をもってサポートを終了し、Internet Explorer(IE 11)のデスクトップ アプリケーションも廃止されます。

これに伴い、2022 年 6 月 15 日以降は Internet Explorer(IE 11)を利用していたアプリケーションやサービスの利用が行えなくなることが予想されます。

なお、すでに Outlook on the web(OWA)に Microsoft アカウントでサインインしているユーザーは Outlook Web App Light へリダイレクトされる動作となってます。

また、すでに一部のサイト(Apple.com/jp など)へのアクセスを行うと自動的に Microsoft Edge へリダイレクトされる動作になるなど Internet Explorer(IE 11)のサポートを終了しているサイトなども散見されています。

その後、Google のソフトウェア エンジニア “Malte UBl” 氏も Internet Explorer 11 での Google 検索のサポートを終了していることを Twitter でコメントしています。

なお、サポート終了後も “Internet Explorer 11″ にて Google 検索を利用できなくなるというわけではなく、”フォールバック” と呼ばれる代替機能にて提供される状況に移行する模様です。

上記のような観点からも、Internet Explorer(IE 11)の継続利用を行われているユーザーはセキュリティーの観点からもリスクが高まるため、サポート中のブラウザー(Microsoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefox など)への早急な移行をオススメします。

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Internet Explorer(IE)のサポートを終了する理由

Internet Explorer(IE)は 1990 年代から開発されてきた MSHTML(Trident)エンジンを利用した独自規格のブラウザーのため、セキュリティー面の脆弱性や 2000 年代以降の Web 標準規格への対応や新規開発が行われる Web 技術に対応できない事など多彩な問題により、Web 制作者を悩ませてきました。

さらに、2021 年には、経済産業省が開発した新型コロナ禍対策の “小規模事情者持続化給付補助金” の申請システム(J グランツ)で、アクセス集中またはサポートされていない Internet Explorer(IE)からの申請が原因で障害が起きていることも発覚しています。

Internet Explorer(IE 11)のサポート終了後について

2022 年 6 月 15 日以降は、Internet Explorer(IE 11)デスクトップ アプリケーションを利用しようとすると Microsoft Edge へリダイレクトされる動作となります

ただし、Internet Explorer(IE 11)が必要な Web サイトにおいては Microsoft Edge に搭載されている IE モードを利用して開くことが可能です

Microsoft Edge の IE モードについての詳細は、“こちら”

※ IE モードは、Windows クライアント/Windows Server/IoT の各リリースのライフサイクルに準じるため、2029 年まではサポートされます。

サポート終了日の 1 年前には Microsoft から告知が行われる予定となっています。

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