SpinFit - TwinBlade/Crystal Tips

【レビュー】「SpinFit – TwinBlade」、「CRYSTALLINE AUDIO Crystal Tips」視聴比較レビュー ♪

レビュー
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SpinFit - TwinBlade/Crystal Tips
SpinFit – TwinBlade/Crystal Tips

あなたの利用しているイヤフォンは、純正の「イヤーチップ」ですか?

カナル型イヤフォンに付属しているイヤフォンの「イヤーチップ」は、イヤフォン本体から手軽に取り外しができるパーツです。

そもそも複数の「イヤーチップ」が、付属している大きな理由は、人によって耳の穴の大きさが異なるからだったりします。実際にイヤフォンの「イヤーチップ」のサイズが合わなくて痛いと感じたことがある方も多いはず!?

そんな「イヤーチップ」ですが、実は単に耳の穴に合わせたサイズ交換だけでなくリスニング時の「音質」「遮音性」にも影響を与えるパーツだったりします。

今回は、株式会社フジヤエービックが、開催した「春のヘッドフォン祭 2017(Tokyo Headphone Festival 2017 Spring)」で、「SpinFit – TwinBlade」の情報を手に入れたので、早速、購入してみました。

さらに、ちょうど CRYSTALLINE AUDIO「Crystal Tips」 も気になっていたので同時購入。

早速、視聴したサウンドと装着感の比較レビュー!「イヤーチップ」を変えてみるだけで、どんな変化が起きるのか気になる方は要チェック!

1.視聴環境

まず、下記環境にて視聴比較を行っています。

1.Q – G

  • イヤフォン:NiceHCK – DZ-7(ダイナミック変更の後期型)
  • ケーブル:自作ケーブル
  •      ※ BELDEN(ベルデン)1804A を線材に利用した自作ケーブル。サウンドは標準ケーブルより低音が出ます
  • イヤーチップ:SpinFit – TwinBladeCrystal Tips


2.Masahiro

SpinFit – TwinBlade

2.SpinFit – TwinBlade

1.音質

  • ・高域がキレイに聴こえるようになります
  • ・中域、前に出てくる感じになるため、Vo.(ボーカル)は聴きやすくなります。
  •  ※ 特に楽器隊と Vo.(ボーカル)がぶつかって声が聴き取れないものなどは、聴き取りやすくなるので相性がいい
  •   (近年の「黒夢」「れをる」「ギミアブレスタッナウ」など)
  • ・ただし、低域は音に引き締まりがあるものの、出音が少なく物足りなく感じるようになるので、Dr.(ドラム)や Ba.(ベース)ラインが出る曲との相性は、合わない
  •  ※ 「Sepultura(セパルトゥラ)」「METALLICA(メタリカ)」「Nickelback(ニッケルバック)」など
  • ・全体的に引き締まった感じが出てくるので、解像度が高くなったように聴こえる分、生音の成分が薄くなる
  • ・電子音が多い作品との相性が良い印象
  • ・低域が出やすかったり、ボヤつくようなイヤフォンと合わせるといいかも?

2.装着感

  • ・サイズは、M を使っている人は 1ランク下げるくらいでちょうどいい感じ。
  • ・装着感は耳に押し込むので若干てこずるのと圧迫感を少し感じる
  •  ※ COMPLY(コンプライ)ほどではない
Crystal Tips
Crystal Tips

3.CRYSTALLINE AUDIO Crystal Tips

1.音質

  • COMPLY(コンプライ)ほど音の篭りを感じることがない。音の締まりも出てくるので全体的に気持ち良く聴こえる
  •  ※ 少しだけ籠りを感じるものの気になるほどではない
  • ・高域は、「絹の会」の箏(そう)演奏を聴くと、若干響きと高音域が減り、ギターのサウンドの高域部分も削れる分凹んでいるように聴こえてくるので Vo.(ボーカル)が前に出てくる
  • ・低域は、迫力が出てくるので、ベースライン、バスドラなどが気持ち良く聴こえる
  •  ※ 選曲によっては、バスドラのサウンドが強めに出てしまうこともある

2.装着感

  • COMPLY(コンプライ)ほど耳穴内を圧迫する感じがしないので、気にはならない
  • ・ただし、耐久性はそれほど良い感じはしないため、COMPLY(コンプライ)から置き換えても似たような感じになると思われる

3.総評

2つを聴き比べると「Crystal Tips」は、低域が少ないイヤフォンでも低域を増してくれる感じなので、メタルやロックなどのジャンルにオススメ!あとは、高域が若干減り音が締まってくる分、ハイハットのシャンシャン鳴リすぎるようなサウンドが気になる人にもオススメ!

「SpinFit – TwinBlade」は、低域が若干少なくなってしまうものの、音が引き締まり解像度が上がった感じに聴こえてきます。日本のようなトラック数の多い曲や電子音系、女性 Vo.(ボーカル)が気持ちよく聴けます。あとは、イヤフォンの重量バランスが悪くてポロっと落ちてしまう人などは、「SpinFit – TwinBlade」のような外耳道湾曲に合わせて入っていくタイプの方が落ちにくいと思います。

https://item.rakuten.co.jp/e-earphone/c/0000003438/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0

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