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覚えておくと便利な Mac のキーボードショートカット一覧。複数のキーを組み合わせて押すことで、通常、マウスやトラックパッドなどの入力デバイスが必要な操作を効率的に実行できるようになります。
1.キーボードショートカットの使い方
キーボードショートカットを使う場合、1つまたは複数の修飾キーを押しながらショートカットの最後のキーを同時に押します。例えば、「⌘(command)+ C(コピー)」を使用する場合、「⌘(command)」キーを押しながら「C」キーを押した後、両方のキーを同時に離してください。Mac のメニューやキーボードでは、特定のキーが記号で表記されることがあります。下記の修飾キーは、一例となります。覚えておきましょう。
2.Mac のキー記号
- 1.⌘(command)
- 2.⇧(shift)
- 3.⌥(option)
- 4.⌃(control)
- 5.⇪(caps lock)
- 6.fn(ファンクションキー)
もし、Windows PC 用のキーボードを使用している場合、「option」キーが「Alt」キー、「command」キーは Windows ロゴキーで代用してください。なお、一部の Mac のキーボードやショートカットでは、最上列に並んだ特殊なキーが使われています。これらのキーには、音量調節、ディスプレイの明るさ調整などの機能を表すアイコンが印字されています。これらのアイコン付きのキーを押すと該当する機能が実行されます。また、「fn」キーと組み合わせて「F1」、「F2」、「F3」などの標準ファンクションキーとして利用することもできます。
ショートカットについて、詳しくは利用している App のメニューで確認してください。App は、それぞれ独自のショートカットを設けている場合があります。ある App で機能するからといって別の App でも同じショートカットが機能するとは限りませんので、ご注意ください。
3.書類に関するショートカット
ショートカット | 説明 |
---|---|
⌘(command)+ B | 選択したテキストを太字にします。または、太字属性のオン/オフを切り替えます。 |
⌘(command)+ I | 選択したテキストを斜体にします。または、斜体属性のオン/オフを切り替えます。 |
⌘(command)+ U | 選択したテキストに下線を引きます。または、下線属性のオン/オフを切り替えます。 |
⌘(command)+ T | 「フォント」ウィンドウの表示/非表示を切り替えます。 |
⌘(command)+ D | 「開く」ダイアログまたは「保存」ダイアログ内で「デスクトップ」フォルダを選択します。 |
⌘(command)+ ⌃(control)+ D | 選択した単語の定義の表示/非表示を切り替えます。 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ :(コロン) | 「スペルと文法」ウィンドウを表示します。 |
⌘(command)+ ;(セミコロン) | 書類内でスペルに誤りのある単語を検索します。 |
⌥(option)+ delete | 挿入ポイントの左側にある単語を削除します。 |
⌃(control)+ H | 挿入ポイントの左側にある文字を削除します。または、「delete」キーを使用してください。 |
⌃(control)+ D | 挿入ポイントの右側にある文字を削除します。または、「fn(ファンクション)+ delete」キーを使用してください。 |
fn(ファンクション)+ delete | (Forward Delete)キーのないキーボードで、挿入ポイントの右側にある文字を削除します。または、「⌃(control)+ D」キーを使用してください。 |
⌃(control)+ K | 挿入ポイントから、行または段落の末尾までの範囲にあるテキストを削除 |
⌃(control)+ K | 挿入ポイントから、行または段落の末尾までの範囲にあるテキストを削除 |
⌘(command)+ delete | 「削除」ボタンまたは「保存しない」ボタンのあるダイアログで、「削除」または「保存しない」を選択 |
fn(ファンクション)+ ↑(上矢印) | page up:1ページ分上にスクロールします。 |
fn(ファンクション)+ ↓(下矢印) | page down:1ページ分下にスクロールします。 |
fn(ファンクション)+ ←(左矢印) | home:書類の先頭までスクロール |
fn(ファンクション)+ →(右矢印) | end:書類の末尾までスクロール |
⌘(command)+ ↑(上矢印) | 挿入ポイントを書類の先頭に移動 |
