プロミュージシャンが、マイクやインイヤーモニターなどで愛用する Shure からリリースされている「SHA 900 ポータブル・リスニング・アンプ」。このプレミアムなスタンドアローンタイプのポータブル・リスニング・アンプを利用することでアナログ音源やポータブル音楽プレイヤ、コンピューターからのデジタル音源をアナログまたは、デジタルオーディオに変換できる USB DAC(デジタル – アナログ変換)機能を搭載!高品質ヘッドフォンおよびイヤフォン向けの「SHA 900」は、プリセット 5種/ユーザー設定 4種の設定を搭載したカスタマイズできる 4 – band パラメトリックイコライザーと EMI(電磁波干渉除去)フィルター、入力レベルモニターを搭載しています。micro – USB 経由でデジタルオーディオ、ライン入力経由でのアナログオーディオの音声処理やすべてをバイパスしたコンバーターを通らないピュアなアナログ信号にすることも可能!「SHA 900」は、ポータブル・リスニングの基準を塗り替え、現代のアクティブなライフスタイルに合わせた Hi – Fi オーディオをモバイル環境に届けます。
1.機能
- 1.4 – band パラメトリックイコライザーのプリセット 5種、カスタマイズ可能な設定 4種を搭載し、きわめて忠実なオーディオ再生を実現!
- 2.複数の出力ゲイン構成によって、ヘッドフォンとイヤフォンの両方を最適化可能!
- 3.携帯電話からの電磁妨害を音質を損なうことなく特別デザインの回路でフィルタリング
- 4.入出力信号処理は、デジタルまたはアナログを選択できます!USB 経由のデジタル入力及び 3,5mm ライン入力/スイッチ経由によるアナログ入力対応。
- 5.SHA 900 設定全般においてコントロールを合理化し、すばやくシンプルなナビゲーションが可能!
- 6.USB 充電式バッテリー搭載なのでコンピューターやコンセントからの手軽な充電とコンピューター経由での USB オーディオストリーミング中にも充電可能!アナログでは最大 20時間、USB では最大 10時間使用できます。
- 7.EMI(電磁波干渉除去)フィルターを搭載することで、携帯電話などからの電磁波干渉の防止を行い、スマートフォン経由での使用にも音質を損なうことなく利用できます。
- 8.同梱アクセサリー経由で、Mac、Windows PC、iOS、Android デバイス対応!micro B – Lightning ケーブルおよび micro B – OTG ケーブル付属!
- 9.Shure のプレミアムな仕上げ感やエレガントなアルミ製ハウジングの構成は、すべて Shure の厳格な品質基準に適合!
2.互換性
1.iOS 互換性
- iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5
- iPad with Retina Display(4th Generation)、iPad Air、iPad Air 2
- iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3
- iPod touch(5th Generation)
※ 一部の iPhone 6s で、USB デジタルオーディオの不具合によって、外部接続した USB DAC(SHA 900 および KSE 1500 を含む)にポップ/クリックノイズもしくは時々歪みを生じる事象が出ています。この事象は、USB オーディオを搭載した携帯電話の中でも iPhone 6s でのみ確認されています。なお、すべての iPhone 6s で生じるものではなく、ある程度の発生率が見られているため、iPhone 6s と接続した場合の動作保証は行っていません。
2.Android 互換性
「SHA 900 ポータブル・リスニング・アンプ」は、USB オーディオクラス 2.0 および micro B – OTG(On – The – Go)接続性をサポートする Android デバイスに対応。一部の Android デバイスとの互換性はありません。
3.SHA 900 ポータブル・リスニング・アンプ の試聴ポイント!
「SHA 900 ポータブル・リスニング・アンプ」を店頭やイベント会場などで試す場合、イヤフォン・ヘッドフォンの試聴と違い「音の出口」は変わらないため、どこに注目して聴いたらいいか、比較ポイントがイマイチわからないという方が多いはず・・・。そんな方には、下記試聴ポイントを参考にしてください!
1.ステレオ感(定位感)
「SHA 900 ポータブル・リスニング・アンプ」には優れたチャンネル・セパレーションによるステレオイメージがワイドになっています!どこから音が聴こえるように感じますか?真横近くから音が聴こえてきませんか?
2.解像度
個々の楽器の音が混沌とせずに別々に聴こえてきませんか?声の震えやかすれ感まで、今まで聴こえなかった音の存在に気づきませんか?
3.ボリューム定位
ゆっくりと注意深くボリュームを上げ下げしながら音を聴いてみてください。ボリュームを回した時、左右のレベル差を生じないことに気づきましたか?
4.留意したい設定項目
音が割れていたり、逆に十分なインプットが得られないとアンプの性能を活かすことができないため、下記の点にも留意して視聴してください。
1.入力メーター
特にアナログ入力時(LINE IN)には、入力メーターをチェックすることが大切!入力ステージで音が歪んでしまっては、すべて台無し!メーターの赤色が点灯しないようにするには、AUDIO メニューの INPUT PAD で、- 10db、- 20dB を選択することで感度を下げることができます。
2.ゲイン設定
ヘッドフォンによっては、通常の出力ではレベルが足りない場合もあります。その場合、AUDIO の OUTPUT GAIN を HIGH にすることで十分な音量が得られます。