【トラブルシューティング】iPhone XS および iPhone XS Max 搭載の eSIM 通信事業者一覧【2018年9月18日】【iPhone XS】

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Apple が、iPhone XS および iPhone XS Max に搭載しているデュアル SIM に関するサポートページを公開しています。

iPhone XS および iPhone XS Max、iPhone XR では、iPhone 史上初のデュアル SIM 搭載となりました。ただし、香港、マカオで販売されるモデル以外は物理的な nano – SIM と eSIM を利用するモデルのみの販売となります。デュアル SIM の採用により 2つのデータ通信プランの使い分けが可能とするものです。

さらに、DSDS（デュアル・SIM・デュアル・スタンバイ）テクノロジーを採用しているので、両方の SIM で電話の受発信ができます。

ただし、残念ながら Apple のサポート文書では eSIM 対応キャリアに日本の通信キャリアが含まれていません。国内で利用するユーザーにとっては、対応するまで宝の持ち腐れで終わりそうですね。

なお、2018年9月17日時点で確認されている eSIM に対応している通信業者一覧は下記になります。

1.eSIM に対応している通信事業者を探す

iPhone XS および iPhone XS Max では、nano – SIM で 1つ、eSIM でもう 1つ、合わせて 2つのモバイル通信プランを利用できます。

ユーザーの国や地域で eSIM 対応している通信事業者を確認してください。

なお、iPhone XS や iPhone XS Max で 2つのモバイル通信プランを利用する方法については、こちらの記事を参照してください。

2.通信事業者

1.オーストラリア（Australia）

T – Mobile

2.カナダ（Canada）

Bell
Virgin

3.クロアチア（Croatia）

・Hrvatski Telekom

4.チェコ共和国（Czech）

T – Mobile

ドイツ（Germany）

・Telekom
・Vodafone

・ハンガリー（Hungary）

・Magyar Telekom

6.インド（India）

・Airtel
・Reliance Jio

7.スペイン（Spain）

・Vodafone Spain

8.英国（UK）

・EE

9.米国（USA）

・AT & T
・T – Mobile USA
・Verizon Wireless

3.グローバルなサービスプロバイダー

・GigSky
・Truphone

※ Vodafone Spain、AT & T、T – Mobile USA、Verizon Wireless、GigSky は、今年度後半に対応予定

※ eSIM の利用には、iOS 12 と QR コード App または、eSIM に対応した通信事業者の提供している専用アプリケーションが必要になります。また、異なる 2つの通信事業者を利用するには、iPhone の SIM ロック解除が必須となります。

なお、公式にページには日本の通信キャリアは含まれていません。今後、

※ ITmedia が、各キャリア（SoftBank、au、NTT docomo）に確認したところによると、

au、NTT docomo は「未定。お客さまのニーズを見て決めたい。SIM ロックを解除すれば、他キャリアの eSIM は使えるようになるのではないか」、KDDI は「ハードウェアとして DSDS には対応しているが、eSIMの対応について、現時点で決まったことはない」とのことだったが、SoftBank は「対応を予定している」とのこと。ただし提供時期や料金プランなどは未定。

→ http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1809/13/news140.html

上記のコメントから見ても日本のキャリアは、積極的な姿勢を見せていないことは予測されます。今後、どのような形で対応するかわかりませんが、MVNO（仮装移動体通信事業者）、いわゆる格安 SIM との併用を考えていた方などはご注意ください。

https://support.apple.com/ja-jp/HT209096?afid=p231%7Ccamref%3A11lmYJ&cid=AOS-JP-Aff-PH

2018年11月7日：対応通信事業者に Canada（カナダ）の Virgin を追加

1.eSIM に対応している通信事業者を探す