iPhone 7 Plus + FiiO Q1 Mark II + Noble Audio KATANA

【レビュー】ブロガー限定 FiiO 製品タッチ・アンド・トライ・イベント参加レポート。②【ポタアン編】

レビュー
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株式会社エミライの取り扱う FiiO 製品のブロガー限定タッチ・アンド・トライイベントが開催されたので、参加してきました。今回は、そのイベントの模様を 3回に分けてお送りします。第 2回目は、ポータブルヘッドフォンアンプを取り上げていきます。

1.USB DAC 内蔵ポータブルヘッドフォン

ポータブルヘッドフォンアンプになると、DAC チップが DAP(デジタル・オーディオ・プレイヤー)と異なり、AKM(旭化成エレクトロニクス株式会社)の製品に切り替わっているのも DAP(デジタル・オーディオ・プレイヤー)との大きな違いになります。

iPhone 7 Plus + Fiio Q5
iPhone 7 Plus + Fiio Q5

1.スマートフォン(iOS/Android)で最高音質を楽しむポータブルヘッドフォンアンプのフラッグシップモデル FiiO Q5

FiiO Q5 は、USB DAC 内蔵のポータブルヘッドフォンアンプのフラッグシップモデルです。DAC チップには、AKM(旭化成エレクトロニクス)のフラッグシップ製品となる AK4490EN 2ch 用を 2枚搭載しています。再生フォーマットは、FiiO X7 Mark II と同様に最大 384kHz/32bit の PCM データや 11.2MHz の DSD データのネイティブ再生に対応しています。

また、FiiO X7 Mark II と同じようにアンプモジュール機構を搭載しているので、モジュール交換を行うことで 2.5mm バランス出力/4.4mm バランス出力での視聴が楽しめるようになります。

オペアンプには、Texas Instruments 製、Vishay 製高精度抵抗や、Panasonic 製フィルムコンデンサーなどの高品質パーツが採用されています。

そして、FiiO のポータブルヘッドフォンアンプの製品に共通する特徴として上げられるのが音量調整機構電子ボリューム方式を採用している点にあります。このボリュームの位置を検出する方法をデジタル的に処理することで、「ギャング・エラー」を防ぎ、左右の音量差を限りなく小さくするように設計されているとのことでした。

※ ギャング・エラー:例えば、高感度のイヤフォンなどでアンプを経由すると音量が大きく再生されます。その際には、入力を絞って音楽を視聴することになりますが、従来のアナログボリューム方式の場合、右か左のどちらかに音量が偏るといった不可避な「ギャング・エラー」という現象が発生するとのことでした。その「ギャング・エラー」を原理的に回避するための方法としてデジタル方式が採用されているとのことでした。

Bluetooth® の対応コーデックには、SBC、AAC はもちろん、aptX にも対応しています。一般的に Bluetooth® レシーバーで受信したデジタルデータを搭載している D/A コンバーターでアナログに変換した後に、アンプやモジュールで増幅するという方式を取られることが多いのに対して、FiiO Q5 では、デジタルデータを直接 DAC チップへデータを渡す方式を取ることで高音質を実現している特徴を持っているとのこと。

実は、この FiiO Q5 の音の感想があまり思い出せていなかったりしています。試聴時間があまり取れなかったこともあるのですが、おそらく、後述する FiiO Q1 Mark II で、久々に iPhone の音楽を楽しめた上に、コストパフォーマンスの高さのインパクトが強かったために、筆者自身に刺さることことなく、印象が薄くなっています。

改めて振り返ってみると、試聴したいポータブルヘッドフォンアンプとしてレビューしてみたいなとも思っています。FiiO Q1 Mark II とじっくりと比較してみたりするのも面白いかもしれません。また、2.5mm バランス接続に対応しているので、Meze Audio99 Classics + 2.5mm 純正バランス接続ケーブルでの組み合わせによる試聴レビューなども試してみたいところ。

