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【レビュー】「DELL Canvas」レビュー。ついでに「Wacom Cintiq 27 QHD」の比較レビューも!

この記事は約18分で読めます。

DELL 株式会社が、2017年9月頃に販売開始をした 27 inch 液晶ペンタブレット「Dell Canvas」が気になっていたらお借りすることができるということで、借りてみました。ちょうど Wacom(ワコム)「Cintiq 27 QHD touch(以後:Cintiq 27 QHD)」も所持しているので、二つの比較も合わせてレビューしていきたいと思います

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1.本体編

「Dell Canvas」が届いてまず思ったのが箱はデカい!が、しかし!「Wacom Cintiq 27 QHD touch」がもっとでかい!

「Dell Canvas」と「Cintiq 27 QHD」の外箱比較

「Dell Canvas」と「Cintiq 27 QHD」の外箱比較

箱を開けると、「Dell Canvas」がコンパクトに収まっています。

「Dell Canvas」開梱

「Dell Canvas」開梱

本体が大きい割には重量が 8.4kg なので重いというほどでもなく、外フレームの厚み(23mm)とそこまでないので持ちやすく開梱や設置作業にはそれほど苦労することはありませんでした。女性の方でも重さがありますが、そこまで苦労しないで設置できると思います。

「Wacom Cintiq 27 QHD touch」下が「Dell Canvas」

「Wacom Cintiq 27 QHD touch」下が「Dell Canvas」

パネルサイズは 27 inch の WQHD(2,560 × 1,440 ドット)なので、実際に見ると顔を近づけて描くことになるので少々ドットの粗さが目につきます。

各液晶タブレットの画素ピッチ参考

各液晶タブレットの画素ピッチ参考

画面加工は、非光沢 Corning® Gorilla® Glass で耐久性があり光の反射をある程度緩和してくれます。色域は AdobeRGB カバー率は 100%、sRGB を 100% カバーしており最大表示色は 10億7,000万色なので、業務用として使用できプロの方でも安心して仕事で使えるといった性能ですね。キャリブレーションに関しては、ビデオカードによって色味が変わったりしますので調節が必要になります。

「Cintiq 27 QHD」の色域は AdobeRGB が 97%。最大表示色は 10億7,374万色(DisplayPort と 10 bit カラーに対応したビデオカードが必要)

ディスプレイ上の表示において発生する画面のちらつき(フリッカー)は、資料にはフリッカーフリーという項目はなかったので実際輝度を下げて動画撮影で確認したところ、フリッカー特有の縞模様は見受けられませんでした。

「Cintiq 27 QHD」のちらつき(フリッカー)は、コントラストを100%にしないとフリッカーのちらつきが抑えられないので、フリッカーフリーではない。

ベゼル(外枠フレーム)は「Cintiq 27 QHD」と比較すると縦上の幅が短く、左右に広い感じになります。縦下の幅は特に変わらない感じでした。

ベゼル横幅の比較、上が「Cintiq 27 QHD」、下が「Dell Canvas」

ベゼル横幅の比較、上が「Cintiq 27 QHD」、下が「Dell Canvas」

ベゼル上幅の比較、上が「Cintiq 27 QHD」下が「Dell Canvas」

ベゼル上幅の比較、上が「Cintiq 27 QHD」下が「Dell Canvas」

「Dell Canvas」の右端には、USB Type – C ポートとヘッドフォンジャックと 2つの標準 USB 3.0 ポートがあります。ディスプレイ出力は左側の裏側にあり、ケーブル接続が簡単にできます。

「Cintiq 27 QHD」だと、中央裏パネルにディスプレイ入力があり、ケーブルを交換したりするのは少々面倒です。)

出力は miniDisplayPort と mini HDMI、USB Type – C(DisplayPort 対応の USB Type – C)の 4系統になっています。出力に関しては、各規格に合わせたケーブル(USB Type – C to USB Type – C、USB Type – C to USB Type – A、miniDP to miniDP、miniDP to DP、mini HDMI to HDMI)が付属していますので、変換ケーブルはなくても接続は大丈夫です。

DELL Canvas:左側から電源、miini HDMI、miniDisplayPort、USB Type Type - C(DisplayPort 対応)

DELL Canvas:左側から電源、miini HDMI、miniDisplayPort、USB Type Type – C(DisplayPort 対応)

DELL Canvas:左側から電源、miini HDMI、miniDisplayPort、USB Type Type - C(DisplayPort 対応)

DELL Canvas:左側から電源、miini HDMI、miniDisplayPort、USB Type Type – C(DisplayPort 対応)

標準スタンドのチルト角度は水平から 10度です。実際設置すると思ったより角度を感じることはなくアニメーター机(動画机)で作業をしているようなくらいのゆるい角度に感じます。なので、角度を付けたい人は別売の専用スタンド(約 4万円くらい)を買うか、もしくは10Kg まで対応しているアームスタンド(VESA 準拠の 75/100/200mm マウント対応)を取り付けるという手もあります。

