【VESA】5K ディスプレイにも対応した新規格 “DisplayPort™ 1.3” を発表

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映像周辺機器に関する規格策定を行う業界標準化団体 VESA®︎(The Video Electronics Standards Association)が、5K ディスプレイに対応した “DisplayPort™ 1.3” を発表しています。

目次
  1. 1. “DisplayPort™ 1.3” について
  2. 2. VESA 関連記事一覧
  3. 3. コメントを残す
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“DisplayPort™ 1.3” について

5K ディスプレイなどの高解像度ディスプレイへの出力に対応
  • ・現在広く使用されている “DisplayPort™ 1.2a” では、5.4 Gbps x 4 レーンの合計 21.6 Gbps だったのに対して、”DisplayPort 1.3″ では、8.1 Gbps x 4 レーンの合計 32.4 Gbps へ帯域幅が拡大しています。
  • オーバーヘッドを考慮した非圧縮映像のスループットも 25.92 Gbps を誇るので、1 本の DisplayPort ケーブルで 5K ディスプレイなどの、より高解像度のディスプレイへの出力が行えます。
  • ※ 5K:5,120 x 2,880 px
  • また、”VESA Coordinated Video Timing” を利用することで、4K UHD ディスプレイのデュアル ディスプレイ構成も可能です。
  • ※ 4K:3,840 x 2,160 px
  • なお、引き続き VGA、DVI、HDMI へのビデオ変換もサポートしているほか、”HDCP 2.2″ および “HDMI 2.0 with CEC(Consumer Electronics Control)” のサポートも追加し、コピー プロテクション付きの 4K ビデオなど、TV 用途での DisplayPort の有用性も高めます。
  • また、”DisplayPort™ 1.3″ では民生用デジタル テレビ インターフェースで一般的に利用されているビデオ フォーマットである 4:2:0 ピクセル構造のサポートも追加されているので、将来的な 8K x 4K ディスプレイのサポートも行えます。
USB などのインターフェースの利用も行える “DockPort™” にも対応
  • ・2014 年 1 月に発表された “DisplayPort™” を使って USB などのインターフェースを利用できるようにする “DockPort™” も含まれており、2 レーンで 4K ディスプレイ(60 Hz/24 bit)に転送し、残りの 2 レーンを USB 3.0 などに割り当てるといった利用方法も可能です。

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