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OS X の歴史③

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OS X Logo

 
 OS X の歴史第3弾。前回までは、史上最も多くのマイナーアップデートが行われた Mac OS X 10.4 Tiger までを見ていきました。
 
 今回からは、旧 Mac OS との互換性も廃止され、現在の OS X 10.8 Mountain Lion にまでつながる機能を搭載していった Mac OS X 10.5 Leopard から見ていきたいと思います。
 

クイックルック

 
 Mac OS X 10.5 Leopard は「300 を超える新機能」とうたわれてリリースされました。視覚上の特徴としては、ユーザーインターフェースがメタリック表現からフラットグレーへ変更し、Dock も奥行きの感じられる 3D 風に変更されています。新機能には、Dock へフォルダを登録しておいて、その内容をワンクリックで一覧として見ることができる「Stacks」。Finder の表示方法に「Cover Flow」が追加。他にも、「Mission Control」の前身に当たる「Spaces」が搭載され、複数の仮想的なデスクトップを用意することで、用途に合わせたそれぞれのデスクトップにアプリや書類のウィンドウを配置できるようになりました。他にも、書類などのファイルを選択して中身を手軽に確認できるクイックルック機能。これによって、スペースキーを押すだけで動画や音声ファイルまで手軽に中身が確認できるようになっています。
 

TimeMachine Backup

 
 また、バックアップ機能でおなじみとなった「Time Machine」が搭載されたのもこの OS からになります。基本的に OS X の場合、10.3 で「ジャーナリング」機能が導入されたことで、意図しない終了や再起動によるファイルの破損を予防できるようになってはいたものの、あくまでトラブル時の応急処置的な意味合いでした。しかし、この Mac OS X 10.5 Leopard からの「Time Machine」によって外付け HDD へ OS ごとバックアップがとれるようになったことで特定のファイルまで手軽に引き出せるようになりました。
 

どこでも My Mac

 
 また、クラウドストレージサービスの「.mac」を契約していれば、外出先から自宅の Mac へアクセス可能な「どこでも My Mac」機能も搭載されました。
 

BootCamp

 
 さらに、Intel CPU の Mac で Windows を起動できるようにする機能「Boot Camp」が搭載されたのも、OS からでした。この機能によって、Mac を使いながらもビジネス上必要な場合がある Windows も利用できるようになったのは、画期的なことだったのです。一方で、旧 Mac OS のアプリを使用できるようにする Classic 環境が廃止されたのも同バージョン。これによって、Mac OS 9 が利用できなくなったため OS X への本格的な移行を促せたバージョンとも言えたでしょう。
 

Mac OS X 10.5 Leopard
Mac OS X 10.5(〜10.5.8)
コードネームLeopard
発売日2007年10月26日
価格
  • シングルユーザー版:14,800円
  • ファミリーパック(~5台まで):22,800円
Mac OS X 10.6 Snow Leopard
Mac OS X 10.6(10.6.8)
コードネームSnow Leopard
発売日2009年8月26日
価格
  • シングルユーザー版:3,300円
  • ファミリーパック(~5台まで):5,600円
  • Mac Box Set シングルユーザー版:18,800円
  • Mac Box Set ファミリーパック:24,800円

 
 一方、その2年後にリリースされた Mac OS X 10.6 Snow Leopard は、安定性とパフォーマンスの向上に注視した OS と言えます。マルチコア CPU に効率よく対応するための「Grand Central Dispatch」や GPU に演算処理をさせり「Open CL」を搭載。主要アプリの 64bit 化対応も完了したのも同 OS になります。ただし、PowerPC がサポート対象外となったことで Intel Mac 専用になった OS でもあります。
 

QuickTime

 
 また、これまでの動画や音声を扱うアプリケーション「QuickTime」を iOS で得た技術をベースに再開発。これまで。有料版でしか利用できなかった動画/音声の書き出しに対応した「QuickTime X」を搭載しました。
 

Mac App Store

 
 他にも、iOS ではお馴染みとなった App Store を 10.6.6 から Mac にも搭載。「Mac App Store」として利用が可能になり、アプリのダウンロードだけでなくアップデートがまとめて実行できるなど iOS からのデバイスからの技術のフィードバックも行われるようになっていきました。
 
 この時代まで来ると iOS アプリと OS X とのシンクを前提としたアップデートが行われ始めており、次の OS への布石のような時代になりはじめていました。
 
 次回は、現在の OS の 前の OS、Mac OS X 10.7 Lion について見てみようと思います。
 

OS X の歴史② へ戻る OS X の歴史④ へ続く

 

Regards, XELLOSS

 

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