他にも台や積み上げた本で角度調節という方法もありますが、この方法を実際試してみるとディスプレイの下のベゼル幅の厚みが薄いので角度によっては滑りやすく、滑り止めシートを下においてもたまにズレたりして固定されないことが多かったので、あまりお勧めはできません。

メニューは上フレームの右側にあり、フレーム上のボタンを押すと各メニュー項目が画面に出てくるのでタッチ操作で選んでいきます。初期設定が英語の場合は、メニューを押して言語項目から日本語を設定しましょう。

DELL Canvas:画面の設定メニュー項目

DELL Canvas:画面の設定メニュー項目

タッチ機能の ON/OFF は上フレーム左側に物理ボタンがあり簡単に切り替えることができます。タッチ性能は 20 ポイントのタッチ認識が搭載されており両手でも同時にタッチコントロールができ、スクロールやお絵描き時の画面回転、拡大縮小でも反応がよく誤作動的なブレもおこらず快適に作業をすることができます。

2.アプリケーション編

DELL から提供されているカスタムソフトウェアがありこれをインストールすることで、デスクトップをより使いやすいようカスタムできるようになります。

他にも Palette という独自の新しいソフトウェアがあり、カスタムフローティングメニューを作成することによりタッチ機能を使ってのメニュー操作ができるようになり、作業の効率性を上げることができます。現時点ではサポートされているアプリケーションが限られています。

ただし、キーの組み合わせでのショートカットには対応しているので、サポートされていないアプリケーションでもショートカット用のタッチキーボードとして機能します。

あとは Windows 10 Creators Update からの機能になりますが、仮想タッチパッドを搭載していますので大画面のマウスを使うことなく作業することもできて便利になりますので、使ってみるのもいいと思います。

仮想タッチパッドの表示方法は、タスクバーを右クリックすると、メニュー欄にありますのでそれをチェック。するとタスクボタンがある通知領域にショートカットが出てきますのでそれをクリックすると画面に表示されます。

3.DELL トーテムデバイス編

ショートカットなどを割り当てられるダイヤル型デバイス「トーテム」が付属しています。ダイヤルメニューを表示させるにはホイールをプッシュする形になります。

DELL Canvas:トーテム

DELL Canvas:トーテム

このホイールデバイスは、「SurFace Dial」と違ってダイヤル部分を回すのではなく本体自身を回転させるタイプなので、固定ができない分あちこちに動いてしまい少々使い勝手が悪く感じます。

DELL Canvas:トーテム裏側

DELL Canvas:トーテム裏側

特に「Dell Canvas」を傾けた状態にすると「トーテム」がズルズル落ちしまうので、標準スタンドより角度をつけたい方は、他のデバイスを検討するのが良いかと思います。他にもメニューダイヤルが表示されるまで思った以上にラグがあったり、他の機能に変えようとホイールを押してもダイヤルメニューが出ないこともあったりと、改善が必要に感じました。

https://www.dell.com/ja-jp/work/shop/cty/pdp/spd/dell-canvas-kv2718d?VEN1=LOH0l%2F*PbwM-zKoHrWvGyhY8wTV4BNTHYg&LID=5990266&CID=58322&DGC=LS&DGSeg=bsd&acd=10591237981266160

4.ペン編

デジタイザーペンは WacomEMR(電磁誘導)式を採用した電池レスタイプになります。ただし、EMR(電磁誘導)式は feel IT Technologies バージョンのため Cintiq シリーズCintiq Pro シリーズのペンとは互換はありません。筆圧レベルは 2,048段階の解像度があり、傾き検知に対応しています。

DELL Canvas:DELL ペンとペン立て

DELL Canvas:DELL ペンとペン立て

DELL ペン(上)と Wacom クラシックペン(下)

DELL ペン(上)と Wacom クラシックペン(下)

ペンは程よい太さがあるのと、重さが約 13g なので軽くて使いやすいです。ペン先の芯は標準装備されているもの以外にも予備としてペン立ての中に入っており、芯は実際の鉛筆の硬さに合わせて H、HB、B の 3種類(各 2本)が付属しています。芯の太さは、Wacom 芯と太さも変わらないので互換性はある感じでした。

DELL Canvas:ペン立ての中に芯が付属

DELL Canvas:ペン立ての中に芯が付属

1.画面とペンの視差

視差はある程度ありますが「Cintiq 27 QHD」よりは全然少ないです。視差の比較だと Wacom「Cintiq Pro 13 HD(2015年モデル)」と同じくらいなので、初期値だとポインターが視差の分若干内側にズレるので、調節をしないと絵を描くときに違和感があるかもしれません。

DELL Canvas:画面とペンの視差

DELL Canvas:画面とペンの視差

他の機種との比較は、視差が少ない順から

2.ON 荷重

ペン先が触れたことを検出する ON 荷重は、「Dell Canvas」の方が「Cintiq 27 QHD」より力を加えないと反応しにくい感じではあります。ただし筆圧が弱くても途切れることなく描けます。

比較として筆圧が弱くてもペンが反応する順として

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