⌘(command)+ ↓(下矢印) | 挿入ポイントを書類の末尾に移動 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ ↑(上矢印) | 挿入ポイントから、書類の戦闘までの範囲のテキストを選択 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ ↓(下矢印) | 挿入ポイントから、書類の末尾までの範囲のテキストを選択 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ ←(左矢印) | 挿入ポイントから、現在の行までの範囲のテキストを選択 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ ↑(右矢印) | 挿入ポイントから、現在の行の末尾までの範囲のテキストを選択 |
⇧(shift)+ ↑(上矢印) | 選択したテキスト範囲を、1つ上の水平位置がもっとも近い文字まで拡張 |
⇧(shift)+ ↓(下矢印) | 選択したテキスト範囲を、1つ下の行の水平位置がもっとも近い文字まで拡張 |
⇧(shift)+ ←(左矢印) | 選択したテキスト範囲を 1文字分左に拡張 |
⇧(shift)+ →(右矢印) | 選択したテキスト範囲を 1文字分右に拡張 |
⇧(shift)+ ⌥(option) + ↑(上矢印) | 選択したテキスト範囲を、現z内の段落の末尾まで拡張します。もう一度押すと、その次の段落の末尾まで拡張します。 |
⇧(shift)+ ⌥(option)+ ↓(下矢印) | 選択したテキスト範囲を、現在の段落の末尾まで拡張します。もう一度押すと、その次の段落の末尾まで拡張します。 |
⇧(shift)+ ⌥(option)+ ←(左矢印) | 選択したテキスト範囲を、現在の単語の先頭まで拡張します。もう一度押すと、その次の単語の先頭まで拡張します。 |
⇧(shift)+ ⌥(option)+ →(右矢印) | 選択したテキスト範囲を、現在の単語の末尾まで拡張します。もう一度押すと、その次の単語の末尾まで拡張します。 |
⌃(control)+ A | 行または段落の先頭に移動 |
⌃(control)+ E | 行または段落の末尾に移動 |
⌃(control)+ F | 1文字分進みます。 |
⌃(control)+ B | 1文字分戻ります。 |
⌃(control)+ L | カーソルまたは選択範囲を表示領域の中央に表示 |
⌃(control)+ P | 1行上に移動 |
⌃(control)+ N | 1行下に移動 |
⌃(control)+ O | 挿入ポイントの後に 1行挿入 |
⌃(control)+ T | 挿入ポイントの右側の文字と左側の文字を置換 |
⌘(command)+ {(左中かっこ) | 左揃えにします |
⌘(command)+ }(右中かっこ) | 右揃えにします。 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ |(縦棒) | 中央揃えにします |
⌘(command)+ ⌥(option)+ F | 検索フィールドに移動 |
⌘(command)+ ⌥(option)+ T | ツールバーを表示/隠すを切り替え |
⌘(command)+ ⌥(option)+ C | スタイルをコピー:選択した項目の書式設定をクリップボードにコピー |
⌘(command)+ ⌥(option)+ V | スタイルをペースト:コピーしたスタイルを選択した項目に適用 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ ⌥(option)+ V | ペーストしてスタイルを合わせる:コンテンツの中に貼り付けた項目に、その周りのコンテンツと同じスタイルを適用 |
⌘(command)+ ⌥(option)+ I | 「インスペクタ」ウィンドウの表示/非表示を切り替えます。 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ P | ページ設定:書類設定を選択するためのウィンドウを表示 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ S | 「別名で保存」ダイアログを表示。または、現在の書類を複製。 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ -(マイナス記号) | 選択した項目のサイズを拡大。「⌘(command)+ =(等号)」キーも同じ機能を果たします。 |
⌘(command)+ ⇧(shift)+ ?(疑問符) | 「ヘルプ」を開きます。 |
関連リンク
- Mac のキーボードショートカット – Apple サポート:https://support.apple.com/ja-jp/HT201236