OS X 10.8 Mountain Lion

【トラブルシューティング】マルウェア “Flashback” とは?

トラブルシューティング(macOS、OS X)
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OS X 10.8 Mountain Lion
OS X 10.8 Mountain Lion

ロシアの “Kaspersky(カスペルスキー)” が、OS X(macOS)をターゲットにしたマルウェア “Flashback(Flashfake)” の分析結果を発表しています。

“Flashback(Flashfake)” は、2012 年 2 月に発生した亜種が Java の脆弱性を悪用したことで感染を拡大し、2012 年 4 月末までに 748,000 台以上の Mac に感染したとみられています。

目次






“Flashback(Flashfake)” の主な感染地域

米国
カナダ
日本
57 %
20 %
0.1 %

“Flashback(Flashfake)” の仕組み

“Flashback(Flashfake)” の仕組み
  • “Flashback(Flashfake)” は、感染した被害者のブラウザーに悪意のあるコードを注入する複数のモジュールで構成されており、感染したコンピューター(Mac)は、“Flashback(Flashfake)” のコマンド & コントロール(C & C)サーバーに接続されます。
  • その後、ユーザーが Google で検索を行うと、広告やリンクが不正なものに置き換えられて、ユーザーをクリック詐欺に遭わせようとします。
  • ・2012 年 3 月には Twitter を経由して、コマンド & コントロール(C & C)サーバーを検索する機能など、新たな機能の追加された “Flashback(Flashfake)” の新しいバージョンが出現しています。
  • また、Firefox 用の Flash Player アドオンになりすますためのアドオンも登場してきており、このアドオンも “Flashback(Flashfake)” の コマンド & コントロール(C & C)サーバーに接続し、広告やリンクを書き換える機能を持っています。
“Flashback(Flashfake)” への対処方法
  • “Java” を利用しないようにしましょう。
  • ※ “Java” を利用する開発者などは、Apple がリリースしている “Java for Mac OS X Lion 2012 – 003”“Java for Mac OS X 10.6 Update 8” へのアップデートを適用しておきましょう。

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