【レポート】試聴必須!語彙力の試されるヘッドフォン「RAAL requisite SR1a」を参考展示【株式会社エミライ】

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RAAL requisite SR1a
RAAL requisite SR1a

FUJIYA AVIC(フジヤエービック)の主催する「春のヘッドフォン祭 2019(TOKYO HEADPHONE FESTIVAL 2019 SPRING)」が、2019年4月27日に中野サンプラザで開催されています。

1.株式会社エミライブース

株式会社エミライのブースでは、FiiONOBLE AUDIO ユニバーサル IEM>、MYTEK Digital、MrSpeakers、Headamp、Bricasti Design などのブランド製品を展示。

直前に発表された NOBLE AUDIO Khan の長蛇の列も見逃せない所ではありますが、同社ブースには他にも目を引く製品が、参考展示されていました。

現在、取り扱いを検討中の アメリカの「RAAL」 というブランドの「requisite SR1a」という製品。外観は、まるで放熱板の塊のような Earfiled™ モニター(ヘッドフォン)は、世界初の「True – Ribbon™ Headphone(トゥルー・リボン・ヘッドフォン)」を搭載。

2.RAAL requisite SR1A

密閉されたチェンバーベースは無く、「全帯域に渡って真のサウンドフィールドを形成するため」に前面と背面の両方にオープンバッフル構造が採用されています。自社開発のリボンドライバーの帯域幅は、30Hz 〜 30,000Hz。開発にあたっては、数多くのプロのエンジニアからも最高クラスの伝統的なスタジオモニターやヘッドフォンよりも音楽のディテールと正確さを表現しているという評価を得ているとのこと。

この「RAAL requisite SR1a」は、カーボンファイバーバッフルとステンレススプリングスチールヘッドバンド、アルミリボンドライバー、低反発クッション、ラムスキンレザーで構成され、アメリカ本国ではなく、ヨーロッパの職人によって Srbija(セルビア)で製造されています。

RAAL requisite SR1a
RAAL requisite SR1a

なお、「RAAL requisite SR1a」を駆動させるにはセットのアンプ兼インターフェースとヘッドフォンを専用ケーブルで接続する必要があります。

1.サウンドや装着感

RAAL requisite SR1a
RAAL requisite SR1a

この独特な形状なだけあって、長時間着けていると疲れてくるヘッドフォンならではの悩みである側圧は 0 に等しく。着けるというよりは乗せるというのに近い印象のため、慣れないうちは、なんとなく不安定感を感じるため、落ちてしまわないかなどの不安に襲われそうになります。ちなみに、同社担当の方によると 30分ほど着けていると慣れてきて気にならなくなるとのことでした。

果たして、当サイトのイラスト担当が着けながら絵を描くといったことは可能なのだろうか?という素朴な疑問も湧いています。

そのサウンドは、タイトルにもある通り「語彙力」の試されるヘッドフォンでした。これまでに経験したことのないようなサウンドを奏でるため、鳥肌が立ち、思考力停止。思わず、発した一言が「やべえ」という一言。それほどのインパクトのあるヘッドフォンです。

実際に試聴したアコースティック系の音源での感想を述べるなら、まるで小さな箱物のようなホール内で、アーティストが自分のために演奏してくれているかのような情景が浮かび上がるほど繊細でありつつも Vo.(ボーカル)などのパワフルさが感じられます。

今後もイベントで試聴できるかどうか不明なだけに、会場へ足を運ぶ方には、この数少ない機会を見逃さずにぜひ体験していただきたい所です。

なお、実際に取り扱い販売を行うかどうかについては未定であり、「イベントの声などを聴いて検討していきたい」とのこと。価格は、約 450,000円。

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