【レポート】エントリークラス DAP(デジタル・オーディオ・プレイヤー)「FiiO M5」を参考出展【株式会社エミライ】
- 2019/06/02
「ポータブルオーディオフェスティバル 2019 北海道・札幌」の株式会社エミライブースでは、FiiO の新型 DAP(デジタル・オーディオ・プレイヤー)「FiiO M5」が動態展示が行われていました。
発売時期は 未定。価格は、FiiO M6 の価格を上回ることはなく、1万円代中ばくらいのリーズナブルな価格帯になることを目標にしているようです。
1.現在わかっている範囲でのまとめ(仕様変更の可能性あり)
- ・基本操作は、スワイプでのみの操作
- ・ボイスメモや万歩計(Pedometer)搭載
- ・Apple 製品ユーザー阿鼻叫喚!?Bluetooth® 対応プロファイルに、FiiO 初の AAC に対応
- ・USB Type – C ポートと USB DAC 機能まで搭載
2.スワイプで操作
今回の動態展示で「FiiO M5」の操作感を少しだけ体感できました。
サイズは、Apple Watch に近いですが、Digital Crown が無い分、かつて存在したボタンのない iPod nano(6th Generation)の方が似た印象。
操作は、ホーム画面にアイコンなどが配置されているような感じではなく、指でスワイプしてメニューを切り替えていくものでした。
若干、音楽再生時などの切り替えの操作感は慣れていないので戸惑いがありました。例えば、指の大きな人などによっては画面サイズの関係もあって操作しにくい場合があるかもしれないと言った意見が女性陣から出ていました。
筆者は、引っ掛かりなどの症状がほとんど出ませんでしたが、同行の女性陣がスワイプ操作時に引っ掛かるようなこと時が見受けられました。
この辺りの問題は、FiiO Link の機能で解決できそうでしょうかね?
また、地味にボイスメモや万歩計(Pedometer)機能が搭載されていました。
サイズ感や機能を加味するとウォーキングやランニングなどのユーザーをターゲットにしていることが伺えます。
ただし、どこまで正確に歩数を測れるかなどは不明のようです。
ここまでやるならスマートフォンのアプリケーションなどで管理できるといいですね。Apple 製品なら HealthCare 機能と連携できたら面白いかも?
付属品には、ストラップとクリップ付きの TPU ケース。レザーケースなどが付属するみたいです。
3.接続は、3.5mm アンバランス接続
ボディー上部に出力として、3.5mm アンバランス接続と内蔵マイクなどが搭載されており、通話での利用もできるようになっているとのこと。
4.microSD カードスロット + USB Type – C ポート
充電ポートは、M シリーズではお馴染みの USB Type – C ポート。シレッと USB DAC 機能も搭載しちゃう辺りが、リーズナブルな製品であろうと可能な限りは妥協しないスペックにに FiiO らしい姿勢を感じちゃいました。
外部ストレージとして、スロットイン方式の microSD カードスロットを搭載しています。残念ながら対応する最大ストレージ容量ま確認するのを忘れました・・・・。
ただ、公式 YouTube の動画の説明文には 2TB の拡張ストレージという記載があるので、2TB まで対応していそうですね。
Bluetooth® の対応コーデックは、aptX、aptX HD、LDAC、HWA(LHDC)、SBC はもちろんですが、FiiO 初の AAC に対応しています。
Apple 製品ユーザーにも買いやすい仕様ですね。
まだまだ開発段階ということのようなので、秋葉原のポタフェス頃には、参考展示時で実際に試聴ができるようになったらいいなぁ。
その頃までになると細かな仕様も判明すると思われるのでサウンドなどを含めてチェックしていきたい製品です。
FiiO M5
FiiO M5 | |
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DAC チップ | 旭化成エレクトロニクス製 AK4377 |
出力 | 3.5mm シングルエンド出力端子 |
入力 |
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Bluetooth® チップ | Qualcomm CSR8675 |
ワイヤレス |
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ディスプレイ | 1.54 inch IPS タッチスクリーン |
外部ストレージ | 最大 2TB の拡張ストレージ |
バッテリー |
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関連リンク
- ・Fiio Japan – High – Res Audio Products|FiiO Electronics:https://www.fiio.jp/
- ・株式会社エミライ:https://www.emilai.co.jp/
- ・ポタフェス 2019|PORTABLE AUDIO FESTIVAL 2019|ポータブルオーディオフェスティバル公式サイト:https://www.paudiofes.com/