こんにちは Masahiro です。今回は、MacBook Air(Mid, 2014)を購入する機会がありましたので、日本で販売されているモデルとの違いを少しだけご紹介したいと思います。購入したモデルは、MacBook Air(Mid, 2014)の 256GB のモデルである MD761N/B です。価格は、$1,299 + HST 13.5%(消費税)の金額です。日本と比較すると、かなり高額な買い物になりますね。ちなみに、化粧箱などの型番を除けば差異はありません。
開封後の様子がこちらになります。2点ほど違いに気がつきました。日本の MacBook Air(Mid, 2014)には、クロスクリーナーが付属していましたがこちらのモデルには付属していないみたいです。また、延長ケーブルのプラグの違いです。日本のは、平刃の Category A タイプの延長ケーブルですが、こちらの延長ケーブルは、平刃 + アースピンの Category B タイプでした。
なお、Canada(カナダ)では JIS キーボードは CTO でも購入ができません。フランス語とアラビア語のみが選択できるようになっています。ただ、日本で購入した JIS キーの Mac でも部品があれば修理可能とのことです。JIS キーの Mac を購入したいということであれば日本で購入することをオススメします。また、単純に US キーボードでも CTO すれば購入できるので価格を抑えたい場合にも日本の方が良いでしょうね。
また、Office for Mac 2011 も購入してみました。こちらは日本とはちょっとライセンス体系が異なるようです。日本ではファミリーパックが販売されていますが Canada(カナダ)では、1 ライセンス製品のパッケージのみのようです。3 ライセンス製品は販売されていない模様です。
ちなみに、そのライセンス体系の様子は裏面パッケージでも分かると思います。ご覧の通り分かるかと思いますが Office for Mac 2011 の表記は、Home & Student と Home & Business のみ。あとは、Office 365 のライセンスが表記されています。Microsoft が押したい製品は、継続的に利益の出るサブスクリプションタイプの Office 365 なんでしょうね。
さらに、パッケージの中身はこんな感じになっています。最近の日本のパッケージではどうなっているのか定かではありませんが、既にディスクが付属していませんでした。公式サイトからの DL 方式になっており、そこからライセンス認証を取るタイプになっています。個人的には、Canada(カナダ)のブロードバンド事情は、日本と比較してもかなり遅れています。一部では、FTTH(光回線)も普及し始めているようですが・・・ほとんどは ADSL 並みの速度しか出ていません。AirMac TimeCapsule とか購入して IEEE 802.11ac の速度が出ても元の回線速度が遅すぎて話にならないといったレベルです。その上、価格も相当高いようです。これも Bell と Rogers という2つの巨大な企業が通信業界を牛耳っていることから起きている弊害みたいですね。
ちなみに、あまりに回線速度が遅いため Dreamweaver を使用してバックアップもまともに取れないほどの悲惨な状態だったりします。なんとかなりませんかね・・・。
それは、ともかく他の部分については MacBook Air(Mid, 2014)に差異はありませんでした。設定なども UNIX のため日本語設定可能ですし・・・。あっ・・・強いて言うなら在庫が OS X 10.9 Mavericks の時の物だったのでしょうね。購入後に、OS X 10.10 Yosemite へのアップデートを行うハメになり、時間がかかりました。
もし、海外で Mac を購入する機会が発生する場合の参考になればと思います。日本とは微妙な違いがあったりしますので注意しましょう。
関連リンク
- Mobile phones, TV, Internet and Home phone service|Bell Canada:http://www.bell.ca
- Rogers : Wireless, TV, Internet, Home Phone & Home Monitoring:http://www.rogers.com/web/Rogers.portal