2.手軽にスマートフォンで高音質を実現するなら、人気の FiiO Q1 Mark II

FiiO Q1 Mark II は、AKM(旭化成エレクトロニクス株式会社)製の DAC チップ「AK4452」Texas Instruments 製のオペアンプを採用した製品です。サイズは、iPhone 7 Plus よりもコンパクトかつケースを付けた時と同じくらいの厚みかなというくらいサイズになります。

この製品も最大 384kHz/32bit の PCM データや 11.2MHz の DSD データの再生までに対応した USB DAC 機能を搭載しています。出力には、3.5mm イヤフォンジャック(アンバランス出力)だけでなく、2.5mm バランス接続にも対応しています。正直、諭吉さん 1人とちょっとで購入できる上に 2.5mm バランス接続を搭載しているので、これまでバランス接続に興味があったものの敷居が高いなと思っていた方には、入門機としてオススメのポータブルヘッドフォンアンプアンプかなと思います。

iPhone 7 Plus + Fiio Q1 Mark II
iPhone 7 Plus + Fiio Q1 Mark II

ボリューム方式には、FiiO Q5 と同様にデジタル方式を採用することで「ギャング・エラー」を一掃させています。なお、地味ではあるもののヘッドフォン出力のレベル調整が可能な Gain 切り替え機能Bass Boost 機能も搭載しています。例えば、低音域に物足りなさを感じるなら Bass Boost 機能を ON にすることで低域をブーストさせて楽しむこともできます。特に、HR(ハードロック)系のジャンルを楽しむことの多い筆者のような人間には、イヤフォンやヘッドフォンによって、低域に物足りなさを感じることもあるので、この Bass Boost 機能を有効活用することで、より没入感に浸れると思います。

iPhone 7 Plus + Fiio Q1 Mark II + Noble Audio KATANA
iPhone 7 Plus + Fiio Q1 Mark II + Noble Audio KATANA

前述した通り、iPhone などのスマートフォン(iOS/Android)にある音源を気軽に高音質で楽しみたいという方なら、FiiO Q1 Mark II のようにコストパフォーマンスに優れたポータブルヘッドフォンアンプとしてはオススメです。

ちなみに iPhone 7 Plus と接続して試聴しましたが、10,000円台で購入できる上に、十分に満足できるクオリティーのサウンドを楽しめました。実は、イベント後に時間さえあれば「購入しちゃおっかなぁ〜?」と、衝動買いしそうになってたりしました。(実際には、時間の都合で購入できませんでしたが・・・)

※ Apple の MFi 認証を取得しているのでiPhone で使用するポータブルヘッドフォンアンプを探している方なら、安心して選ぶことのできる製品の一つだと思います。もちろん、Lightning to micro USB ケーブルが標準で付属してくるので、最初から OTG 接続での音楽鑑賞を楽しめるのでご安心ください。別途、ケーブル購入の必要がありません。

※ デザイン面だけで判断した場合、FiiO Q1 Mark II の方がモダンでシンプルなデザインかなと思います。筆者的には、後者の方がデザイン面では好みだったりもします。

※ どうしても時間の関係上、じっくり聴くというのが困難な点もあるため、購入したり長期間使用する機会があれば評価が変わる可能性もあります。また、試聴する楽曲が偏る傾向がある点も長期間使用時と異なるため、ご了承ください。

なお、試聴してからの期間も経っているため、若干記憶がおぼろげになっていたりする部分があります。ご了承ください

FiiO X7 Mark II 実機レビュー(貸出機)は、こちら【準備中】

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2TGTKP+4XF8LE+3NN6+BW8O2&a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fwww.fujiya-avic.jp%2F

※ なお、余談にはなりますが、今回の会場は株式会社エミライのオフィスで開催されました。品川ということでオフィス街のイメージが強く、事前にマップさえ設定すればだ辿り着けるだろうと思っていました。ところが、現地周辺にて住宅街の中に入り、その中のオフィスビルということで迷子状態になりました。実際には、の入っているビルの隣にあるマンションにも見えるビルであったので、今後、参加される方で同会場にて開催される場合は、少し早めについておくことをオススメします。

関連リンク


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