Mac OS X 10.7 Lion

【OS X 10.7 Lion】OS X Lion Recovery Disc の作成

トラブルシューティング
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Mac OS X 10.7 Lion

 
 こんにちは。3月も入りまして新生活の時期となりました。今回は、以前ご紹介した「復元ディスクアシスタント」の作成方法とは異なる汎用性のある「Recovry HD」の作成方法をご紹介しようと思います。以前ご紹介した「復元ディスクアシスタント」からのリカバリの場合、作成した Mac 専用のものになっているので、他の Mac では使えないといったデメリットがありますが、今回の方法はどの Mac にも使えるものになっています。もちろん、システム要件を満たしていること前提にはなりますが・・・。
 

 
 今回は、作成した Mac 以外でも利用可能なリカバリディスクの作成方法をご紹介します。また、この USB メモリを使用しての OS インストールにも使用可能なので、結構便利だったりします。
 
 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成①

 
 まずは、上記画像のようにMac App Store から Lion のインストーラーのダウンロードをしておくことが必要になります。Mac App Store を起動し、「購入済み」タブを選択します。既にインストールしている Mac の場合は「インストール済み」と表示され、グレーアウトしています。その場合は、キーボードの「Option」キーを押しながら「インストール済み」ボタンをクリックすると再ダウンロードが可能です。このインストーラーのストレージ容量は 4GB 近くあるので、光回線でも結構時間がかかります。ダウンロードが終了するまで地道に待ちましょう。
 
 ダウンロードが終了すると「アプリケーション」フォルダーに「Mac OS X Lion インストール」という名前でイメージファイルが保存されます。このアイコンを副ボタンクリック(Control + クリック)を行い表示されるメニューから「パッケージの内容を表示」を選択します。
 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成②

 
 ファイルの階層を辿っていくと「Contents>SharedSuppot>InstallESD.dmg」というファイルがありますので、そちらを起動します。起動するとデスクトップ上に「Mac OS X Install ESD」というインストーラーが表示されます。ここまでが、第一段階の準備となります。次に、作成するリカバリ用のメディアを準備しましょう。
 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成③

 
 リカバリ作成用のメディアを用意します。今回は、ELECOM の MF-MSU308GBK という USB 3.0 メモリー 8GB を準備しました。ただし、USB メモリの大半が Windows、Mac 共に使用できる FAT 32 であることが多いので、事前に「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」へのフォーマットが必要です。4GB だと足りなくなる可能性が高いので 8GB 以上で作成しましょう。
 

MF-MSU308GBK

 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成④

 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成⑤

 
 フォーマットの変更方法は、USB メモリを接続後、「Launchpad>ユーティリティ>ディスクユーティリティ」を選択し、「ディスクユーティリティ」を起動します。接続している USB メモリを選択し、「消去タブ」を選択、フォーマットの形式を「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」に変更し名称には任意の名前を入力します。その後は、消去ボタンを押すだけです。正常にフォーマットが終了していれば、「パーティションタブ」のフォーマット欄が「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」に変更されています。ここまでが準備の第2段階といえます。
 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成⑥

 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成⑦

 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成⑧

 
 ここまでの準備が完了したら、本番の「Recovery HD」の作成です。「復元タブ」を選択し、ソースという項目に先ほどデスクトップ上に表示された「Mac OS X Install ESD」を選択し、復元先に USB メモリを選択します。あとは、右下の「復元」ボタンを押して Mac OS X 10.7 Lion のインストール終了を待つだけです。性能にもよりますが、15分程度はかかる可能性のある作業になりますので、出来上がるまで気長に待ちましょう。
 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成⑨

 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成⑩

 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成⑪

 
 「Recovery ディスク」が完成していると USB メモリ接続時に下記のような画像が表示されます。あとは、このインストーラーから起動してリカバリーもしくはインストールを行うだけです。
 

Mac OS X 10.7 Lion Recovery HD 作成⑫

 
 ただし、こちらの方法は Apple の公式の「Recovery ディスク」では無いので、動作保証外になります。あくまで自己責任でやりましょう。ちなみに、ダウンロードだけでも時間が若干かかるので時間がある時に作った方がいいです。
 
 今回は、Mac の「Recovery ディスク」の作成方法をご紹介しました。
 

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