Apple が、iPod nano(7th Generation)と iPod shuffle(4th Generation)の販売を終了しましたね。
これまで、両製品は iTunes と連携させて気軽に音楽を視聴できるデバイスの代表でした。これにより継続販売される iPod シリーズは、iPod touch(6th Generation)のみとなります。
iPod の誕生は、音楽の購入の場が CD などの媒体からインターネットを経由した DL(ダウンロード)販売へと激変させたデバイスであることは有名なお話。
一方、近年では Apple Music、Spotify -音楽ストリーミングサービス、Amazon Music、Google Play Music などの音楽ストリーミングのシェアが拡大する方向へとシフトしています。そんなマーケットの変化の中に対応できない両機種の販売終了は必然だったと言えるのだと思います。
なお、iPhone から電話機能を排除した製品とも言える iPod touch(6th Generation)ではアプリケーションのインストールが可能です。今後は、音楽再生機能をメインとして据えるのではなく手軽にアプリケーションなどを利用できる汎用的な製品として継続していくのでしょうか?
それは、近年盛り上がる DAP(デジタルオーディオプレイヤー)という点で捉えた場合のお話になります。
現状、iPhone や iPod touch(6th Generation)などのデバイスは標準機能として Hi – Res(ハイレゾ)音源に対応していません。もちろん、ONKYO HF Player やハイレゾ再生対応 音楽プレイヤーアプリ[ NePLAYER ] などを利用すれば、Hi – Res(ハイレゾ)音源などにも対応できます。
ただし、高音質化する中でヘッドフォンやイヤフォンにこだわるユーザーが増えている中で、単なるプレイヤーとしての機能が非力な訳で・・・。今後の展開に注目したいところです。
関連リンク
- iPod touch – Apple(日本):https://www.apple.com/jp/ipod-touch/
- Apple(日本):https://www.apple.com/jp/