Mac Pro(Mid, 2012)

Mac Pro の軌跡

Mac Pro

Mac Pro(Mid, 2012)③

 
 昨年の WWDC でアップデートされた Mac Pro(Mid, 2012)は、 CPU のアップデートなどに過ぎずマイナーアップデートといった印象に過ぎませんでした。また、発表当初こそ新製品として「NEW」の文字をつけていましたが、間もなく「NEW」の文字を削除。実質的に新製品として扱わなくなりました。Apple の近年の Mac Pro への扱いはコンシューマー向けの iMac や MacBook Pro と比べると Thunderbolt の搭載も見送られたりと決して積極的とは言えません。かつては、Mac の新仕様等を搭載する際には積極的に Mac Pro へ搭載し、コンシューマー向けの製品へフィードバックを行っていたのですが・・・そういった扱いから、近年の Mac Pro ユーザーからは、この扱いへの不満も出しています。
 
 また、現在では欧州での法律が変更され Mac Pro の販売自体が行えなくなっています。Apple の CEO の Tim Cook は、この Mac Pro のアップデートを疎かにしていると取られていることに対して問題視はしているようで、2013年中には「すばらしいものをお届けする」とユーザーの質問に答えているほどです。
 
 今回は、そんな Mac Pro のアップデートの歴史について触れてみたいと思います。
 

Mac Pro(Mid, 2012)①

 

Mac Pro のアップデートの歴史

 

Mid 2006 Early 2008
発売時期 2006年8月 2007年4月 2008年1月
CPU Xeon 5150 ×2 Xeon 6365 ×2 Xeon E5462 ×2
コードネーム Woodcrest Crovertown Hypertown
コア数 2コア ×2 4コア ×2 4コア ×2
クロック数 2.66 GHz 3.0 GHz 2.8 GHz
モジュールタイプ FB-DIMM
速度 DDR2 667MHz DDR2 800 MHz
最大容量(公称) 16GB 32GB
GPU GeForce 7300GT Radeon HD 2600 XT
HDD SATA Ⅱ ×4
PCI Express スロット
  • 16レーン ×1
  • 可変 ×3
  • 16レーン ×2
  • 4レーン ×2
無線 LAN IEEE 802.11a/b/g IEEE 802.11n/a/b/g

 

Early 2009 Mid 2010 Mid 2012
発売時期 2009年3月 2010年8月 2012年6月
発売時期 Xeon X5550
  • Xeon E5530
  • Xeon X5560
  • Xeon X5650 ×2
  • Xeon W 3565
  • Xeon E5645 ×2
コードネーム
  • Nehalem WS
  • Nehalem EP
  • Nehalem WS
  • Nehalem EP
  • Westmere EP(CTO)
  • Nehalem WS
  • Westmere EP
コア数
  • 4コア ×1
  • 4コア ×2
  • 4コア
  • 6コア ×1
  • 6コア ×2
  • 4コア ×1
  • 6コア ×2
クロック数 2.66 GHz
  • 2.4 GHz
  • 2.8 GHz
  • 2.66 GHz
  • 3.2 GHz
  • 2.4 GHz
モジュールタイプ ECC-DIMM
速度 DDR3 1,066 MHz
  • DDR3 1,066 MHz
  • DDR3 1,333 MHz
  • DDR3 1,066 MHz
  • DDR3 1,333 MHz
最大容量(公称) 32GB 32GB
  • 32GB
  • 64GB
GPU GeForce GT 120 ATI Radeon HD 5770
HDD SATA Ⅱ ×4(SAS)
PCI Express スロット
  • 16レーン ×2
  • 4レーン ×2
無線 LAN IEEE 802.11n/a/b/g

 
 2006年の Mac Pro 登場以来、2009年3月のメジャーアップデートで内部構造の設計を変更し、CPU/チップセット/メモリースロットなど基盤上のプロセッサートレーに集約し、ロジックボードに装着する仕組みにしています。それ以降は、マイナーアップデートを続けており、今回のアップデートでは CTO でのオーダーでのみ購入できたものを標準かしただけになっています。また、外部 GPU は前モデルと同じ「ATI Radeon HD 5770」と変更されていません。
 
 前述にも触れた通り Mac Pro のユーザーは、プロシューマーであり、これまでの Mac の進化の手伝いを担って来た方達です。彼らがいたからこそ、現在の Mac があると言えます。今年は、CEO の Tim Cook「素晴らしいものをお届けする」と約束した以上、メジャーアップデートに期待したいですね。
 

関連リンク

 

 

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