日本 HP が、Windows 10 Mobile 搭載 3 in 1 デバイス「HP Elite x3」の体験イベントへ参加してきました。この製品は、SIM フリー端末でありつつも Windows 10 Mobile デバイスとしては初の au の VoLTE に対応することで高品質な通話が可能になっているとのことです。さらに、「キャリアアグリゲーション」、「WiMAX 2+」にも対応しているので高速データ通信を快適に利用できるとのこと。なお。2016年9月5日から予約を開始し、2016年10月上旬以降に順次発送予定となっています。
なお、今回のプレゼンテーションは、「HP Elite x3」を使用して行われました。まさに 3 in 1 デバイスを体現していると言えると思います。
※ 3 in 1 デバイス:スマートフォン、タブレット、PC として利用可能
1.デバイスやケーブル、モバイルバッテリーに囲まれる生活
近年、テレワークと呼ばれる従来のような働く場所にとらわれないワークスタイルの採用が増加しています。特に、20代などのミレニアル世代は柔軟性の高い働き方を求めている傾向があるとのこと。その一方、出張時などには 75% の人が最低 3台のデバイスを持ち歩いていると言われています。それに合わせて、デバイス専用のケーブルやモバイルバッテリーなどが不可欠となっており、移動時の負担が増えているのが現実です。
そのような環境の中、従来の「環境に合わせてデバイスを選択する時代」から「デバイス側がユーザーのライフスタイルに合わせる時代」へとシフトさせることで開発されたのが、Windows 10 Mobile 搭載の 3 in 1 デバイス「HP Elite x3」です。
1台のデバイスでスマートフォンやタブレットとして利用するだけでなく、Windows 10 Mobile に搭載されている Continuum 機能と「HP Elite x3 ノートドック」や「HP Elite x3 デスクドック」などのオプション製品と組み合わせることで、PC としての利用も実現しています。また、ビジネスユースで求められるセキュリティー機能も有しており、Windows Hello や指紋、虹彩認証にも対応しています。
実際、私自身もこの日のデバイス台数は、MacBook、iPhone 6、EOS KISS X7i などとケーブル類。最低、3台は持ち歩いている計算になります。これが、1台でも減るとなるとユーザーにとっての負担はかなり減少すると思います。
2.最新の Qualcomm Snapdragon 820 搭載!
最新の Qualcomm Snapdragon 820 クアッドコアプロセッサーと 4GB RAM を搭載しており、Laptop PC における 第4世代 Intel Core i3 〜 Core i5 並みのパフォーマンスを実現しています。また、Qualcomm Snapdragon 810 における熱問題も解消されています。